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TOSSランドNo: 2320494 更新:2013年11月27日

工業高校定時制・1年生の「黄金の3日間」に学年団が徹底させた8か条


1.学年団が徹底させた8か条

①土足の禁止
②授業中の携帯電話の禁止
③暴力行為の禁止
④喫煙やバイク通学の禁止
⑤授業妨害およびカンニングの禁止
⑥遅刻・欠席はなるべくしないこと
⑦生活のリズムを整えること。できるだけ職業を持ち、張りのある生活を送ること
⑧授業料はきちんと払うこと

2.この8か条にしぼって徹底させた結果

1学期末の時点で、①~⑥は以下のようになった。

① 土足は皆無に近い。

 ビーチサンダルで入ってきた生徒もいたが、見つけてその場で脱がせた。
 上級生が叱られるのを冷静に1年生は見ている。

②ほとんどが携帯電話を持っているが「授業中は鳴らさない・出ない」生徒が多数。

 着メロが鳴ったら、教師が全員の前で注意し、音を止めさせる。
 逆に、電話のルールが守れない生徒はすでに、要注意人物に入っている。

③ 暴力行為は全く発生せず。

「1年生が1学期に暴力事件を起こさないのは、ここ10年来はじめて」とのこと。
 からかいや、いわゆる「パシリ」などは1,2件見られた。しかし、その首謀者は勉学を続ける気がなく、登校も少ない。担任が折に触れて面談しているが、このまま行けば留年→退学の方向。

基本的には、「普通の生徒が、安全に暮らせる学校」となっている。

 (ただし上級生はこの限りでない。)

④ 喫煙は1件、2名が処分された。

他にも、全日制の教員が、定時制生徒の喫煙現場を目撃しており(プールにタバコを投げ捨てたという)、学年合同LHRで注意を促した。

「先生達は知っている」と示すことで、目立った動きはその後なくなった。

 バイク通学については、数件あるらしいがまだ見つかっていない。

⑤ 遅刻・欠席については帳簿にきちんと記す(おまけはしない)、それ相応のペナルティを課す。
   改善が見られなければ、そのまま単位修得に響く。

しかし、授業中立ち歩く生徒が、1組:15人中7人、2組:14人中1人、3組:14人中3人いる。
立ち歩きや指示に従わないことについては、欠課またはその日のノート点・平常点なしとする。
警告を発し、改善が見られなければ、進路変更の方向へ。

⑥ テスト時の欠席はほとんどなかった。まだ緊張感が保たれている。

3.8か条(特に⑥~⑧)を徹底させるために、担任がSHRで最低限すべき6か条

  中学・高校は教科担任制である。
  私の場合、授業で顔を合わせるのは週に2時間である。
  最初のSHR、帰りのSHRはそれぞれ5分間。
  担任がSHRで最低限すべきことを、以下にあげる。

①出席の確認。
②必要な連絡を必ずする。(これをしないと、信用がなくなる)
③生徒の日々の生活や生き方に、少しでもふれるような、提案のある話をする。
④生徒の様子に変わったところはないか、観察する。 また、折に触れて言葉かけをする。
⑤帰りのSHRでは、整理整頓をさせ、下校を確認する。戸締まりを確認する。
⑥授業料の納入について声かけをし、滞納がないようにする。

4.担任として、SHRで心掛けたこと

(1)学級通信を発行した。最初のSHRで配り、読み聞かせた。

(2)予定の連絡は、前日の最初のSHRまでに、必ずする。

連絡は文書で、早め早めにする。「聞いてねえよ」と言わせない。

(3)帰りのSHRでは、原則として連絡はしない。 「椅子を机に入れる」「自分の机を整える」のみ指示。

生徒はこの時刻になると、かなり疲れており、一刻も早く帰りたい。 話を聞ける余力は残っていない。
「椅子を机に入れる」のみ徹底する。  森信三先生の「しつけ3原則」のひとつである。

このことで、今のところ、教室はきれいに保たれている。一定の秩序も保たれている(気がする。)

(4)5月のゴールデンウィーク後から6月の中間テスト前まで、全員と個人面談をした。

アルバイトのこと、健康のこと(この時期は、健康診断のデータが揃っている)、学校生活になじめたかどうか、不安はないか、将来の進路希望は・・・・など情報収集。 この時期、個別に話をしたことは良かった。

(5)授業料については、SHR時に担任が回収した。

「これは事務室の業務で、担任の仕事ではない」という教員もいるが、私は積極的に関与している。
なぜならば、たとえやんちゃ君であっても、お家が授業料をきちんと納入してくれるようならば、家庭のモラルは保たれているからだ。
 逆に言えば、授業料を納めてくれない(納められない)家庭は、子どもも保護者も、問題が大である。(問題の質は、当然、「納めてくれない」と「納められない」で異なるが。)
 「授業料を(納められるのに)納めないが、品行方正な生徒」を私は見たことがない。

よって、授業料の納入状況は、「安心して暮らせる学校」のバロメーターなのだ。

まめに事務室に顔を出し、クラスの未納者は誰かを把握する。
学級通信で呼びかける他、お家へお便りも出した。
電話で生徒の様子を伝えがてら、お願いしたこともあった。
今のところ、3回の納入で、1回分が未納な生徒が2名いるだけである

(6)なお、欠時数が3分の1をオーバーしそうな時も、必ずお便りを出した。

その時は、事前に本人を呼び、書面を見せて、説明した上で、持たせた。
本人が書面を親に見せない可能性もあるので、その後は必ず電話で確認をした。


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