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TOSSランドNo: 8423497 更新:2012年11月07日

JA大山の工夫


説明1:

日本人の平均年収、301万円。

発問1:

農業を仕事にしている方は、いくらくらいだと思いますか。

すぐに聞く。
・200万円  ・150万円   ・500万円

説明2:

正解は、484万円です。ですが、農業だけの収入だけではありません。農業だけの収入は120万円です。

驚きの声があがった。
大山町の写真を見せる。

説明3:

山々に囲まれた自然豊かな町、大山町。人口3600人の小さな小さな町です。福岡県と大分県の境にあります。

発問2:

大山町の農家の方の平均年収はいくら位だと思いますか。
ノートに書きなさい。

平均年収が書かれたグラフをじらしながら見せる。

説明4:

日本人の平均年収を超えました。農家の平均年収も超えました。
何と、1500万円です。
今日は、大山町の農家がどのように収入を増やしてきたのか勉強します。
まずは、簡単なモデルで考えてみます。大山町は、米を作っていました。それをモモとクリに変えました。

発問3:

どのように変わりましたか。
隣同士、相談してごらんなさい。

・ウメとクリになりました。  ・季節が分かれました。

説明5:

米に比べて、ウメやクリは手間がかからないので、おばあちゃん達の負担が少し少なくなりました。
この時のおばあちゃん達の合言葉は「ウメ・クリ植えてハワイへ行こう」です。

笑いが起こった。

説明6:

ウメやクリをさらに四季に分けました。

発問4:

どのように変わりましたか。
ノートに書きなさい。

・全ての季節に作物を作るようにした。  ・年収が増えた。

説明7:

多くの種類の作物を作ることで大山町の農家は収入を増やしていきました。
今では、1軒の農家が20から30種類の作物を作っているそうです。

説明8:

さて、大山町。これも売っています。モモの枝です。

発問5:

モモの枝をどのように使うと思いますか。

写真を提示する。
・眺める  ・料理に添える  ・食べる

説明9:

高級料亭の箸置として使われています。
また、もう1つの特産物、大山ハーブは一流ホテル御用達です。
付加価値をつけることで更に収入を伸ばしていったのです。

説明10:

先生、大山農協の人に「ここまで発展した一番の理由は何ですか」と直接インタビューしました。
そうしたら次の答えが返ってきました。

「農家それぞれが経営者の考えをもっているからでしょう」

指示1:

みんなで読みます。

そろえて読ませる。

説明11:

農家それぞれに何が売れるのかを考え、付加価値をつけることで年収を上げてきました。次の時間は、さらに大山町の秘密に迫っていきましょう。

大山町の平均年収を聞いて、子ども達は驚きの声を上げていた。
導入にインパクトをもたせることで、最後まで子ども達の興味が持続した。
複雑な仕組みも簡単なモデルに変えることで考えやすくなった。
モモの枝の活用法を予想する場面では、子ども達から多様な予想が出て授業が大変盛り上がった。
最後に、大山農協の方へのインタビューを話した。子ども達は、熱心に教師の話を聴いていた。

<参考文献>
『食で日本を建て直せ』小泉武夫 ソニーマガジンズ 2009/雑誌『致知』2009年7月号 矢羽田正豪氏論文/『日本の農業は成長産業に変えられる』大泉一貫 洋泉社 2009/『虹を追う群像 大分県大山町のまちづくり』大分県大山町農業協同組合 昭和62年/『俺たちの新・日本列島改造論』田中義剛 東国原英夫 講談社 2009/『おおやまプロフェッショナル農業軍団』大分県農業協同組合/『種をまき 夢を追う』大山農業協同組合視察用資料2008/『ギャル農業』藤田志穂 中公新書 2009/雑誌『Agrizm』No.1 2009年9月号/雑誌『AERA』臨時増刊号11月20日号/『農協の大罪「農政トライアングル」が招く日本の食糧不安』山下一仁 宝島社新書2009


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