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TOSSランドNo: 1133142 更新:2014年01月02日

子どもがくいつく導入実験:水溶液の性質とはたらき


1.準備物

  ○ 酢(穀物酢でも米酢でもよい。普通4.2%。500ml)×1
  ○ ビーカー(300ml)×1
  ○ ビーカーの口にふたをするもの(材質は問わない)
  ○ 鶏卵(サイズは問わないがすべて同一サイズにする)×9
  ○ 図画版(4ツ切り用)×3
  ○ 粘土(教材の1kgの半分位。どんな粘土でもよい)

2.準備

(ア) 卵の殻を溶かす。
 (1) ビーカーに卵を入れ、酢を注ぐ。酢の量は、卵全体が十分酢につかるくらい。そしてふたをする。
 (2) 卵の殻が溶けてしまうまでに、ビーカーの酢を交換する。途中3回交換すると24時間程度で殻はとける。
     この場合、酢はもう一本用意しておくとよい。
 (3) ほとんど殻がとけたら、水で表面を洗う。すると表面がきれいになる。
     (注)この卵を水につけておくと、浸透現象でふくらんでくるので気をつける。
(イ) 粘土で卵のぼうしと座ぶとんを作る。図のようにして合計16個。

3.実験の手順

指示1:

先生の机の周りに集まりなさい。

(このとき、準備物は、子どもたちには見えないようにしておく。)
全員が集まったところで、だまって、次のように準備する。

(1) 教師用机に図画版を1枚おき、粘土の座ぶとんをおき卵を並べる。おき方は、図のようにする。卵はとがったほうが上。
(2) 卵に粘土の帽子をかぶせて、図画版を2枚重ねて帽子の上におく。(図画版を2枚にしたのは、しなりをなくすためである。)

以上の準備ができたところで、次のように言う。

指示2:

○○君、うわぐつを脱いで机の上にあがってください。

(卵1個が5kgの重さを支えることができる。8個で40kgの重さを支えることができることになるが、体重が30kg前後の子どもを選んでおく。)追:卵の数をふやせば、誰でものれるようになる。
友だちが机の上に上がったところで、子どもたちは、何をやるのかを察し、えー!とざわつき始める。そんな中で、教師も机の上にたつ。そして言う。

指示3:

○○君がこれからたまごの上に乗ります。どうなるかわかりません。つぶれたら、卵が飛びますので、少しさがって下さい。

そして、真剣な顔で、慎重に次のように行う。

(1) 教師は、子どもの脇の下を持ち、静かに図画版の上におろす。

(このとき、子どもには、両足に同じように体重がかかるように話す。)
子どもたちは、食い入るようにこの様子を見ている。卵がつぶれるのかそれとも立つことができるのかまったく分からないのである。

(2) 教師は、子どもの両足がちゃんとついたことを確かめてから、脇の下から手を離す。

手が離れた瞬間、やったー!わー!とどよめく。卵に人がのれるなんてという顔である。
(子どもを下ろすのは、のせたときの逆の手順で行う。)
このあと、もう一人同様にして、卵の上にのってもらう。卵の強さを印象付けるためである。
(2回目のときも、子どもたちは、卵がつぶれるのではないかと緊張する。)
次に、机の上を図Ⅲだけにして、次のように言う。

指示4:

今、友達がのった卵と同じ卵を1日酢の中に入れておいたのです。見てください。

そして、ゆっくり、殻のとけた卵を取り出す。(このとき、すぐに見せないで、「見たい?」などといってじらす。)
そっと手を開いてみせる。すると、えーっ!という声があがる。卵の黄身がぼんやり透けて見えるのである。
次に、この卵を触らせるのである。、一人一人に触らせるのである。当然、歓声があがる。「うわぁー!何これ!」
「気持ち悪い」「ゴムみたいだ」「くせ-!」(これは、酢の匂いである。)
追:酢につけた卵を数個用意しておくと、早く全員に触らせることができる。
全員が触り終わったところで、次のように聞く。

発問1:

この、卵の殻をとかしてしまう酢と同じ仲間だと思うものを、この中から選んで(選択肢を書いた紙を黒板に貼る)、ノートに書きなさい。また、選んだわけも書きなさい。どんな理由でもいいです。(子どもたち席につく。時間は10分)

選択肢  1.水               5.アンモニア水
     2.食塩水             6.石灰水
     3.ポカリスエット         7.塩酸
     4.スプライト           8.レモンの汁

追:この実験で参考にしたのは、次の本である。
  「卵の実験」伏見康治・伏見満枝著、福音館書店、¥780


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