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TOSSランドNo: 6985875 更新:2016年01月05日

クラス全員が楽しめるタグラグビーの指導法(6)


1.1人対1人の通り抜けゲームをしてみよう!

Ws436

「ボールを持って走る人(攻撃側)」と「相手のタグを取って前進を止める人(守備側)」の1人対1人でプレーします。
 1人対1人なので、コートの広さは、バスケットボールのコートの半分程度も良いでしょう(バスケットボールコート1面すべてを使っても良いです)。

① 教師の合図が出たら(または、攻撃側がボールを30cm程度投げ上げ、それを自分でキャッチしたら)攻撃のスタートです。
② 守備側は、予めコートのセンターライン上に立っていて、攻撃側が走ってた来たら、腰の左右にあるどちらか一方のタグを取ります。
 (センターラインというのは、コートを「日」の漢字に見立てて言うと、三画目の線のことです)
③ タグを取られずにボールを持ったままエンドラインを越えて、床にボールを接地させたら「トライ」となって攻撃側の勝ちです。
  インゴール(トライできるエリアのこと)が狭い場合は、「エンドラインを走って超えるだけ」でも得点(1点)とみなします。
④ 走ってくる攻撃側の選手のタグを左右1本でも取ったら、守備側の勝ちとします。攻撃側に得点は入りません。
⑤ 野球と同じように「攻守交代制」を取ります。前半2分(攻撃)→ハーフタイム30秒→後半2分(守備)という感じです。
⑥ 一人2回攻撃したら攻守を交替するという仕組みにすることもできます(この方が攻撃の機会が平等に訪れます)。
⑦ ゴール付近に得点板を用意しておいて、得点をあげた攻撃側のプレーヤーは、自分で1点を追加する仕組みにしておきましょう。

このゲームにも、「変化のある繰り返し」を適用することができます。スモールステップで動きの難易度を上げていくわけです。

【レベル1】守備側は、センターライン上を左右に動くことしかできない。「日」の三画目の線上を動くだけ。
【レベル2】守備側は、自陣のエリアの四角の中を自由に動くことができる。

Ws439

 この動きをするにあたっての留意点があります。事前に子供たちに知らせておいてもよいし、こうしたプレーが発生してから、全員で対応策を確認しても良いでしょう。 

【通り抜けゲームの際の留意点】

(1) 守る人(タグを取る人)は、両手を広げて待ち構えてはいけない。
   →正規のタグラグビーゲームでも禁止されているプレーです)

(2) 攻撃する人(ボールを持って走る人)は、守備側が自分の前に立ちはだかった時は、後ろに下がらないで、左右にかわすようにする。
   →学習が進んで行ってタグラグビーゲームに発展した際にも、必要となる大切なプレーです。

下に動画へのリンクがあります。ご参照ください。

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2.複数対複数の通り抜けゲームをしよう!

場づくりは、以下のようになります(例)。大切なのは、成功体験を確保するために「守備側の人数を攻撃側の半数とする」ということです。
ボールを持って走る場合もあるし、ボールを持たないで走る場合もあります。

Ws440
Ws442

① 攻撃側は何らかの合図でスタートし、相手のゴールラインを越えてトライを目指します。
  スタートは全員一斉でも、時間差をつけてもかまいません。それも一つの作戦です。
② 攻撃側が、腰の左右にある2本のタグを、1本も取られないでゴール(トライ)できたら「1点」となります。
③ ゴール近くに得点板を置いておき、得点者は自分で得点を入れるようにします。
④ 守備側は、【レベル1】や【レベル2】、【レベル3】などの「決められた範囲」を「「決められた人数だけ」で動くようにします。
⑤ 守備側が決められた範囲を守らずにタグを取ってしまった場合は、すぐにタグを返して攻撃のやり直しをしてもらいます。
⑥ 前半2・3分-ハーフタイム【攻守交代】-後半2・3分として、点数の多い方が勝ちとなります。

ここは、子どもたちによく考えてもらう場面です。アクティブラーニングができるように、子供達に発問を投げかけましょう。

発問1:

攻撃側は、それぞれの選手が、どのタイミングで、どこを、どのように走ったら、たくさん得点できるだろうか。

「チームで相談しなさい」という場面です。子どもたちの発意・発想に期待したい場面です。
作戦を考える観点があります。

【攻撃の作戦の観点1】 ゲーム開始前の立ち位置をどうするか。

① 攻撃側メンバー全員が、スタートラインに均等に並ぶ。
② メンバーを二分して、左右の端に並ぶ。
③ 全員が一か所にギュッと集まって並ぶ。
④ 縦に並ぶのか、横に並ぶのか考える。

【攻撃の作戦の観点2】 どのコースをどのように走るのか。

⑤ タッチライン際の端を走るのか、中央を走るのか。それぞれ何人が、そのようなコース取りをするのか。
⑥ 守備側がいるセンターラインまでに、どのようなコース取りをして守備側を混乱させるか。
⑦ ジグザグに進むのか、それとも大きく左右に揺さぶりをかけるのか。直進するのか。 

【攻撃の作戦の観点3】 どのようなタイミングで走るのか

⑧ 全員同時にスタートするのか。時間差をつけていくのか。
⑨ 時間をつけてスタートする場合は、誰がどの順番で走り始めるのか。
⑩ 途中で守備側を引き付けたり、空いている空間を作り出すのは、誰か。

以上のことを、一度にドサッと提示しても、子供達は消化不良を起こします。話し合いも活性化しません。
まったく教えないで、子供たちの作戦の中から動きが生まれてくるのを待つか、あるいは、「一つか二つだけ」を教えてあげましょう。
何回かゲームを行う中で、子供達の経験値が上がってくると、工夫は生まれてくるものです。
そうした子供たちの工夫を逃さずにキャッチして、褒めてあげましよう。
どのような観点をどの時期に子供たちに提示するのかは、学級担任の先生方ご自身でご判断ください。

 
 
 
以下にリンクがあります。ご参照ください。

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