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TOSSランドNo: 2320287 更新:2012年12月13日

シルバーの3日間・教師になって初めての2学期(1日目)


教師になって初めての2学期~第1日目~

2学期、シルバーの3日間初日が始まった。

初日の私自身の目標

1.なにより、子供たちが学校を楽しいと感じること
2.あいさつ、返事、お礼、手の挙げ方など基礎的な規律の確認を行う。

 朝、だれよりも早く学校へ。
 教室に入り、窓を開け、電気をつけた。
 提出物をどこに出せばよいかを、示しておいた。
 なんだか落ち着かない。そわそわしている自分がいた。

 子供たちが、教室に現れた。
 「おはようございます」
 子供たちより早く、挨拶をした。
 やはりかわいい。ちょっと黒く日焼けした子供たちが、
 次々に姿を見せてくれた。

 たわいもない会話が続く。
 「千と千尋を見た」「隠岐に行ってきたよ」「私は、四国に行ってきた。ともだちができたよ」
 四方から会話が飛び交い、対応し切れなかった。
 でも、なんだかうれしい。心は弾んでいた。

8:15~ 朝自習

 提出物を出させた後、朝礼まで時間がある。
 2学期最初の学校に来て、いきなり空白時間を作ることは、
 避けたかった。
 2学期第一号の学級通信を子供たちに配った。
 子供向けの通信である。
 その最後に朝自習の時間にやることを載せておいた。
 とがった鉛筆と定規を使ったイラスト作りである。 

 1学期、子供たちに3つの「くせ」をつけることを約束した。
 (授業のネタ教材開発8月号 明治図書 
  学習と生活の基本を「くせ」にしたい 吉川廣二先生の追試)

 1.毎日机に向かうくせ(勉強に限らず)
 2.毎日鉛筆を削るくせ(電動でよい)
 3.定規を使ってまっすぐな線を引くくせ

 夏休み明けに、定規ととがった鉛筆を作ったイラスト作りをするよ
 と子供たちには話しておいた。
 これを、教師が職員朝礼でいない空白の時間に取り入れることにした。

 職員朝礼のあと、教室に向かったが、
 「シーン」として取り組んでいた。集中していた。

8:30~学級朝礼

 時間がなかった。挨拶と健康観察、
 今日の予定について話し、掃除場所に移動させた。

8:40~朝掃除

 掃除をしない子がいても当たり前。掃除はボランティア。
 このことを念頭において、褒めることを中心とした。
 自ら雑巾を持って張り切った。張り切りすぎて、失敗をした。
 ワックスがけ後なので、乾拭きでなければいけないが、
 雑巾を水でぬらしてしまった。子供たちに笑われた。
 しかし、掃除場所に温かい雰囲気が流れた。
 1年生2年生に、雑巾がけの仕方を教え、大いに褒めた。
 掃除が終わった。いい気分である。

9:05~始業式

 あとで聞いた話である。6年生の担任の先生がおっしゃった。
 「6年生と3年生が一番早く、体育館に来て並んだね。何だかおかしかった」と。
 これには、秘密がある。他学年は、掃除終了後、一度教室で並んで
 から体育館に来られた。6年生、3年生の指示は、他学年とは違っていた。
 (実は、6年生の先生の指導を真似た。いい物は取り入れることにしている)

 掃除が終わったら、体育館に集合します。きた人から順に、一列 
 で並んでおくんですよ。

実際は、2列に並んでいたが相変わらずすばらしい子供たちだと思った。

9:40~学活・終礼

1.提出物の確認

 持って来ていない子もいる。その子たちには、猶予期間を与えた。
 金曜日だったので、土日でしておいで。月曜日に持ってくるの 
 ですよと伝えた。決して叱りはしない。

 提出物はチェックをしっかりとした。子供たちに記録していることが見えるようにした。
 確認の時は、一つ一つ手をあげさせたり立たせたりして行った。
 飽きないように、手のあげ方や、立たせ方に変化のある繰り返しを取り入れていった。
 最後のほうでは、自分が苦しくなったが・・・。
 ここで、手のあげ方を確認した。「天井に突き刺すように」「耳につける」
 などの指示で、きれいに手をあげるようになった。
 
 通知表だけは、一人ずつ名前を呼んで確認した。
 元気よく「はい」と返事をする子を褒めた。
 返事が元気だと、されたほうも気持ちよくなる。
 どこに出ても得する子に育てていきたい。

2.漢字スキル、計算スキルの配布 

 あえて、一人ずつ取りに来させた。
 物を渡すとき「どうぞ」「ありがとうございます」を指導したかった。
 きちんといえた子は、大げさに褒めた。
 当たり前のように感じるが、すごいことなのだと。
 ただ、なぜ「ありがとう」が大切なのか、指導が行き届いていないことも感じた。  
 
