卒業を控えた生徒の心情にぴったりです。簡単で、すぐ歌えるようになります。コンクールでも生徒達は大好きです。
歌詞の意味を考えて、気持ちを込めて表現しましょう。
吸う音が聞こえるくらい、たっぷりと。
この第1声にすべてを懸けるくらい大切に。
「ya」の前に「i」をつける感じで「iya」と歌っても良いが、くどくてわざとらしい感じにならない程度に。
「はー」もしっかり口を開けて、声を前に出す。放っておくと必ず「ぼくらは/いつまでも」と切って歌う。私的には絶対ダメ。ここでひとつの聴かせどころ。
漠然と歌うのではなく、休符が書かれているところを意識して、必ず切って歌う。(息継ぎは、必ずしもしなくてよい)
ここから男声が別れるので、そのつもりで、息をたっぷり吸って、はっきり「あ」を歌う。
「風」のK、「吹かれて」のF、「心」のK、「きっと」のK、「君を」のK、丁寧に歌う子音がたくさんある。意識して歌うのと、無意識に歌うのでは全然違う。
前述3と同様に、「僕らは別々の」は一息で。
女声「ル」は細く、柔らかい声で、天井近くを声が飛んでいくように。
「別々の」から男女揃って歌うことになる。意識して、そろえよう。
「人生を」の「いを」、前述4と同様。音程を正しく取る。
前述3と同様に、「偶然出会ったなら」は一息で。「偶然」の「ん」は、私は「n」で口を少し開けて歌わせています。
男声「ル」は前述6と同じ。「偶然・・」から男女揃って歌うことを意識する。
「出会ったなら」は、「あ」をはっきり発音すること。そうしないと「でやったなら」に聞こえる。
全員が声をだしていることを実感として感じられるようにたっぷり歌う。
「変わらない何かを/確かめ/あって/いきたい」と歌う。休符が入っているところは、必ず切る。
できれば「そんな仲間でいて欲しい」「いくつ年を取っても」を1フレーズとして、息継ぎナシで歌う。でも、それでは苦しいから、カンニングブレスで続ける。「そんな/仲間で/いてほしい」と切れてしまうのはダメ。
「HO」を丁寧に歌うこと。
ただし、これがカッコイイかダサいかは好みが別れる。
「変わらない何かを」から繰り返しになっている。1回目と2回目を、どんな気持ちで歌い分けるかみんなで考えよう。
ヒント:繰り返しをしないで終わっちゃうと、なんだか物足りない気持ちがするのはわたしだけ?
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