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TOSSランドNo: 1111255 更新:2012年12月12日

主述の対応を正しく書く


1 主語のバリエーションを知る。

「とんぼがいます。」
 板書する。「ノートに写しなさい。」「書いたら、『書きました』といって一回読みます。」「全員で読みます。さんはい。」
①主語はどれですか。主語に赤でサイドラインを引きなさい。  「引いたら『引きました』」列指名する。 「とんぼが、です。違ったいたら正しく線を引きなさい。」
②述語はどれですか。述語に黒でサイドラインを引きなさい。  列指名する。
 「います、です。」 「主語を読みなさい。」「述語を読みなさい。」
「とんぼはいます」
③「が」のかわりに「は」を入れて読みます。どうなりますか。とんぼから読みなさい。  指名して読ませる。「wa」と読んでいたらすかさずほめる。「ノートに書きなさい。」
④「います」の主語はどれですか。  指名する。「とんぼは」である。「赤でサイドラインを引きなさい。」
⑤「とんぼは」の述語はどれですか。  指名する。「います」である。「黒でサイドラインを引きなさい。」
⑥「とんぼは」と「います」は主語と述語の関係です。いってみます。さんはい。  
「とんぼ○います。」
板書する。
⑦とんぼが主語、いますが述語になるように、○にひらがなをいれなさい。  書けた子に発表させる。
 ・「とんぼといます。」・・・×
 ・「とんぼもいます。」・・・○ 
「いますの主語はなんですか。」と聞く。「とんぼと」は、主語(ぼくは、私は、太郎はなど)が省略されている。
「その日は、とんぼもいなかった。」
聴写させる。

⑧主語はどれですか。赤でサイドラインを引きなさい。
 指名する。
 ・「その日は」多数
 ・「とんぼも」少数となった。

⑨「は」や「も」のかわりに「が」を入れて読んでみます。
 ・その日が、とんぼもいなかった。おかしい文になりますね。
 ・その日は、とんぼがいなかった。意味が通りますね。

⑩主語かどうかは「が」といれかえてみる、と、ノートに書きなさい。
「とんぼ○○います。」
板書する。

⑪ひらがな2文字でいれて、主語と述語になるようにします。一つ書けたらもっていらっしゃい。
ノートに○を付け、板書させる。
 ・とんぼだけいます。
 ・とんぼなどいます。
 ・とんぼとかいます。
 ・とんぼならいます。
 ・とんぼまでいます。
「すら」「のみ」「こそ」「さえ」などもある。
 ・とんぼといいます。(とんぼと言います)「まだあります」と、あとで発言した子がこういった。
ジョークである。
「頭が柔らかいね。」といった。  

2 主語と述語がねじれている文を正しく直す。

「私が走ったのは、犬が追いかけてきそうだったから走った。」

板書し、写させる。

⑫この文は正しいですか。  正しい、正しくないに挙手させる。
 1人「正しい」とする子がいた。
正しくない。理由を簡単に言わせる。
⑬「私が走ったのは、」をそのままにして、正しく書き直しなさい。書けたらもっていらっしゃい。  板書させる。
 ・私が走ったのは、犬が追いかけてきそうだったからだ。・・・○
 ・私が走ったのは、犬が追いかけてきそうだったから。・・・・○
 ・私が走ったのは、犬が追いかけてきそうだから。・・・・・・・△過去形が現在形になっている。
 ・私が走ったのは、犬が追いかけてきそうだったからである。・・○
 ・私が走ったのは、犬が追いかけてきそうだったからです。・・・△常体が敬体になっている。

⑭今度は、そのほかの方法で、わかりやすく直します。書けたらもっていらっしゃい。  板書させる。読ませて評定する。
◆主語と述語が近い。
◆主述の対応した2文にしている。    を10点とする。

 ・私は犬が追いかけてきそうだったから走った。・・・8点
 ・私は、犬が追いかけてきそうだったから走った。・・9点
 ・犬が追いかけてきそうだったから、私は走った。・・10点
 ・犬が追いかけてきそうだったので私は走った。・・・10点
⑮8点と9点のとでは、何が違いますか。(「、」読点の有無)「、」があるとないとでは違います。読む人は「、」で立ち止まります。
 「走った」の主語はなんですか。(私です。)10点のは、主語と述語が近いのでわかりやすいのです。
 10点の文を写しなさい。  2文に分けるのが出なかった。そこでこう指示した。
⑯もう一つわかりやすくする方法があります。「。」2つ。文を2つに分けてしまいます。書けたらもっていらっしゃい。  時間があれば板書させる。
次のような文を書いてきた。
 ・私は走った。犬が追いかけてきそうだったからだ。10にん
 ・私は走った。理由は犬が追いかけてきそうだったからだ。3人
 ・私は走った。なぜなら犬が追いかけてきそうだったからだ。2人
 ・私は走った。それは犬が追いかけてきそうだったからだ。10人
 ・私は走った。わけは、犬が追いかけてきそうだったからだ。1人
 ・私は走った。走った理由は、犬が追いかけてきそうだったからだ。1人
 ・犬が追いかけてきそうだった。それで私は走った。1人
 ・犬が追いかけてきそうだった。だから私は走った。3人
 ・犬が追いかけてきそうだった。なので私は走った。1人

【念のため練習問題】
「ぼくのめあては、学校賞をとるのがめあてだ。」

 <参考文献>
『作文の論理』(宇佐美寛著 東信堂)
『日本語練習帳』(大野晋著 岩波新書)
『作文技術で思考を鍛える』(大森修著 明治図書)
『作文力を鍛えるスタディスキル』(大森修編著 明治図書)
『描写力を鍛える』(大森修編著 明治図書)
『作文技術教育の年間指導計画』(新潟言語技術の会大森修編著 明治図書)
『思考を鍛える作文授業づくり』(大内善一著 明治図書)
『作文の基礎力を育てる短作文のネタ』(吉永幸司編著 明治図書)
『新教育課程の授業づくりQA事典』(向山洋一著 法則化アンバランス編 明治図書)
『向山洋一年齢別実践記録集』第13巻(向山洋一著 明治図書)
『「文章の書き方」がミルミルうまくなる本』(安武真理著 PHP研究所)
『向山型作文指導で子どもの作文力が5割アップする』(TOSS小江原サークル著)


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