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TOSSランドNo: 1113036 更新:2013年10月14日

作品全体を分析する授業 「手ぶくろを買いに」8


 まずは、向山洋一氏の「ワシントンの桜の木」の実践の追試をする。

 次のエピソードを話す。

説明1:

 アメリカの大統領にワシントンという人がいました。その人が子供桜の木を切ってしまいました。それは切ってはいけない木だったのです。誰かが大切にしていた木だったのです。それを素直にあやまりにいったんだそうです。

 そして、聞く。

発問1:

 この話は「桜の木を切っちゃいけないよ」ということが言いたいのですか。

すると子供たちは「違う」と言う。

発問2:

では、何を言いたいのですか。

と聞くと、

「素直に謝ることが大切ということが言いたい。」

と反応してきた。

説明2:

 桜の木を切ったことを通して「素直にあやまることは大切だ」というようなことが言いたいのですね。

 こう言って「素直にあやまることは大切だ。」と板書した。これが主題文を書く参考になる。

 続けて、

指示1:

 同じように「手ぶくろを買いに」も子ぎつねや母さんぎつねの変化を通して、みんなに何か言いたいことがあります。
 それは文章に書いてないのですが、それを考えてもらいます。

と指示した。

 そして、黒板に次のように書き、視写させた。

 「手ぶくろを買いに」は子ぎつねや母さんぎつねの変化を通して、(          )といいたいのである。

 そして、

指示2:

 今まで勉強してきたことから考えて(  )に文を書きなさい。ただし、物語に出てくる言葉は使いません。「子ぎつね」とか「母さんぎつね」とか使いません。

 こうして書けた子からノートを持ってこさせる。

 10人が書けたところで黒板に書かせた。書けない子の参考にするためである。

 子供たちが解釈した主題文を示す。

  ・勇気が必要。
 ・もっと生き物とともだちになろう。
 ・勇気がないとだめだ。
 ・本当はやさしいのにこわいと決めつけてはいけない。
 ・かってにこわいと決めつけてはいけない。
 ・生き物はやさしい心を持っているのだ。
 ・生き物はみんなやさしい面があるんだよ。

*なお、この主題の指導には向山氏の授業とは決定的に違うところがある。(追試になっていなかった。)

 主題文を書かせるとき、主語に「世の中は」や「人間は」を使わせるのが向山氏の授業である。私はそれをしなかった。

 その結果、子供の主題文が洗練されたものにならなかった。

 以上の指導を分析批評講座にて向山氏よりご指導を受けた。


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