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TOSSランドNo: 4046086 更新:2014年05月31日

3人の有名人から学ぶ「感謝の心」


中学校3年生、部活動の最後の大会の前に、感謝の気持ちをもって日々の生活や部活動に取り組ませたい。3人の人物の生き方を通して、感謝の心が自分の力を最大に発揮する近道になることを教えたい。

説明1:

パワーポイントのコンテンツを使って授業を進める。

今日は、3人の人物を紹介します。
3人に共通する生き方を考えます。

一人目はこの人。(画像)
誰ですか?(指名)
そう、オバマ大統領、バラク・オバマです。(クリック①)
アメリカの44代大統領です。(クリック②)
しかも、初の黒人の大統領。(クリック③)
  

会ったことがある人?
会ってみたい人? 
などの対応で授業に巻き込む。
2014.4-23-25に来日したことにも触れる。

発問1:

どうして、彼は黒人であるという「人種」の壁を乗り越え、大統領になることができたのでしょうか?(クリック④)

指示1:

その理由を、できるだけたくさんノートに個条書きにしなさい。どんな理由でもいい。ちょっとでも「これかな」と思ったことでもかまいません。

その後、発表させる。どんな意見も認める。
・夢だったから  ・キング牧師を見て育ったから
・差別をなくしたいと人々に訴えたから
・努力し続けたから  ・あきらめないで挑戦し続けたから
などの反応があった。

説明2:

オバマ氏は、ハワイで生まれました。母親と父親は小さい頃に離婚し、ハワイ、インドネシアなどを転々とし、母親とおじいちゃんおばあちゃんと4人暮らし。(クリック⑤)

オバマ氏は、「肌の色が黒い」「太っている」ということで少年の頃、いじめを受けていました。
友達もあまりできず、孤独な少年時代を過ごしました。
頼れるのは、いつもお母さんでした。(クリック⑥)

指示2:

ここまでの感想をどうぞ。

説明3:

オバマは10歳のとき、離れていた父親と再会しました。(クリック⑦)
そこで、「黒人として堂々と振る舞うこと」を学び、(クリック⑧)
またバスケットボールをプレゼントされました。
それがきっかけで、勇気を出してオバマは高校で白人学生とともにバスケットクラブに入り、(クリック⑨) 初めて「仲間」と言える人達ができました。

説明4:

高校に入ると、母親とも離れて暮らしていました。
バスケットボールクラブをがんばっていました。しかし異人種の意識がどうしても抜けず、気をまぎらわすために酒や麻薬に手を出してしまいました。成績も伸びず、思うようにいかなかった高校時代でした。(クリック⑩)

発問2:

オバマさんは、この後どうなってしまうと思いますか。

指示3:

予想してノートに書きなさい。
後で、予想を発表してもらいます。

・心がおれた。
・すぐには、母親の話を聞かなかった。
・立ち直った。  ・よくなっていった。  ・変わった。  ・よくなった。
という予想だった。

説明5:

しかし、オバマさんを心配した母が手紙を出したり、大学の勧めなどをしてくれて、立ち直りました。
なんとか無事に高校を卒業することができました。

オバマさんは大学生になり、肌の色を気にせず活動する学生と多く出会います。
その中で、今まで使っていたアメリカ風の「バリー」という呼び名をやめて、本名の「バラク」を名乗り始め、自分らしさを前面に出し始めました。祖父母も、オバマさんの学生生活を応援してくれました。オバマは、非常に充実した学生生活を送ることができました。

オバマさんは大学を卒業後、法律事務所で勉強を始めました。
そこで、指導者となってくれたのがミシェル。オバマさんの妻となった人です。
オバマさんは、演説の中で妻について、このように言っています。(動画①)

説明6:

実は、オバマ氏の両親、支えてくれた祖父母はすでに亡くなっています。
オバマは家族について、このように言っています。(動画②)
また、演説の場面、多くの聴衆を前にこのようにいっています。(動画③)

発問3:

オバマさんが大統領になれたのは、どうしてだと思いますか。
(ここは、オープンな発問である)

指示4:

『自分をかかえてくれた人への(     )を忘れなかったから』(クリック⑪)
(     )にはいる言葉をノートに書きなさい。

ここでは、あえて(     )に入る言葉を確認せずに、次に進む。

説明7:

2人目はこの人です。(クリック⑫)
2008年の北京五輪金メダリスト、ソフトボールの上野投手です。
小学校で県大会優勝、中学校で全国制覇。高校2年の時最年少で参加した1999年世界ジュニア選手権で優勝に貢献。
2004年のアテネオリンピックではオリンピック史上初の完全試合、そして銅メダル。
2008年北京オリンピックでは、2日間3試合413球を投げ抜き、日本の金メダルに大きく貢献しました。(説明できる範囲で説明するが、言葉は短く)

発問4:

一日にどれくらいの練習をしたと思いますか。

最初に3時間という声が上がったので、それ以上?それ以下?と聞いて、それ以上と言った子を指名した。最高は、6時間という子がいた。
それくらい練習をしたのでしょうね、とさらりと対応した。

発問5:

練習を休みたいと思ったことはないのでしょうか?

