TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/04/24 現在)

21599
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 2940923 更新:2013年11月30日

作文指導の極意はほめること!(評価の思想)


(向山氏の演習問題に学ぶ)

 トップページに載せた、向山氏の演習問題は新鮮であった。まさに局面限定のエクセサイズである。このような、エクセサイズを行ってみることで、子どもたちの作文を肯定的に評価するための様々な観点を見出し、整理することができる。
 教員免許を持ち、ファックスのやりとりによる子どものための作文教室も開いている作家の清水義範氏は次のように述べる。
「私は子供の作文に対する上で重要なことがひとつだけあると思っている。私の、この教室における基本方針と言ってもいいだろう。それは彼らの作文をほめることである。とにかくほめる。なんとかほめる。これのいったいどこをほめればいいのかと気が遠くなりかけても、しゃにむにほめる。(中略)とにかくまずほめるのだ。注意や細かいアドバイスは、そのほめた後に書き添えればいい。※」
 同感である。
 向山氏の作文評価の理念と通じるものがある。プロの指導には必然的に共通点が出てくるものなのだ。
 とかく我々教師は評語で指導をしたがる。
 しかし、作文への評語で大切なことは、とにかくほめることである。ほめてほめてほめまくることである。
 ゆえに、評語を書く者にとって大切なことは、ほめることによって子どもたちの言語能力が高まるような評価の観点を豊富に持つことである。
 毎週末にその1週間をふりかえらせての作文を書かせている。その中から子どもたちに紹介したいものを、担任の評語とともに学級通信に載せている。
 そうすることによって、担任の書いた評語が、その子のみならず他の子どもたちの作文にも影響を与え
他の子どもたちの作文も変わっていく。
 その場合、担任の評語はその作文から学んでほしい部分を焦点化して他の子どもたちに伝える役目もする。
 子どもたちも、自分の身近な友だちの作文には興味を示す。このような子どもどうしの教育力を、作文への評語によって有効に利用するのである。
 このような評語を子どもたちの作文に書く実践を積み重ねている。
 そんな拙い実践の軌跡を発信できたらと考えている。

※清水義範「清水義範の作文教室」早川書房、1995年、49ページより引用


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド