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TOSSランドNo: 1145134 更新:2012年12月12日

TOSS中学社会の底力! 基礎学力を保障する『学力補強プリント』の完成


TOSS中学社会から画期的な教材が誕生した。
『中学社会・学力補強5分間プリント』である。
私が17年間実施してきた「復習小テスト」をベース(詳細は『TOSS向山型社会』26号を参照)に、TOSS代表・向山洋一先生のアドバイスをいただき、システムを修正して誕生したテスト教材である。
特徴は、次の3点である。

(1)1回目は、なぞり書きを行う。間違った字で覚えることを防ぐためである。
  これだけで、漢字の間違いは激減した。

(2)2回目のテストには、解答欄にルビをつけた。
  ルビがヒントになるとともに、重要語句の読み方を定着させるねらいがある。

(3)「追試」のシステムを選択制とした。
  「追試」というシステムは有効であるが、教師と生徒の関係により、「追試」が難しい場合もある。
  誰もが気軽に取り組めるように、「追試」をしなくても学力を保障できるようにシステムを簡略化した。

出題される問題は中学校で採用されている8社の教科書、および、47都道府県の入試問題を分析して選ばれた最重要語句である。
『中学社会・学力補強5分間プリント』の効果は、前任校で実証済みである。
進学塾もなく、受験競争と無縁(地元の高校は定員割れ=志願者全員が合格する)の学区にあって、TK式標準学力検査で偏差値57を記録した。
 3月、その生徒達が高校入試に挑んだ。今年も、入試会場にプリントの綴りを持ち込んだ生徒がいた。生徒にとっては単なる復習プリントではない。3年間の努力の結晶なのである。
4月に異動したため詳しい数値は差し控えるが、入試後に発表された有名進学塾の予想平均点を2割弱上回る結果となった。満足できる結果を残してくれた生徒達に感謝の気持ちでいっぱいである。

『学力補強プリント』のユースウエアも、以下の通りシンプルに再構成した。

(1)授業開始とともにプリントを配る。1回目は、鉛筆で丁寧になぞり書きをする。目標時間は約3分間である。
  早く終えた生徒は、机に指書きをして待つことになる。やるべきことが明確なので、生徒は黙々と取り組む。

(2)授業開始とともにプリントを配る。ルビがふってあるので、生徒全員が答えを書くことができる。
  成功体験を味わいながら、少ない労力で重要語句を覚えることができる。ここでも、早くできた生徒は指書きをする。

(3)3回目は,何も見ないで挑戦する。1、2回目と問題の配列が変わっているので、緊張感を持ってテストに臨むことになる。
  間違えた問題やできなかった問題は、もう一度、赤鉛筆でやり直しをする。全問正解なら100点、やり直しをしても100点となる。
  成功体験で終わるのが最大のポイントである。

4月から、現在校で実施している。
生徒からは「覚えやすい」「テスト対策に最適だ」と、大好評である。
今週末、初めての定期テストが実施される。昼休みや放課後は、プリントの綴りを見ながら問題を出し合っている生徒の姿が見られる。

地理・歴史・公民の各三分野、1セット(20人分)7200円での販売となっている。18人のクラスだと1セット、35人のクラスだと2セットとなる。
申し込みは、東京教育技術研究所(Fax:03-5702-2384)まで。

『社会科教育』2004年7月号の特集は、《授業に組み込む"テスト勉強術"》であった。
TOSS中学社会のメンバーは『学力補強プリント』を取り上げて、その有効性を論じた。そのメンバーとは、次の通りである。
  進士かおり氏(三重県) 浜田勇一氏(愛知県) 山辺慎太郎氏(北海道) 冨士谷晃正氏(滋賀県) 大森和行氏(茨城県) 小川晶子氏(岡山県)
  石川恵氏(栃木県) 染谷幸二(北海道)

『現代教育科学』2004年7月号でも、私は《「復習小テスト」をベースに新教材の開発》という論文を発表した。
『学力補強プリント』は他のTOSS教材同様、《できない生徒》の学力を伸ばし、《できる生徒》の学力を伸ばすことを論じた。論文の中核は、実際にプリントを学習している生徒の生の声である。

『社会科教育』2004年7月号が手元に届いた夜、私は次のメールを発信した。
タイトルは「社会科教育7月号は必読です!」であった。

染谷幸二です。
社会科教育7月号は必読です。
TOSS中学社会の一人勝ちです!
特集は、《授業に組み込む"テスト勉強術"秘策30》。
メインは、何と!
4月に東京教育研究所からは発売された「学力補強プリント」です。
学力補強プリントを使った授業報告もあり、どれも力がある論文です。

他の研究団体の方が書いた論文もありますが、学力論が抜けています。学力を向上さえるためにステップがありません。
学力補強プリントは、「3回同じ問題」です。
3回で、学力を保障するのです。
そこには、《学力が伸び悩んでいる生徒は1度の学習で覚えられない》という思想があります。
目の前の生徒を見ているから、そう思えるのです。
       俺だって、テストで点数をとりたい。
       でも、なかなか覚えられない。
       頑張っているのに点数が伸びない。
そういった生徒を何とかしたい!
その一念から誕生したプリントです。
もちろん、私も使っています。生徒から、絶大なる評価を得ています。
最初の「なぞり書き」では、教室がシーンとなります。
力を入れて書くため、生徒はシャープペンシルの使用をやめました。全員が鉛筆です。
執筆いただいたTOSS中学のメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。
「学力補強プリント」は、東京教育研究所で販売中です。

Fukusyuupurinnto

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