TOSSランド

コンテンツ登録数
(2018/01/20 現在)

21456
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 1320051 更新:2012年12月11日

代員講師の学級経営


法則化シリーズ/その他/代員講師

代員講師の学級経営

              TOSSアンバランス福島 TOSS会津 薄井 健文

これは渡辺純恵氏の実践「代員講師の学級経営」の紹介である。

出典 : 第9期教育技術の法則化86 だれでも使える学級経営の技術 

学級担任であって学級担任でない代員講師。
その代員講師が一番悩むのは

学級担任の意向にどこまで沿えばいいのか。

ということである。
学級担任の学級経営をそのまま引き継ぐことなど不可能である。
だからといって、限られた時間しかない代員講師が自分の方針で学級経営に当たっても、
学級を混乱させるだけである。
学級はやがて担任に返さなくてはいけないのだから。
代員講師が、学級担任の学級経営を踏襲しつつ、自分の個性を光らせるためには、

学級担任のやり方を踏襲する部分と、自分の個性を押し出せる部分とを見極める。

ことである。以下、具体的に述べる。

1 学級担任のやり方を踏襲する

①学級経営の基本方針

やがては担任に返さなくてはならない学級である。
学級経営の土台を崩してはいけない。
学級経営の土台を知る最もよい方法は、

学級経営案を読む。

ことである。

②学級のルール

向山氏は言っている。

一つのルールを判断するときは今まではどうであったかをふまえなければならない。
                    (『子どもを動かす法則』 P.51)

昨日までは担任の先生との間のルールがあったのである。
これを無視するとたちまち「○○先生は~でした。」の嵐になる。

学級のルールは1つ1つ確認する。

「黒板はだれが消すのですか」
「宿題はいつ出すのですか」
「給食を残すときはどうしていましたか」
「手の挙げ方に決まりはありましたか」等、
いちいち確認する。

③学習スタイル

 次のような学習時におけるルールは担任の方法を踏襲するのがよい。
あ)挙手の方法(ハンドサイン、声の有無等)
い)指名の仕方
う)討論の方法(教師による指名、指名なし討論)
 これらのルールを変えてしまうと学習の能率が下がってしまう。

2 自分の個性を光らせる余地

①あいまいなルール

ルールを1つ1つ確認していくと必ずあいまいな部分がでてくる。
そういう部分がでてきたら次のように言う。
「そうですか。では、先生がいる間は~のようにして下さい。」

②係活動

係活動で自分の個性を光らせると言ってもいきなり係活動を変えてはいけない。

今ある係活動の方向を無理に曲げない。

いきなり係を変えると子どもが戸惑い、
かえって活動が不活発になってしまう。
だから、まずは今ある活動をさせながら、創意工夫の余地を考えさせる。

どの係が集会を企画してもかまいません。
どの係がどんな新聞を書いてもいいよ。

等の助言によってである。そして、

代員期間の間に係を再編成する機会があれば、自分の方針で係活動を編成させる。

③短期間で身につく学習方法

 学習でも、例えば国語の分析批評や、
伏線を必要とする授業のネタのように
長期の展望にたって行われるものはできない。

では、どのような学習なら自分のやり方で行えるのであろうか。
あ)漢字練習
い)計算練習
う)日記
え)日々の授業で使う片々の授業

あ)や、い)のようなドリル学習の方法は
今までと変わって子どもはすぐになれる。

日記は代員についたその日から宿題にすると、
子ども達は「ああ、この先生は日記を書かせる先生なんだ」と、
納得するみたいである。

「おへそを正面に向けなさい」や、「教科書を指でたどりましょう」といった、
片々の技術はくり返し使うことによってほんの2,3日で身につく。

以上、代員講師が学級経営に当たるときに
心に留めておけばよい基本的な事柄について述べた。

基本的には担任の学級経営を踏襲しながら、
自分のカラーも随所に出す。

そんな学級経営ができたらと思う。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド