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TOSSランドNo: 2975866 更新:2014年02月22日

学級活動・全校集会活動大事典 班長のいない班経営を


班長を固定せず,「班の全員に番号をふる。」「場面に応じて,班長の役割を番号により指示する。」
という方法をとることで,学級全員が班長を経験することができます。
※原典は,横田経一郎氏論文※

向山洋一氏は言う。

小学校教育のある部分を論ずる時に固定的な響きのある「リーダー」という用語を使う人がいる。
例えば「リーダーの素質がある」「リーダの役割を与える」というようにである。
 私はこの「リーダー」という言葉が嫌いである。ここ7,8年は,書き物の中にこの語を使った覚えがない。
もちろんこれは,言葉に責任があるわけではない。「リーダーの素質がある」と言う表現をもたらすような「教育方法」が私は嫌いである。
おそらくは「リーダー」を必要とする「教育方法」の裏にある「教育観」も,また私は好きになれないように思える。
(『教師の成長は子供とともに』明治図書 p42)

私も向山氏の論に賛成である。小学校の段階で「リーダー」にふさわしい素質に大きな差があるとは思えない。
誰でも学級組織の中で「リーダー」の働きはできる。
うまくいかない場合も当然でてくる。しかし,それはそれでよい。
責任をまかされたという経験が,子どもたちを成長させることこそが大切だからである。
おおよそどこの学級にも「班」が組織されているだろう。私の学級にも「班」がある。
学習・生活面において,4,5人で構成された「班」があると,いろいろと都合がよいからである。各班には,班長をおくのが普通であろう。
班をまとめる必要があるだろう。
私は班長をおかない。「リーダー」の役割を固定したくないからである。
「リーダー」の役割を固定しないためには,向山氏のようにジャンケンによって班長を決めることもできる。
私は次のようにしている。

(1) 班の全員に番号をふる。(例えば,班員が4人の場合は,1から4の番号をそれぞれふる)
(2) 場面に応じて,班長の役割を番号により指示する。(例 今日の班での話合いは,2番の人が司会をします) 

このような方法をとることにより,次のような効果が得られる。

(1) 学級全員が班長になれる。
(2) しかも,いろいろなことを均等に経験することができる。
(3) いつ自分の順番がまわってくるのかわからないのでスリルがある。

番号を指示する場面はたくさんある。

「班長会議をします。1番の人は集まってください」

班長会議のように定期的に行われる場合は,計画的に番号を指示したい。こうすれば,誰でも班長会議に参加することができる。

「2番の人,班が全員そろっているかどうか確認しなさい」

校外学習の際,班員を確認するときもこうすれば混乱なくできる。誰が確認することになるかわからないので,子どもたちは集中する。

「今日の話合いは,3番の人が司会をします」

こうすれば,誰でも司会を経験することができるわけである。

その他,事務的なことを処理するときに便利である。

「プリントをくばります。4番の人はとりにきなさい」

こう指示すれば,混乱することなくプリントをくばることができる。「誰かとりにきなさい」といったのでは,我も我もと大騒ぎになる。

例えば、理科室で実験器具を配る時は,次のように指示をすると混乱することはない。ビーカー,ロート,ろ紙を配る場面とする。

指示1:

「1番の人,ビーカーをとりにいきなさい」

指示2:

「2番の人,ロートをとりにいきなさい」

指示3:

「3番の人,ろ紙をとりにいきなさい」

指示4:

「4番の人,全部揃っているか確認しなさい」

こう指示すれば混乱なく準備ができる。 


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