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TOSSランドNo: 7665730 更新:2013年10月13日

5年光村「人と『もの』との付き合い方」の実践記録。6


概要
教科書の資料を元に、文章の組み立てによって伝え方が変わることを理解させる。ノート上で付箋を動かす作業を入れると、「組み立て」という概念が子どもにもとらえやすい。(国語)

教科書の資料の組み立てを変えてみる

3時間目に教科書の資料を読み取って書いた5枚の付箋が、子どものノートに貼ってある。

発問1:

最初はどんなことが書いてありましたか?

「ごみとは何か?(問題提起)」である。
以下、簡単に問答しながら、黒板に貼り付けられる小黒板に書いていく。

ごみとは何か?

不要とみなすとごみになる。

江戸時代・マラウイ

江戸・マラウイと今の日本

1日に1人1キログラムのごみ。

説明1:

教科書の資料では、この順番で説明されています。この順番を並び替えてみるとどうなるでしょう。

「たとえば・・・」と、

江戸時代・マラウイ
を最初に持ってくる。

発問2:

③の「江戸時代・マラウイ」の具体例から話を始めたとします。次はどの話を持ってくればいいでしょうか?

子どもの意見は④と⑤に分かれた。

説明2:

これはどちらでもいいですね。たとえば④を次に持ってきたとします。

江戸時代・マラウイ

江戸・マラウイと今の日本

発問3:

次は何がいいですか?

ほとんどの子が⑤と言う。
また小黒板を動かす。
同様に、①、②の順で組み立てを決めていく。

江戸時代・マラウイ

江戸・マラウイと今の日本

1日に1人1キログラムのごみ。

ごみとは何か?

不要とみなすとごみになる。

説明3:

こうすると、「具体例」から入るパターンになりますね。最初に、昔の日本や外国の具体例を出して、それと今の日本をくらべてみる。そして最後に「そもそも、ごみとは何なのか?」と問いかけて、「いらないと思うからごみになる」とまとめる、という流れになります。

指示1:

こんなふうに、付箋を並び替えて、自分なりに組み立てを変えてごらん。

しばらく作業の時間をとる。

できた子を指名して、小黒板を移動させる。

子どもからは、

1日に1人1キログラムのごみ。

江戸時代・マラウイ

江戸・マラウイと今の日本

ごみとは何か?

不要とみなすとごみになる。

というパターンや、

ごみとは何か?

江戸時代・マラウイ

1日に1人1キログラムのごみ。

江戸・マラウイと今の日本

不要とみなすとごみになる。

というパターンが出された。

「今の日本の具体例から入ると、身近な話題なので読者にも伝わりやすいですね」
「問題提起を最初にしておいて、答えを言わないまま具体例を出して、最後に答えを言うというサンドイッチ型もおもしろいですね」
などと簡単に解説していく。

説明4:

このように、同じ内容でも、伝える順番を変えると、相手に伝わる印象が変わります。

調べた情報の交換

説明5:

図書室でみんなが調べた情報を、グループ内で簡単に紹介してもらいます。説明しようとすると、自分でよく理解していなかったり勘違いしていたりすることが分かります。

指示2:

班の形になって、1人ずつ、自分が書いた付箋について説明していきなさい。

補足
調べた情報が「使える情報」であるかどうかを確認させるため、そして情報交換による「情報の蓄積」をねらった活動であったが、紹介の仕方がよく分かっていない子が多く、うまくいかなかった。いきなり「説明しなさい」では難しかったようだ。

組み立てを考える

班の形を元に戻す。

指示3:

今度は、自分が調べた情報をどんな順番で発表していくのか、付箋を並び替えて組み立てを考えなさい。

ノートの中で付箋を並び替える子や、全部の付箋をはがして1枚ずつ並べていく子など、いろいろであった。

説明6:

組み立てを考えていくと、「ここにもう一つ別の情報がほしい」とか「この情報はいらない」とか、いろいろ考えられると思います。ほかに必要な情報が出てきた場合は、あとで図書室で調べるか、お家の人に聞いたり、インターネットで調べたりして、必要な情報をつけ足しておきなさい。


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