 2学期からスキルを使い始めることになった。そこで、簡単に
 「頭のよくなるスキルです」と話した。詳しい趣意説明は、
 各教科の時間にすることにした。名前を書かせる。
 「ペンのない人は先生のところにとりにきなさい」
 「名前は、漢字で丁寧に書くのですよ。」
  ここに、「世界で一つしかない」とか「あなた自身をあらわす唯
  一のものです」などの言葉を入れればよかった。
  ただ、よい趣意説明が浮かばす、指示だけになってしまった。

3.養護教諭からのアンケート

 本日の目標の一つは、子供が学校を楽しいと感じることだった。
 ちょうど保健の先生より夏休みアンケートが配布されました。
 その中で、今日の学校はどうでしたかという項目があった。

    1.とても楽しい     7名
    2.まあまあ楽しい    3名
    3.あまり楽しくない   0名

 10割を目指すときついので、まあまあの結果と捉えることにした
 (最後にやれば、もっとよかったとも思った。)

4.漢字テスト

 初日、とにかく勉強を取り入れたかった。
 一学期の終わりに漢字テストの約束をしていた。
 しかし、いきなり点が取れないではしかたがない。
 楽しくなくては、いけない。
 迷った。・・・2つの工夫をした。
  1.両面刷りで、裏を見れば答えが分かるようにした。
    どうしても分からないところは、写してもよい。写すことも
    勉強なのだと。
  2.少し邪道かもしれない。文章の中身をクラスの一人一人の
    特徴を取り入れた、漢字テストにした。
      例)野球が大好き、~くん。
    子供たちはニコニコしながら取り組んでいた。
    保護者の方からも、「一人一人の特徴をよく捉えていて、
    笑いが止まりませんでした。私も子供のときに、こんなテストを
    受けてみたかったです。」との便りをいただいた。
    少し、安心した。

5.イラスト紹介(朝自習、参照)

 夏休み3つのくせについて、確認した。
 思っていたよりも意識が高く、どの子もがんばったようである。
 毎日したという子が2名。何回かできなかったという子が7名。  
 できていない子が1名(やんちゃ君だ)。
 「できなくて当たり前なんだ。簡単そうに見えて
 本当に難しいこと。これをやり遂げた2人は本当にすごい。
 チャレンジした子もすごいんだ」というようなことを話した。

  そして、イラスト紹介。どの子もすばらしい作品だった。
  私が考えていた、イラストを黒板に示し、どれだけみんながすご  
  いかということを話した。みんな私の作品を見て笑っていた。

6.先生のお話

  知的な話ができなかった。初日、一番後悔した場面である。

  携帯電話を取り出した。 子供たちは、ざわざわする。
  携帯の留守番電話を流す。もちろん子供たちには、聞こえない。
  聞こえるところに集まるよう指示を出す。
  争うように、子供たちが集まってきた。
  再び、流す。 気づいた子供はニヤニヤする。
  もう一度流した。全員が分かる。

  やんちゃ君と普段控えめな男の子H君がかけてきた電話の記録だ。
  この2人の組み合わせはチャンスだと思った。普段から、目立ちた
  がり屋のやんちゃ君は喜ぶだろう。そして控えめなH君が、みんな
  に注目されるチャンスだと。
  子供を席に戻して、話を始めた。
  「夏休み、1本の留守電が入っていました。・・・(中略) 
  留守電をくれた子、暑中見舞いをくれた子、3人で一緒に、電話
  をかけてきてくれた子。本当にうれしかったです。そして、心か
  ら全員の顔を見たいと思いました。今日、2学期最初の日に、全
  員がそろったこと。それだけで先生は最高に幸せです。言うこと
  はありません」

  暑中見舞いの答えのお話

  暑中見舞いで、クイズを出した。
  暑中見舞いの答えは「なつやすみ」。
  結構楽しくやってくれたということで安心した。
  返事を書いてくれたやんちゃ君、Kさん、問題にチャレンジしてくれた
  全員に「ありがとう」といった。
  
  先生のお話は、いろんなところに行ったというお話
  お土産を渡した。みんなで食べた。
  どこで買ってきたでしょう?という問題(3択)に、クラス全員、  
  「浜田」と自信を持って手をあげた。
  みんな、先生を信用していませんね・・・
  とても明るい雰囲気であった。

  (反省)教師の話が長すぎた。もっと子供の夏休みを聞けばよかった。
      きっと話したいことは、たくさんあったはずだ。

7、先生が怒るとき3原則

  1.命にかかわる危険なことをした時 
  2.いじめや人の嫌がることをした時 
  3.3回注意しても直そうとしなかった時

  このときは、絶対に引かないということを話した。

8.最後に、挨拶をして、じゃんけん・握手で別れた。
9.分団児童会

 以上が初日である。反省点は山済みである。
 しかし、初日に私が立てた2つの目標は、クリアすることができた
 のではないかと思う。


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