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TOSSランドNo: 8453279 更新:2012年12月13日

根本式リズム太鼓のユースウェア


1. 根本正雄氏講座テープ起こし「初心者も安心!誰でもできる体育授業のマネージメント」

それでは,第1講座はマネージメントということで,マネージメントというのは,効率のよい,無駄のない授業づくりをするために,学習技能ですね。どういうところに気をつけていったら,無駄がないかという講座をしてみたいと思います。

 今日は時間がありませんので,4つだけ。

 最初に,私がいつも使っておりますのはリズム太鼓といいます。正式名はモンキータンバリンといいますけれど。今日,販売されているようです。ご自分のを持ってきた方?(数名挙手)

 ぜひ太鼓の使い方を講座でやってほしいという要望がございましたので。
 まず持ち方ですけれども,取っ手がついていますので,これを持っていただいて,これをこう(縦に)持つのか,それともこう(横に)持ったらいいのか,それとも斜め45度くらいがいいのか。
 ちょっと聞いてみたいと思います。いい音を出すために,こういう持ち方(縦)がいいと思う人?じゃあ,こう(横)?斜め45度?
 先生,どうしてですか(参加者に斜め45度を選んだわけを聞く)。

 じゃあ,ちょっとやってみますので。
 まず,これ。(縦,横,斜めと叩いてみる)
 どうでしょうか。<あまり違いが分からず,笑いがこぼれる>
 これ(縦と横)は違いますよね。こう(縦や横に)持ってる人,いますね。

 一応私の場合は,45度で叩くようにしています。そのほうが打ちやすい。この方がいい音が出るということもありますけれど,持ちやすいんですね,こういう風にしたほうが。
 で,脇を閉めてやれば,自然にこうなります。というわけで,これは45度くらいにします。

 それから,バチ。バチの持ち方ですけれど,これで音が変わります。
 これで大事なのは,小指を上げたほうがいいでしょうか,乗せたほうがいいでしょうか。
 上げたほうがいいという方? 乗っけたほうがいいという方?
 聞いてくださいね。(小指を上げた場合と乗せた場合とを叩いてみる)
 変わんない。<爆笑>

 私の場合は上げます。上げたほうが力が抜けるんですね。持っていると力が入ります。力が入って,重苦しく。はなすと軽く打てます。
 というわけで,小指をはなして,私の場合は打つ。

 それから,もうひとつ大事なのは,どこを打つか。
 真ん中を打つか。上を打つか。下を打つか。これが大事なんです。
 普通,真ん中っていうんですけど,真ん中じゃなくて,少し真ん中よりも私の場合,上を打つ。このへんを打つ。まあ,このへんでもいいですけれど,ちょっと下すぎるので,このへんを打つ。

 で,私の場合は,ほとんど1時間,このリズム太鼓を使いながら集合・整列をしたり,グループをつくったり,用具の出し入れをします。

 で,どういうふうにやるかというと,例えば「カウントダウン」と言って,「集合。10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,ゼロー」(ドドドドドドドン)って言って,集まるんですね。子供たちも声で「10,9…」って言うよりも太鼓で合図したほうが分かりやすい。

 ていうことで,グループづくり。あとでやりますけれど。
 「じゃあ今からグループをつくります。太鼓の音を聞いて,鳴った数でグループをつくりなさい」
 ですから,これで(トントン)2人組。(トントントントントン)5人組というふうに太鼓で指示をする。

 ですから,教師が全部指示するんじゃなくて,太鼓が指示を出してきます。
 
 では,なぜ太鼓を使うかというと,リズムが動きを引き出す。
 で,先生方,子どもたちの中に共鳴体があるわけです。共鳴体があるというか,その身体感覚,感性を,リズム感を育てるためにリズム太鼓で常に刺激を与える。
 そして,私と子どもとの同調感覚,協応感覚ですね。いつも,ですから,声で関わりをつくると同時に,太鼓で無意識のうちに関わりをつくる。それで,「リズムが動きを引き出す」ということを取り入れてやっていきます。

 それでは,今はずっと使いますので,どんなときに,どんな音で,どんなふうにこれを,音を出していくか。なかなかメモはできないと思いますけれど,体で覚えてください。
 

2. 分析

(1) リズム太鼓を使う意味

体育授業で大切なのは,マネージメントである。内容としては,移動や待機,準備,後片付け,グループづくり,場づくりなど,授業の規律に関することが含まれる。
 このようなマネージメントに多くの時間を費やすと,学習場面の時間が確保されず,授業の勢いは失われる。
 マネージメントの手立てのひとつとしてあるのが,リズム太鼓である。根本氏は,マネージメント場面のほぼ全てにおいて,リズム太鼓を活用している。リズム太鼓を活用することで,効率のよい授業をつくっている。
 根本氏は,次のように述べている。

では,なぜ太鼓を使うかというと,リズムが動きを引き出す。

 教師が指示を出すのではなく,太鼓が指示を出す感覚である。
 教師と子どもとの間に共鳴体があるという。リズム太鼓を使って授業することで,その共鳴体に刺激を送り続けるのである。リズム太鼓を通して,教師の思いを伝えていくのである。
 根本氏は,TOSS体育リズム太鼓研究会MLで,「第1回TOSS体育近畿地区連続セミナー」での授業について,次のように述べている。

私の魂を子どもに伝えることに全力を尽くしました。声だけでは伝わりません。太鼓の音によって、必死に伝えようとしました。

 子どもの心に教師の魂を伝える。そうすることで,教師と子どもとの心が同調していくのである。

(2) 基本的な叩き方

① 45度に構え,脇を閉める

 いい音が出るし,持ちやすい。

② バチを持つ小指は上げる

 小指を上げたほうが力が抜け,軽く叩ける。子どもも軽快なリズムを感じ取ることができる。小指を上げないと力が入り,重苦しくなってしまう。

③ 中心よりも上を打つ


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