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TOSSランドNo: 7017588 更新:2014年01月09日

AKIKAN Home Page(鉄棒、逆上がり):朝日新聞逆上がり取材


新聞社から生まれて初めて取材を受けました。
 逆上がりのことです。
 ではその顛末を・・・・。

1999年8月16日(月)

 メールを開くと、取材の申し込みというのがあった。
 発信者は朝日新聞の松山さん(仮名)というかただった。
 読者から、
「逆上がりを教えてほしいという投書があり、夏休みなので、その子と習いに行きたい。25日か26日あたりでどうか。」
という内容である。
 私は目立ちたがりではないので、お断りしようと思ったが、内容が逆上がりだ。
 わざわざHPを調べて、たどり着かれたかただ。
 たった1日の特訓では逆上がりの達成は難しいが、お世話になっているくるりんベルトの宣伝にはなるかもしれない。
 とりあえずは、教頭さんの自宅に電話して取材の許可をもらった。
 そして、メールを返信した。
 しかし、松山さん、逆上がりは跳び箱とは違って、1日でできるようになるのは難しいです。
 その3年生の男の子にとって無駄足になってもいいのでしたら、喜んでお受けします。
 8月26日(木)なら午前中でも午後でも結構です。

 さて、今後どのような展開になるのだろうか。

1999年8月17日(火)

 松山さんからメールが届いた。げっという内容だ。
 松山さんは私が兵庫県在住だとは知らなかったようだ。
 逆上がりを希望しているのは、神奈川県のお子さんだという。
 松山さんから提案があった。

 (1)東京まで来ていただく。鉄棒の場所は東京駅付近で用意する。
 (2)自身が兵庫まで取材に行く。

 これは困った。松山さんは私が東京の人間だと勘違いしており、私は私で大阪の朝日新聞だと思っていたのだ。
 メールを打った。
 実は家に病人がいますので、東京へは行きかねます。
 長旅なので松山さんには申し訳ないのですが、姫路に来ていただけないでしょうか。
 私は現在小学校の5年生を担任していますが、クラスの子どもは全員逆上がりを達成しています。
 それで、違う学年の子どもを何人か頼んでみようと思います。
 第2案のほうでお願いできますか。

1999年8月18日(水)

 帰宅してメールを開いてみると松山さんからのがあった。
 26日に姫路へ取材に来てくださる、とのこと。
 それまでにモデルとなる子を探さなくてはいけない。

1999年8月22日(日)

 まあうまいことに、PTAの奉仕作業日だ。
 バッチグーの機会じゃないか。作業に来ていらっしゃるお母さんがたに聞いて回った。
「お子さん、逆上がりできますか。」
 できません、と返ってきたときは嬉しかった。
 この日3人を予約。

1999年8月26日(木)

 とうとう取材当日を迎えた。
 13:15分から姫路駅の1階で「朝日」と書いた紙を持って立っていた。
 そこへカメラと大きなバッグを持った松山さんが登場。まだお若い女性である。
 さっそく勤務校へ。
 校長室でしばし取材を受けた後、運動場へ出た。
 同僚が、跳び箱や踏み板の用意を手伝ってくれた。ありがたいことだ。
 モデルとして参加してくれた児童は、4年生女子1人、2年生男子2人、2年生女子1人、1年生男子1人の計5人だ。
 家庭でもできるようにということで、まずはくるりんベルトを使って特訓を開始した。
 そうすると、5分もしないうちに4年生女子が達成してしまった。
 彼女はベルト練習の順番を待っている間に、隣の鉄棒でやってしまったのだ。
 周りのお母さんがたの拍手と歓声で、それが分かった。
 げっという感じだった。あまりにあっけなく達成してしまった。
「えっ。あなたできてしまったの。私は見てなかったから、もう1度やってよ。」
と頼み、見せてもらった。
 すると、やっぱりできてしまったじゃないか。すごい。
 2年生男子の2人は、ベルト最長をクリアしたので、跳び箱と踏み板の組み合わせでの練習に移る。
 子どもたちの手の皮がだんだん痛んできたようだ。でも、豆を作るまではさせたくない。
 特訓開始から1時間ほどで、練習を切り上げる。
 結局、残る4人は達成できなかったけれども、最初よりは脚がよく上がるようになったり、引きつけが強くなったりで、たしかに上達
している。
 子ども達や付き添いでいらっしゃったお母さんがたとさよならをして、校長室で30分ほど取材を受けた。
 そのまま即、松山さんを姫路駅までお送りした。
 記事になるのは1999年9月5日の新聞だそうだ。
 でも、関西方面の朝日新聞には「きほんのき」という紙面がないので、載らないという。
 でも、参加した子どもたちの人数ぶんの新聞を送ってくださることになった。
 松山さんが姫路にいたのは2時間半だ。
 とんぼ帰りで、記者が汽車で帰社した。
 それにしても、くるりんベルトを使ってたった5分で逆上がりを達成した子を見るのは初めてだ。

1999年9月16日(木)

 朝日新聞東京本社から分厚い郵便物が学校に届いた。
 逆上がりのことが載っている新聞だ。
 絵も入っていた。記事もまあ上手にまとめてあった。さすがはプロだと感心した。
 思えば、8月16日に事が起こり、そして今日9月16日に完結した。
 取材はたった2時間半で終わったが、全てが完結するのに1か月かかったことになる。
 こんなマイナーなHPを見つけてくださった松山さんに、感謝感謝。


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