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TOSSランドNo: 2106277 更新:2015年04月11日

鉄棒前回りの怖い子が必ずできるようになる指導法~ポイントは鏡だった~


家にある「洋服かけ」を準備する。高さも変えられるし、鉄棒も少し太めで握りやすい。下に、布団2枚と座布団を5枚置いた。座布団は高さを調整できる。おなかが痛くならないように、タオルを巻き、落ちないように手ぬぐいを結ぶ。

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最初は、座布団5枚でふとんもあり、怖くないだろうと思っていたが、それでも「つばめ」から(足は座布団についている状態)頭を前にすると体が硬直してしまう。トラウマである。そこで、鉄棒から離れて、膝をついた状態で「ただの棒(私は箒を使った)」を持たせ、頭を下にするだけの練習に取り組んだ。これは何度か練習してできた。次に立った状態で同じように、棒を持って頭を下にする練習をした。時間がかかったがこれも少しずつできるようになった。1日目はこれで終わった。

次の日、自作の鉄棒で同じようにしてみた。すると、昨日よりも頭が下がるようになった。足はついている。その状態で「腰にてぬぐいがあるから、絶対に落ちないよ」と声かけをして、足を浮かせてみた。やはり体がこわばる。そこで、姉(5年生)に同じ状態から前回りを何回かしてもらう。その後、やらせてみるとゆっくり回ることができた。布団と座布団がいっぱい下にあるので、回った後に寝る状態に近いが、とにかく「回る」ことができた。

何度か回ると、娘から「てぬぐい、いらない」と申し出があった。そこで、てぬぐいを取る。回れる。この日はその後、座布団を2枚減らして、さらに鉄棒の高さを5cmほど上げて練習。恐怖心もなく回ることに慣れていたようだった。

次の日、家で同じように練習をした後、学校へ行き鉄棒をした。すると、つばめはできたが、頭が一向に下がらない。体が硬直してしまっている。「地面が固いから怖い」とのこと。そこで、一度家に帰り、大きなゴミ袋に座布団を入れて、再度学校へ。鉄棒の下に座布団を置いてやってみる。しかしできない。靴を履いているからかと思い、靴を脱がせて、家と同じ状況でさせてみる。手ぬぐいもまく。しかし体の硬さは取れない。トラウマとは、ここまで強いのかと驚いた。

次の日、家で繰り返し練習。家ではくるっと前に倒れることができる。座布団や布団があると回れる。「もう大丈夫。学校でもできる。」と言うので学校へ行ってやってみる。しかし・・・。つばめから前に行こうとすると体がギュッと硬くなる。無意識に力が入るのである。できないまま、二人で家に帰る途中、なぜか「鏡を見せてみよう」と思いつく。そこで、次のように大きな鏡をセットして練習してみた。

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そして、反対になった自分の姿を鏡で見せた。するとびっくり、娘はパッと手を離し、布団干しがすぐに出来たのである。

A

明らかに何かが変わった瞬間だった。力が抜けたというか、反対になった自分の姿をメタ認知したことで、脳ができると理解したというか、とにかく何かが変わったのである。次の瞬間、「もう一回、学校に行く!」と声を上げた娘。再度学校へ。鉄棒の前に立った時に「できる」という確信があった。娘は、あっさり学校の鉄棒で前回り。何度も何度も。本当に嬉しい瞬間だった。もし、鉄棒の前回りが怖い子がいたら、是非実践してみていただきたい。


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