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TOSSランドNo: 1111453 更新:2013年10月13日

段取り力で「びっしりノート」を実現する


1 1つの発問で見開き2ページに挑戦

 討論の前段階として「びっしりノート」の指導がある。

1つの発問で見開き2ページ自分の意見が書けた状態のノート

を目標に「びっしりノート」に挑戦した。

 指導のポイントを、

 ① アウトラインシステム
 ② 個別評定
 ③ 良文の紹介

と捉えて授業した。 

 教材は光村の9月詩教材「あなたへ」(小泉周二)である。

 「あなたへ」はリフレインが使われており、「~ください」が7回繰り返されている。TOSSランドの長田正昭論文(No.1115085)、加藤延啓論文(No.1111248)のリフレインを問う発問を追試した。

2 アウトラインシステムで書かせる

 音読、暗唱で1時間。一字読解で1時間。3時間目に次の発問をした。

発問1:

 どの「ください」がこの詩の中で1番大切ですか。

 そして、次のアウトラインに沿って自分の立場を決めて書くように指示した。

わたしは(番号)の「ください」がこの詩の中で一番大切だと考える。

 挙手で人数を確認する。6番目の「ください」が1人、7番目の「ください」が30人という結果であった。

 次に、

指示1:

自分がそう考える理由を書きます。

と指示し、次のアウトラインを示す。

第一に、~である。

第二に、~である。

 また、次の「引用」のアウトラインも教える。

「(詩の中の言葉)」と書いてある。つまり、~ということだ。

3 個別評定する

 そして、

指示2:

1つ理由が書けたら持ってきなさい。

と指示する。

 ノートを持ってきた子には、自信をつけさせるために「なるほど!」「この考え方はまだ誰も書いてないなあ!」などと短くほめながら赤丸をつけていく。

 さらに、

説明1:

4行書けたので40点です。

と分量の評定をしていく。こうすることで子どもはさらに長く書こうと努力する。

 その後も1つ理由が書けるたびにノートを持ってこさせる。

 途中、

指示3:

もう理由が見つからなくなった人は反対意見を書きます。

と言って次のアウトラインを示す。

~はおかしい。

なぜなら、~

 ここでも1つ1つの理由を評定していく。

4 良文を紹介する 

 書き続けていくと、次のような書き方をする子どもが登場する。

 ・国語辞典で意味を調べて書く

 ・「例えば」を使って書く

 ・「もしも」を使って書く

 こんな時はこれを全員に読んで聞かせる。すると、それをまねする子が出てくる。

 また、

説明2:

友達のノートを見せてもらってもいいんですよ。

と声をかける。

 なかなか書けない子は友達のノートから多くを学ぶのである。

5 「びっしりノート」の完成

 最後は次のアウトラインでまとめさせた。

このように、~が~なのである。

 このような段取り・手順で指導を繰り返すと「びっしりノート」を書ける子が増えていくのである。


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