TOSSランド

コンテンツ登録数
(2017/11/20 現在)

21450
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 2935249 更新:2013年12月31日

連絡票・所見書きのコツ やんちゃな生徒の場合、 「失敗」ではなく「成長」を書く 


 太郎(仮名)は「エースの4番」として野球部では絶対的な実力を誇っていた。負けず嫌いな性格で、試合に負けたときには仲間を批判する言動が絶えなかった。春季大会後、仲間の不満が爆発した。ミーティングが開かれ、顧問は「感情をコントロールするのもエースの仕事」と太郎を諭した。太郎は「仲間への感謝の気持ちを忘れていました」と、素直に自分の非を認めた。仲間もそれを受け入れた。

 中体連地区予選までの1か月間、太郎は笑顔で練習に臨んだ。練習試合で負けても、「次、頑張ろう!」と仲間に声をかけ続けた。その太郎への所見である。

野球部の活動を通して仲間を信じ、ともに勝利を目指すことの大切さを学んだようです。
スポーツの世界に「負けから学べる選手は本物だ」という言葉があります。
負けから課題を見つけ、その克服に努力する姿が見られました。
中体連終了後も落ち着いた生活をしています。
その様子から「部活動での学びを日常生活で発揮したい」という前向き気持ちが伝わってきました。

 二郎(仮名)はパソコンが堪能で頭の回転が速い。2年生から新聞委員会に所属し、企画から紙面作りまで3年生を上回る働きをしていた。事件は原稿の打ち込み作業で起きた。パソコンを得意としない1年生に「お前が終わらないから帰れないんだぞ!」と威圧的な態度で接したのである。

 翌日、二郎を呼んで事情を聞いた。二郎はすぐに非を認め、1年生に謝罪した。私は「二郎君は新聞委員会に必要な人材です。委員会での失敗は、委員会で取り戻そう!」と声をかけた。1年後、次のような所見を書いた。

今学期、二郎君が最も成長したのは下級生の立場を考えて仕事を進めていたことです。
1年生が原稿をパソコンで打ち込む際も、「時間がかかっても構わないから、最後まで頑張ろう」「今は早く打てなくても、すぐに上達するから大丈夫だよ」と優しく声をかけていました。
下級生から信頼される委員長に成長したことをうれしく思っています。

好んで威圧的な態度をする生徒はいない。それらは未熟さが故の結果である。教師の適切な指導で「失敗」を「成長」に変えていくことが可能である。生徒への所見では、「失敗」ではなく「成長」を書くように心掛けている。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド