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TOSSランドNo: 2320440 更新:2012年12月12日

合唱コンクール前日、担任の願いを伝える語り


学校祭で学級は大きく成長します。
そんな手応えを感じた1日でした。

昨日は合唱の朝練習からスタートしました。
私は、8時10分に教室に行きました。ほとんどの人が教室に集まっていました。「練習を始めてください!」と言い残して、私は大輔君(仮名)と弁論大会の練習に行きました。図書室で3回読む練習をしました。5分の制限時間のところ、いずれも4分45~55秒。いい状態に仕上がりつつあります。
職員打ち合わせがあるため、1度、職員室に戻りました。ずっと、生徒だけの練習となりました。私がつかなくても指揮者の俊幸君の指示で、練習を進めていました。こちらも、いい状態に仕上がってきました。

コンクールまでカウントダウン!
昨日の放課後の練習から、1人ひとりの心に「決意」のようなものが生まれたのでしょう。歌うたびに、きれいなハーモニーになってくるのが実感できました。その流れで、朝練習も進められたようです。

打ち合わせが終わり、教室に入りました。
俊幸君を中心に並び方、礼の練習も行っていました。さすが中学2年生です。私が何も言わなくても、そういった部分も自分たちで確認ができます。
緊張感は本番そのものでした。「移動は素早く!」「隣の人を覚えてください!」という俊幸君のアドバイスも適切でした。私は感心して、その様子を教室の後ろから見ていました。
リーダーの指示に従うというのは、集団で活動するための大原則です。
俊幸君の指示に対し、「わかりました!」という明るい返事に学級のまとまりを感じました。

最後に、本番を想定した練習を行いました。
朝は思えないほど、声が出ていました。それだけではなく、表情がとても良かったことが印象的でした。

  『自分たちの合唱を聞いてもらいたい』という気持ちでステージに立とう。

昨日までの練習で、私は何度も呼びかけました。
生徒の心に、その呼びかけが伝わったことをうれしく思っています。

10時から合唱の学年練習がありました。
各クラスが本番同様に、課題曲と自由曲を歌いました。当日の発表順番に従い、B組→C組→A組の順番でした。肌寒い体育館でしたが、歌うマナーも聞くマナーもしっかりとしていました。2年生のレベルの高さが伝わってきました。  

すべて発表が終わり、山西先生が講評を発表しました。

    課題曲がもうひとつ、声が出ていませんでした。
    自由曲はきれいなハーモニーで歌っていました。

「楽しそうに歌っている」という印象がありました。
私は体育館の後方で聞いていたのですが、山西先生と同じ印象を持ちました。
練習が始まる前、私は次のように言いました。

    最初の一声、ここに全神経を集中させよう!

ステージの前で発表するのは、やはり緊張するものです。1度、体育館練習をしているものの、聞いている人がいるかいないかでは、随分と気持ちが違ってきます。

合唱は、歌い始める前が1番緊張するはずです。でも、最初の音が取れれば、最初の音がいつも通りに歌えれば、思い切り歌うことができます。それと反対に、「見られている!」という思いが焦りを生み、最初の音に失敗すると、どんどん早くなってしまうのです。

課題曲、最初の一声がいつもより弱いように感じました。男子では秀樹君(仮名)、稔君(仮名)、佳彦君(仮名)が引っぱったのですが、全体的にはまだまだ十分な声量とはいえませんでした。「これも、緊張なのかな?」と思いながら聞いていました。私の採点では、50点ぐらいでした。

気分を切り替えて自由曲。伴奏は良子さん(仮名)から希望さん(仮名)にバトンタッチ。歌う位置もここで変わります。この短い時間がプラスに出たのかも知れません。
自由曲は、第一声から迫力がありました。
「『ロビンソン』を歌いたい!」という思いを笑顔で表現してくれた美沙さん(仮名)、真穂さん(仮名)、みどりさん(仮名)。最後尾からみんなを励ますように大きな声で歌った麻衣子さん(仮名)、真美さん(仮名)、正幸君(仮名)。大きな口を開けて歌って綾乃さん(仮名)、由真さん(仮名)、卓也君(仮名)、正馬君(仮名)。

何よりもうれしかったのは、29名全員が指揮者の俊幸君をしっかり見て歌っていたことです。
ステージに上がると、頼ることができるのは自分自身と指揮者です。指揮者をしっかりと見ているということは、そこに信頼感があるということです。朝の合唱練習でも感動しましたが、学年練習での合唱もジーンときました。

     真面目に、真剣に、それでいて楽しく、笑顔で…。

これ以上、何を望むのでしょうか?
1度目の発表後、体育館の脇で私がコメントしました。
次につなげるため、「焦るとどうしても早くなってしまうので、ゆっくりゆっくり音を確かめながら歌うこと」とアドバイスしました。それ以外は、私からの注文は何もありませんでした。

明日、コンクール本番です。
歌い終わったとき、心に《感動》があるのなら、今までの練習は間違っていなかったことになります。500人近くの方が合唱を聴いてくれるのです。こんな機会は、滅多にありません。
学級の仲間と同じステージに立ち、同じ歌を歌える喜びを噛みしめながら8分間を過ごしてくれたのなら、私は何も言うことはありません。


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