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TOSSランドNo: 1133145 更新:2014年01月02日

理科小話:ナウシカの巨大昆虫・オームの触手はアルカリ性?


水溶液には、酸性とアルカリ性と中性がある。
酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を同濃度、同量混ぜると、中性に近づけることができる。
6年生で学習する内容である。
その際、こんな小話をした。

発問1:

アニメ映画『風の谷のナウシカ』を見たことがある人は手をあげなさい。

私のクラスでは3分の2が見たことがあるといっていた。知らない子もいたので、簡単に説明した。

説明1:

『風の谷のナウシカ』は、世界を巻き込む大きな戦争がおきた後の、未来の物語です。
戦争のために、水や土地は汚され、人間の住める場所はとても少なくなっている世界です。
また、人間の何倍もの大きな虫がたくさんいる世界です。

そして、次のように聞いた。

発問2:

戦車や戦艦につかわれた鉄が、戦争が終わったあと長い間、湖に沈んだままになっていました。
この鉄は、どうなったと思いますか。

少し時間がかかったが、「さびてしまった」という答えが出た。

説明2:

ナウシカに出てくる湖は、さびた鉄のために、強い酸性の湖になってしまいました。
これを、『酸の海』と呼んでいます。

そして、次のように聞いた。

発問3:

人間がこの海に入ると、どうなると思いますか。

「死ぬ」「溶けてしまう」などの答えが返ってくる。正確にはどうなるか見当もつかないが(どなたか科学的に予想できる方は教えてください)、からだに悪いということであれば認めておく。

説明3:

実は、ナウシカはこの酸の海に怪我をした足を入れてしまったのです。酸の海に突進しようとした大きな虫を止めようとしたためでした。この虫は、「オーム」と呼ばれています。ナウシカはとても苦しみました。ところが、それを見てオームは、自分の触手を怪我した部分に当てて、治してあげました。そのときナウシカはこういっています。
『やさしい子・・・大丈夫、お前の体液が中和してくれたから・・・。』

このセリフは、ゆっくりもう一度繰り返した。そして、「中和」という言葉を黒板に板書した。その後、このように聞いた。

発問4:

中和とはどういう意味だと思いますか。

少し時間がかかったが、漢字の意味などから推測して、「中性にすること」という答えが出てきた。
これは、中和実験が終わって間もないころなら出てくるだろう。

発問5:

オームの触手は、酸性になったナウシカの足を中和してくれました。オームの触手は、何性だと思いますか。

酸性を中性にすることだから、アルカリ性という言葉はすぐに出てくる。
そこで、このように話して終わった。

説明4:

オームの触手がしたように、酸性とアルカリ性をまぜて中性に近づけることを「中和」といいます。
でも、中和は同じ濃さで同じ量を混ぜなくてはいけませんから、きっとオームは自分の触手の性質を自由に変えられるのでしょうね。


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