畳み掛けるように問いを出しました。
オリンピックに出るくらいの選手なのだから、休みたいと思ったことはなかった、と答える生徒がほとんどでした。
ここもまた、さらりと対応した。

説明8:

小学校の頃の様子をお母さんが話している映像です。(動画④)
オリンピックに出るような選手でも、みんなと同じように、「練習が大変で」休みたくなる時もあるのですね。
決して天才的な才能があったわけでもなく、練習を積み重ねることで力をつけていった上野選手。

説明9:

現在、上野選手は、中高生を対象としてソフトボール教室の講師を務めています。
(クリック⑬)
その中で、毎回上野選手が話す言葉です。
「私の周りには、親の悪口を言うような友達はいなかった。
大好きなソフトボールをやれているのは親がいるから。とみんながわかっていた。
親の協力がなくなれば、ソフトボールができない。
それがわかっていたからいつも親のありがたみを感じ、感謝の気持ちを忘れなかった。

指示5:

上野さんは、さらに次のように言います。目で追いながら、先生が読むのを聞きます。

説明10:

私は出会った人々すべてに恵まれていた。
先生、親、指導者、自分では用意できない、私を取り巻く環境すべてが恵まれたものだった。
そういう人たちの助けがあったからこそ、金メダルを獲ることができたのだと思う。私のしたことは、本当にちっぽけなことだ。だけど、周りにいる人たちが、大きな価値のあるものに変えてくれた。だからこそ、出会った全ての人たちへの(        )を忘れたことはない。

指示6:

最後の(     )の中に入る言葉を予想してノートに書きなさい。

ここでも、あえて答えには触れずに、次に進む。

説明11:

3人目はこの人。(クリック⑭)
世界に羽ばたく電気の会社、パナソニック。Panasonicグループの創始者、松下幸之助さんです。(クリック⑮)

説明12:

明治27年、お金持ちの家に生まれた松下幸之助さん。
お父さんが仕事を失敗して、小学校4年生で学校を辞めざるを得ませんでした。兄弟姉妹が8人の末っ子でしたが、次々と兄弟姉妹、そして両親もなくなり、28歳には一人っきりになってしまいました。親戚もありませんでした。体も大変弱く、入退院を繰り返しました。
そんな中でも、松下さんは起業をしたのです。(クリック⑯)

説明13:

また、松下さんは会社が大企業となってからも、面接を自らで行っていました。そんなときにこんな質問をしていました。(動画⑤)
「君はこれまで、運が良い方でしたか、悪い方でしたか?」

発問6:

あなたは、「君はこれまで、運が良い方でしたか、悪い方でしたか?」と聞かれたら何と答えますか?

続きの動画を流す。(動画⑥)

指示7:

「運が良かった」という人は、周りの人に助けられてきたという、(      )がある人物、と松下さんはとらえたそうです。
(     )の中に入る言葉をノートに書きなさい。

説明14:

松下幸之助さんは、このように言います。
「ありがとう」と言う方は、何気なくても、言われる方はうれしい、「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう。
松下さんにとって、感謝の気持ちを表すための行動なのですね。

指示8:

オバマ大統領。上野由岐子選手、松下幸之助さん。
3人に共通していたキーワードは何でしたか。

「感謝の気持ち」という言葉が出てくる。

発問7:

昨年の先輩たちは、どんな行動で、感謝の気持ちを伝えていたでしょうか。

指示9:

思い出してノートに書きなさい。

・手紙やメッセージを書いてくれた。
・小さなことでもありがとうと言ってくれた。
・心遣いがすごかった。
・笑顔で話しかけてくれた。
・部活でミスをしても「大丈夫だよ」とか優しい声をかけてくれた。
・大会で自分も緊張しているのに、励ましてくれた。
・チームの雰囲気を盛り上げてくれた。
などのことを振り返った。

説明15:

先輩たちは、家族や先生方へも感謝の気持ちを行動で示していました。
練習試合のために、朝早く起きてご飯の準備をしてくれるお母さんやおばあちゃん。
練習試合の時に、送り迎えをしてくれるお父さんやお爺ちゃん、そして、いつも応援してくれる家族や先生。
自分たちの力を最大限に引き出すための練習方法やサポートの方法をいつも一生懸命に考えて下さる先生方、に様々な方法で感謝の気持ちを伝えていました。

発問8:

さて、みなさんは、自分の感謝の気持ちをどんな行動で、後輩や家族、先生たちに伝えますか。

指示10:

ノートに書きなさい。

この後、シーンとした時間が5分ほど流れた。
真剣になって、自分にできる行動を考えていた。
・教えてくれた先生に感謝しながら練習する。
・ありがとうってたくさん言う。
・結果を出すことを第一にして、その結果で感謝を伝える。
・いつでも全力で練習に励む。
・アドバイスや注意されたことは素直に聞く
・最後まで笑顔でいる
・練習してくれた人や物に感謝する
・思ったその時に感謝の気持ちを伝える
などの決意があった。
その後、部活動でキャプテンとして後輩に感謝の気持ちを持って練習するように話して聞かせた生徒もいた。練習で砲丸を投げるたびに「ありがとう」と砲丸に感謝の気持ちを伝えたところ、スランプから立ち直ったという生徒もいた。
橘直人氏の授業を修正追試させていただいたことで、学級が一歩前進できた。
橘氏の授業は、コンテンツも準備されており、中学校3年生の5月6月には大変お奨めの授業である。


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