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TOSSランドNo: 8418420 更新:2012年12月13日

チームづくりはこうする


1. マネージメントと運動量
 体育授業の大切な視点のひとつに運動量の確保が挙げられる。
 どうすれば運動量を確保することができるのだろうか。
 ひとつはマネージメントに掛かる時間を短くするということである。
 集合や整列,準備や後片付けに時間が多く取られることがある。これらの時間が掛かれば掛かるほど,運動する時間がなくなっていってしまう。
 例えば集合・整列。
 他の先生の授業を見ると,いつでも背の順でさせているクラスをよく見る。これでは時間が掛かる。私の授業では,だいたいバラバラの集合である。教師が指示をするために集合させるのなら,教師の声が聞こえる範囲内にバラバラに集合させて構わないのである。
 準備や後片付けについては,私は大掛かりな場の設定はしないことが多い。
 すぐに活動できるような手近なもので準備する。ラインは,体育館ならもともと引いてあるものを利用し,校庭ならばきちんと測定せずに大まかに引いている。
 跳び箱やマットなどのみんなで準備しなければならないようなものは,最低でも5分以内にできるように鍛えていくようにしている。
 このようにして,マネージメントに掛かる時間は必要最小限にとどめ,運動量を確保していく必要がある。

2. リレーのチームづくり 
 マネージメントで最も時間が掛かリ,非効率的なもののひとつにチームづくりがある。
 例えば,リレーのチームづくり。
 他のクラスの体育授業開きを見た。50メートル走でタイムを測っているクラスを多く見掛けた。リレーのチームづくりや春の運動会の徒競走の並び順を考える際の参考にするのだろう。
 しかし,これは効率的な方法とはいえない。スポーツテストや大会などの練習ならまだしも,普通の授業なのである。待っている時間が多すぎ,運動量の確保に全くつながらない。
 私は,リレーのチームづくりを次のようにした。

指示1:

滑り台にタッチして戻ってきなさい。
戻ってきたら先生とタッチします。
タッチするときに言われた番号の順に並んでおきなさい。

と指示し,戻ってきた順に私とタッチする。
 タッチした順に「1,2,3,…」と番号を言う。番号順に1列に並ばせ,頭を触りながら「A,B,C,D,D,C,B,A,A…」と声を掛けていく。これでチームの完成である。
 粗い決め方かもしれないが,一応は走力順になっているので,不平不満は出ない。
 走ることでチームを決めるので,運動量間確保にもつながる。

3. ボール運動のチームづくり
 ボール運動のチームづくりも時間が掛かるもののひとつである。
 上手な子を選抜して,その子をキャプテンにし,ドラフト方式で決めていくという場合もあるだろう。
 また,事前に学級会で1時間近く掛けて話し合いをする学級もあるだろう。
 いずれの方法も時間が掛かりすぎる。
 簡単なのは,教師が決めてしまうことである。
 しかし,これでは子どもはあまり納得しない場合がある。
 私は,バスケットボールの場合ならこのようにする。
 1人1個ボールを持たせる。体育館にゴールが4つあるので,

指示2:

全部のゴールにシュートして,入ったら先生のところに集まりなさい

と指示する。戻ってきた順に私とタッチする。
 あとは,先ほどのリレーの場合と同じである。タッチした順に「1,2,3,…」と番号を言う。番号順に1列に並ばせ,頭を触りながら「A,B,C,D,D,C,B,A,A,B…」と声を掛けていく。これでチームの完成である。
 サッカーの場合なら,こんな方法もある。
 カラーコーンを立て,その間にボールを通す。このような場をいくつか設置しておき,

指示3:

全部のコーンの間を通ったら先生のところに来てタッチします

と指示する。

4. 仲間づくり
 準備運動などで,ペアを作って運動する場合がある。また,体ほぐしの運動などでもこのような機会がある。
 よく見られるのは,男子同士,女子同士に分かれてしまうことである。しかも,いつも同じ人と組んでいる。そして,人数の合わなかった子同士が,いやいや男女の組になるといった光景である。
 これは,仲間づくり,クラスづくりの面から見ても好ましい光景ではない。
 どうするか。

指示4:

いつもと違う人とペアになりなさい。

と指示すればいい。そうすれば毎回,違う人と組まなければならなくなる。

指示5:

男女が混ざるように組を作りなさい

と指示してしまってもいいだろう。最初は慣れないので恥ずかしいが,慣れれば特に問題なくチームを作れるようになる。
 2人組→3人組→…→10人組と組になる数を増やしていく方法もある。最初は男子同士,女子同士で組んでいても,組の人数が多くなれば,男女のペアにならざるをえなくなる。
 体育での仲間づくりは意図的に仕掛けていく必要がある。


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