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TOSSランドNo: 8832932 更新:2014年01月01日

秩序ある学級に育てるコツ・生徒指導編 初めて眼鏡をかけるこの指導


1.向山洋一氏の実践に衝撃を受ける

向山氏は初めてメガネをかける子に「みんなの前でかけてごらんなさい」と言って、かけさせる。
そして、「とっても利口そうに見えるよ」「わ~、かっこいい!」と大きく驚きながら、ほめる。
衝撃を受けた。
こうした細部まで配慮をして学級をまとめているのである。
「一事が万事」とは、このことをいうと思った。

2.私自身の経験

私は中学3年生の時、初めてメガネをかけた。正直、メガネはかけたくなかった。
しかし、黒板の字がかすんで見えなかった。歩道をすれ違う人の顔もわからなかった。仕方なくメガネをかけることにした。
いざメガネをかける段階になると勇気が出なかった。何か嫌なことを言われるような気がしたからだ。
事実、それまで何人も嫌なことを言われる現場を見てきた。
私が通っていた中学校は荒れていた。言葉の暴力は日常茶飯事だった。
学級に優しさなど微塵もなく、先生もこういった点には無頓着だった。
私がメガネをかけて授業を受けたのは、購入してから2か月が過ぎた頃だった。

3.優しさの思想に裏付けされた実践

向山氏は優しい声をかけることで「嫌なことを言われるのではないか?」という不安を消し去っている。
向山氏が「わ~、かっこいい!」と言えば、やんちゃな子もそれに反することは言えない。
向山氏の一言が抑止力になっている。
だから、安心してメガネをかけることができるのだ。
こうした日常の些細な場面に流れる向山氏の優しさの思想に感動した。
子どもを掌握するというのは、こういうことをいうのだと思った。

4.追試の効果は100点満点

A子が初めてメガネを持ってきた。
それを教えてくれたのは養護教諭だった。
前日、「学校の帰り、メガネを作ってきます」と言っていたという。
昼休み、A子を相談室に呼んだ。
「授業に集中するためにもメガネはかけた方がいい。帰りの会で、そのことを先生が学級全体に伝えるから安心しなさい」と伝えた。
A子は笑顔で「ありがとうございます!」と深々と頭を下げた。
帰りの会で、A子がメガネを作ったことを伝えた。
A子はケースからメガネを取り出し、全員に見せた。
ピンクのフレームのメガネだった。
「かわいい!」という声が女子からあがった。
A子はニコッとした。(このときは、あえてメガネはかけさせなかった)
放課後、A子はメガネをかけて部活動に参加していた。
A子は「すごくボールが見やすいです!」と言った。
A子はいつも以上に張り切っていた。
必死にボールを追うA子を見て、向山氏に心の底から感謝した。 


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