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TOSSランドNo: 6120675 更新:2014年01月06日

平均点が90点をこえる算数指導のポイント


1 黒板には何も貼らない

黒板は、子どもの発表の場だ。黒板に掲示物が貼ってあると、発表できる子どもの人数は少なくなる。向山氏は、「いろいろ貼り付けるのは教師の見栄ではないか。」と言われる。教師の都合で、子どもの学習の機会を奪うようなことがあってはならない。ノートに書けた子が板書できるように黒板は広く開けて、右端から左端まで何も貼らないようにする。

2 黒板を8等分に区切る

子どもが練習問題を始めたら、教師は素早く黒板を8等分に区切る。こうしておくと、一度に8人の子どもが板書することができる。区切り線があると、子どもが書くときに線からはみ出すことがない。できあがった板書は整然としていて、とても見やすくなる。

3 できた子から板書させる

4問ある練習問題のうち、3問目だけにマルをつける。全部にマルをつけると時間がかかり、列ができる。間違っている子には黙ってバツをつける。説明はしない。説明すると、子どもの自力で解く喜びを奪うことになる。              4問目ができた子から板書させる。できた子から板書させるのは、早く終わった子に空白の時間を作らないようにするためだ。

4 同じ問題を2人に書かせる

できた子どもがノートを持ってきたら、黒板に書く問題の番号を指示する。同じ問題を2人ずつ書かせ、できていない子の時間稼ぎをするのだ。板書しているときできた子には、黒板に書いてあるものと比べさせたり見直しをさせたりする。
できた子が板書している途中で「わからない問題は、黒板を参考にしていいですよ。」と言って、できていない子には写させる。

5 黒板には丁寧に書かせる

できた子が板書するときには、式や補助計算を丁寧に書かせる。できない子にとっては、これらの一つ一つが学習の手助けとなるからだ。できた子が板書するとき、「読みにくかったり汚かったりしたら書き直しです。」と予告する。早くできた子に負荷をかけるのだ。それでも汚い字で書いた子どもに対しては、毅然として書き直しを命じるようにする。

6 板書した子には名前を書かせる

黒板に書いた子どもには、式や答えの下に自分の名前を書かせる。名前が書いてあると、一目で誰が書いたのか分かり、指導しやすいだけでなく、答え合わせもスムーズにできる。名前が書いていないと、誰が書いたのか確かめなければならないので、それだけ授業のテンポが悪くなる。

7 黒板に書いたとおりに言わせる

できた子が黒板に書き終えた頃を見計らって、すぐに答え合わせを始める。板書している子が、全員書き終わるまで待たない。黒板を写している子がいても、写し終わるまで待たない。一見すると、全員ができるまで待つのは、当たり前のような気がする。だが、そうではない。早くできた子は何もすることがない。待っている間に、空白の時間が生まれ、授業のテンポが悪くなるのだ。
板書した子に、書いたとおりに式や答えを言わせる。2人の子どもが同じ問題の答えを書いているので、それぞれ順番に言わせる。このとき教師が言ったとおりに言わせるようにする。言い方が違う子どもには「先生が言ったとおりに言いなさい」と言って、言い直しをさせる。再度言わせて、正しく言えるかどうかを確認する。
答え合わせの後、「全部できた人は、ちっちゃな花丸に植木ばち、チョウチョ3匹かきなさい。間違えたところは直しておきます。できていないところは写しておきます。一番いけないことは、ノートに何も書いていないことです」と言って、できていない子の写す時間を確保する。

8 黒板は子どもに消させる

残りの4問の練習問題も、先ほどと同様にして解かせる。3問目だけをチェックして、全部できた子に板書させる。黒板には、はじめの8人が書いた式や答えがそのまま残っている。これを消すのは教師ではない。一番早く問題ができた子どもにさせるのだ。このとき、誤って区切り線を消すことがないようにするために、黒板消しを縦に使わせる。その間に、教師は、ノートを持ってくる子をチェックする。また、できていない子にそっと近づいて、赤鉛筆で薄くやり方を途中まで書いてやるのだ。

引用文献
向山型で算数を得意にする法則 川口達実氏論文


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