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TOSSランドNo: 1617852 更新:2013年12月31日

秩序ある学級に育てるコツ・教室管理編 学級の力が表れる黒板を管理するのは教師の仕事である


1.黒板を活用するための大前提

黒板いっぱいを生徒に開放すること。

黒板を活用した授業を行う際の大前提である。しかしながら、中学校は教科担任制である。
黒板に日付、日直名などが大きく書かれていては、生徒が活用するスペースが減ってしまう。学級によっては、ネームプレートが貼られたり、多数のマグネットが置かれている場合もある。黒板が掲示板に化している学級もある。
中学校は、学級の黒板の管理は学級担任の裁量に負うところが大きい。まずは、学級担任に黒板に必要最低限のモノしか置かないように理解してもらう必要がある。中学校では、ここが最も高いハードルである。

どのようにして理解してもらうか?

答えは明確だ。
黒板を活用した授業を私自身が行い、その有効性を見てもらうしかない。だから、機会あるごとに公開授業に立候補し、生徒が黒板の前に立ち、自分の考えを書く場面を意図的に設定する。社会科以外の教師にも授業に足を運んでもらうため、事前に『生徒が活動する場面を見てください』とPRをする。中学校の多くの授業は説明型の授業である。「生徒が自分の意見を黒板に書く」という場面もほとんどない。だからこそ、生徒がノートを持参し、自分の考えを黒板に書き込んでいく場面を持てもらうだけでも、かなりの宣伝効果がある。

事後研では次のように発言する。

3

黒板は生徒のためにあります。
1人でも多くの生徒に板書してもらうために、私の学級では「何も置かない」「何も書かない」ようにしています。

2.板書のルールを整える

中学校の場合、生徒指導上の問題を抜きに板書を考えることはできない。
やんちゃな生徒ほど、色チョークを使って書きたがる。黄チョークや赤チョークで板書されると、それだけで授業に“たるみ”が生まれる。ここにブレーキをかけなければ、板書させればさせるほど授業が崩れてしまう。まさに、本末転倒である。

私の授業では白チョークしか置かない。

黄チョークや赤チョークは、私のチョークケースに入れたまま。使うときだけ取り出している。中学校では、こうしたチョークの管理ができなければ板書を活用した授業は不可能である。
写真を見ていただきたい。ここに、私のもう1つのこだわりがある。
生徒に板書をさせ、それらを分類して生徒の思考を整理する授業をするとする。そのためには、生徒の意見が多数書かれなければならない。分厚い教科書をこなしながら、生徒に板書させて授業を進めるならば、効率化が必要となる。当然、一度にたくさんの生徒が板書できる環境を用意しなければなくなる。
私は授業が始まる前に、チョーク受けに8本の白チョークを置いておく。体が大きい中学生が効率よく板書するには8人が限界である。それ以上の生徒が黒板の前に立つと、大混乱となる。その対応に終われ、授業がテンポよく進まなくなってしまう。当然、生徒が使う白チョークは新品である。

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3.「効率」を意識する

分類を効率よく進めるには、板書する際のルールを決めておく必要がある。
私の授業では、縦書きが原則である。縦書きと横書きが混在すれば、効率よく意見を分類することはできない。また、横書きにすると8人が同時に板書することができない。

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分類を効率よく進めるため、私はネームプレートを活用している。
自分の意見を縦に書いた下に、自分のネームプレートを貼るルールである。マグネット式なのでA案・B案・C案…と分類する際、効率よく進めることができる。また、自分の意見を変更する場合も、ネームプレートを動かすだけで済む。


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