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TOSSランドNo: 9880045 更新:2013年11月28日

5年社会「伝統工業(熊本川尻桶)」(模擬体験)


1 目標

 板を並べる模擬体験をすることにより、満崎さんの技のすばらしさに気づき、作り方をもっと調べてみたいという意欲を高める。

2 授業の流れ

(1)ビデオで満崎さんの仕事の様子を簡単に見る。

説明1:

○○さんが先日「どうやって板を並べるのだろう」という問題を書いていました。今日は、この問題について考えていきたいと思います。

 子どもたちの追求意欲が増すよう、学級の一人の問題を全面に出して授業を進めることにした。
 そのために、満崎さんが板を並べるところをビデオで見た。

(2)実際にやってみる。

指示1:

私たちも、今の工程をやってみましょう。

 班ごとに活動させることにした。
 組み立てた状態で満崎さんから借用していたので、まず仮のたがをはずさせた。後は自由に活動させた。
 8班の内、15分以内に完成できたのは半分の4班だけであった。一番早い班で3分かかった。

(3)もっと調べてみたいことを書く。

3 第2時での学習問題(◇は第1時にはなかったもの、数字は人数)

 ○作り方
  ・一つの桶を何分ぐらいで作るか。(8)
  ◇道具は何種類ぐらい使っているか。(7)
  ・板の角度は何ではかったのか。(2)
  (何であんなにきっちり角度がそろうのだろう)(1)
  ・大きさはどのようにして決めているか。(1)
  ◇たがは何でできているのか。(2)
  ・機械は使わないのか。(1)
  ◇底の部分はどうやって作るのか。(3)
  ◇どうしてわざわざたおしてのか。(1)
  ◇どうしてバランスよく組み立てられるのか。(1)
  ・どうやってつるつるにするのか。(1)
  ◇じょうぶにするにはどうしたらいいか。(1)
  ◇どんな工夫をしているのか。(2)
 ○材料について
  ・どんな木を使っているか。(3)
   (いいにおいがしたけど)
 ○製品について
  ・一日に何個作るか。(16)
  ・他にどんな桶を作っているのか。(3)
 ○職人について
  ・満崎さんは、桶作りを何年位しているのか。(3)
  ◇どうしてそんなに早くできるのか。(13)
  ◇難しいと思わないのか。練習をいっぱいしたのか。(1)
 ○歴史
  ◇川尻桶の作り方を考えた人はだれだろう。(1)

4 考察

 底はどうやって作るか、道具は何を使うのか、どんな工夫があるのか等、桶の板を並べるという模擬体験をしたので学習問題がより具体的なものになった。また、自分たちが15分かかってもなかなかできなかった工程を満崎さんが数十秒でやっていたのを見て、「どうしてあんなに早くできるのか」という疑問を多くの子どもたちが持ち、満崎さんの技のすばらしさに驚いたようである。
 「簡単だと思ったのに、いがいと難しかった。出来上がるとうれしい。」と完成させる喜びも感じることができたようである。
 「満崎さんは、作るときにどんなことを考えているのかな」「桶を作るのは難しいのかな」等、満崎さんの気持ちまで考えるような感想もあった。
 自己評価では、「進んでできたか」について、「できた」と答えた子どもが32名、「どちらでもない」が1名であった。また、「楽しくできたか」についても、「できた」子どもが32名、「どちらでもない」が1名であった。
 第1時と比べると、「進んでできた」と答えた子どもが随分増えている。これは、友達の学習問題を考えることで追求意欲が高まった結果だと考える。


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