説明1:
「形式段落6,7,8の要約文を、次のようにも考えてみました。」
『体内の「海」の塩加減がちょうどよい状態になるように』『調節している』『わたしたちの体。』
発問1:
「『□の状態を』『調節している』『わたしたちの体。』とすると、
□の中には①塩②「海」のどちらを入れたほうがいいでしょうか。」
説明2:
「この要約文を20文字以内にまとめてみます。」
①派の子どもの意見
→『塩の状態を調節しているわたしたちの体』は意味がよくわかる。
→『「海」の状態を調節しているわたしたちの体』では意味がよくわからない。
→わたしたちの体は、塩の量を調節しているんだから、『塩』が正しい。
②派の子どもの意見
→「海」は、海 とはちがう意味がある。
→「海」っていうのは、人間の体の中のことを言っているんだから、こっちのほうがいい。
→「海」は、人間の体の中の塩がはいっている水分のことだから、塩よりも「海としたほうが、より正確だ。
※意見を書かせた後、指名なし討論をしていく。
発問2:
「いわゆる 海 とはどういう意味ですか。」
→子ども達は辞書を引いて答えた。
発問3:
「教科書に 海 ではなく、「海」と書いてある箇所が全部で3箇所あります。どこの段落ですか。」
→②⑧⑮
発問4:
「「海」の説明が書いてある段落はどこですか。」
→③
説明3:
「「海」とは、たんなる 海 とは違って、『わたしたちの体の中にある塩を含んだ水』のことをさしています。だから、『塩の状態を調節しているわたしたちの体』とするよりも、『「海」の状態を調節しているわたしたちの体』としたほうが、よりふさわしいと考えられます。」
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