TOSSランド

コンテンツ登録数
(2017/08/17 現在)

21412
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 2320454 更新:2013年10月11日

風邪による学級閉鎖・「場を読む」ことの大切さを伝える語り


昨日、朝の段階で欠席者6名、罹患率86%でした。
私が見る限り、自信を持って「元気だ!」といえるのは英也君(仮名)と正太郎君(仮名)ぐらいでした。体が重いのか、机にもたれかかっている人も結構いました。目がトロ~ンとしている人もいました。明らかに、普段の雰囲気と違った教室の様子でした。

1時間目終了後、緊急の職員会議が開かれて一斉下校になりました。
会議終了後、教室で事情を説明しました。

「先生から、大切な話があります。」

生徒全員につたえなければならない話は、こう前置きをしてから話すようにしています。
C組の場合、この一言で全員の顔があがります。背筋が伸びます。「打てば響く!」という言葉通り、素早く反応します。
裕太君(仮名)、一馬君(仮名)、広樹君(仮名)、綾乃さん(仮名)は、いつも真剣な目で私の話を聞いてくれます。「目で話を聞く」という言葉があります。私をしている側にとって、実に話しやすい雰囲気をつくってくれます。学級担任として、いつもうれしく思っています。

昨日は状況をよく把握しているので、全員が真剣に聞いてくれました。欠席した6人のことを心配する気持ち、仲間をいたわる気持ちがあるから、静かに話を聞いてくれたのだと思います。ありがたく思いました。

学級閉鎖の話をすると、状況を読めずに「やった!」「帰れる!」と大きな声で喜ぶ人がいます。その気持ちは分かります。しかしながら、40度の高熱で寝ている仲間が現実にいるのです。学校に来たくても、体が重くてこられなかった仲間もいるのです。喜んでいい状況なのかは、中学生であればわかるはずです。

先週、風邪が流行する兆しがあらわれたので、放課後の部活動を休止にしました。
ちょうど、その放送が流れたとき、私はある教室にいました。ある生徒は「やった!」と喜びました。ある生徒は「練習したい!」と悔しがりました。

どちらの生徒が伸びるでしょうか?

私は、次のように話をしました。

 部活が休みになって、そんなにうれしいのですか?
 そんな気持ちで練習をしているのなら、多くの仕事を抱えながらも練習についている先生方は、どうなるのですか?
 先生方は部活動の練習が終わってから、その日の仕事に取りかかります。
 それは、一生懸命に練習してくれるからです。
 「自分の仕事を後回しにしてもいい!」と思えるから、部活動が終わってから仕事をするのです。 
 休みになって喜ぶぐらいの部なら、先生ならば練習にはつきません。 
 中学生であれば、そこまで考えるべきです。

今の日本は、自分の感情をストレートに表現することを良しとしています。間違ったことではないのですが、そこには条件が付くことも教えなければならないと思うのです。
大人の世界では、この点が重視されます。お葬式に派手な服装で参列する人はいません。ほとんどの人は、黒い服です。男の人であれば、黒いネクタイを着用します。結婚式に招待された人は、白い服を避けるのが常識です。主役である新郎新婦に対する配慮です。

なぜ、このようなことをするのか?

それは、服装を通して、相手に「心」を伝えようとする配慮があるからです。
《場を読む》ということを、中学生にも教えていきたいと思っています。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド