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TOSSランドNo: 1214181 更新:2012年12月10日

体ほぐしの運動


1.第1回体ほぐし・心ほぐし講座(1999.6.13 船橋 千葉県)

 平成11年6月13日、船橋市にあるアートマン・ヘルスアカデミーで「体ほぐし・心ほぐし連続セミナ-」が行われた。
 講座1は「体をほぐし」である。第1回は「静のポーズ」である。講師の荒谷美枝子氏は、ヨ-ガ&気功セラピ-のアートマン・ヘルスアカデミ-代表、船橋重陽気功協会会長をされている。
 また、厚生省認定の健康運動指導士、労働省認定のヘルスケアトレ-ナ-で、インストラクターの資格の持ち主である。
 気功は、中国の西安でおよそ2週間かけて資格を取得したそうである。気功のポイントは以下の三点である

・呼吸で体を動かす。
・自分の体の弱点を知る。
・身・体・息を整える。(調進という)

以下、実際に行なった動きを紹介する。

①足の指のほぐし

  心臓の遠い部分から行う(手・足)。自分の健康を保つためには、自分の体を一つずつチェックしていく。きついポーズはしないというのが原則である。息を吐きながら、根本から回していく。
  長座の姿勢から片足を股にのせ、小指から揉んでいく。小指が終わったら薬指、中指、人差指、親指の順に行う。
  関連している臓器は、小指…子宮、膀胱、生殖器、薬指…神経系統、中指…循環器、人差指…胃腸、親指…迷走神経である。よく揉むことによって血液の循環がよくなり、臓器の機能が高まる。
  揉み終わったら足の指先を開いて、中まで手の指を差し込む。指先を開いて、中まで手の指を差し込む。差し込んだら右回り、左回りと行う。
  すぐ差し込める時と差し込めない時とがある。それによって、体の調子が把握できる。私も実際にやってみたがなかなか入っていかない。普段靴下を履いているので足の指がくっついてしまっているからである。
  右足が終わると左足も同じように行った。終わった後、快いさわやかさが残った。足の指を揉むことがこんなに気持ちよいとは知らなかった。

②足首を回す

  かけ声をかけながら、男性は内側から、女性は外側から10回ずつ回す。内側が終わったら外側から回す。男性と女性で異なるのは股関節の違いである。
 「回す時に声をイ-チ、ニ-、サ-ン…と数えていきます。どうしてかというと、声を出すことによって筋肉が緩むのです。大きな声を出してやってみてください」
  荒谷氏の説明によって、運動するときに声を出す意味が分かった。声を出すことは息を吐くことである。息を出すことによって筋肉が緩むのである。
  声を出すと筋肉も緩むし、リズムも出来ていく。楽しく足首を動かすことが出来る。

③足の両側をたたく

足首を回し終わったら、膝を立てる。手の親指を内側に入れて、ふくらはぎを叩いていく。無理のない姿勢で叩いていく。膝から下をくるぶしまで軽やかにする。
  ①~③を左右行う。

④腕を伸ばす

正座の姿勢になり、腕を頭の後ろに回す。肘を曲げ、息を吐いたときに伸ばす。息を吐いた時に少しずつ伸ばしていく。これ以上出来ないところまでいったら、ゆっくりと戻していく。

⑤背中へ腕を回して伸ばす

これも腕を頭の後ろに回すのと同じように吸って、吐く時に腕を伸ばしていく。少しずつ少しずつ伸ばしていく。

⑥肘を顔の前へ

  最後は肘を顔の前に持ってきて伸ばしていく。要領は④⑤と同じようにしていく。

⑦足を伸ばし、手首足首を同時に回す。

外側、内側両方行う。声を出して数えていく。

⑧一方の膝を立て反対側に倒す
⑨前屈

  「前屈はどこから折りますか」と聞かれた。股関節、腰、背骨などという意見が出された。腰から曲げると曲がらない。股関節から曲げていくのが正しいという。
  股関節を曲げ、おしりを後へ出す。おしりが出たところでゆっくり吸い込む。吸い込んで吐いたら、膝の後を伸ばす。背中の力は抜く。

・前屈は、股関節から曲げる。

  足は肩幅。
  腰から曲げない。
  股関節に手を当てて、尻を後ろに突き出す。
  膝を後ろが、「伸びる。伸びる」と思って行う。

⑩前屈から起きる

  立ち方もある。歯を食いしばらない。呼吸は一人一人違う。楽に出来る程度がよい。吐きながらゆっくり下ろす。股間節に手を当てておしりを突き出す。ゆっくりと上体を下げていく。
  膝の後が伸びていく。筋のどこがつっているのかを知る。筋が伸びないといくらやっても効果がない。
  ゆっくり戻していく。起き方には二つある。一つは落とした時に頸椎を1本1本起こす。二つ目は、腰から持ってきて最後に頸椎を上げていく。
  背骨を柔軟にする。頸椎から曲げ、頭を起こして吸って吐いた時に伸びる。背中を丸くして、ゆっくりと背中を上げていく。
  背中を丸くして、ゆっくりと背中を上げてくる。背骨のゆがみ、緊張がどうなっているか分かる。同じ前屈でも無理がない。呼吸が大切であり、いかに長い呼吸をするかである。
  背骨を柔軟にする。二種類ある。

  ・頸椎から起きる方法
   顔を上げ、遠くを見つめながら起きる。
   息を吸って、吐いたときに起きる。
  ・腰から起きる方法

⑪アキレス腱、膝の後ろを伸ばす

  片足を大腿部に着け、伸ばす。
  反動をつけない。
  息を吸って吐いたときに上半身を倒す。 息を吐いたときに、踵を押し出す。
  下半身を安定させることによって、上半身のバランスがとれ、力を抜くことができる。(上虚下実)

⑫腹式呼吸

  仰向けの状態。あごは少し引き気味。 肘が足先にひっぱらっれる感じ。(肩の力が抜ける。)
  手をお腹の上にのせる。
  息を吸ってお腹を膨らませる。
  息を吐いてお腹を引っ込める。
  吸った息が、体全体に行き渡るように止める。

⑬手首を組む

  わきの下を開ける。(肩の力を抜く)
  鼻から息を吸い込んだところまで手首を返す。
  息を吐いたときに肘を前に出す。

⑭手首を返す
⑮ろうきゅうのマッサージ

 指先の血流が良くなる
  手の中心は体の中心である。

⑯手の水かきのところをマッサージ

  指先が動くようになる。

⑰耳を引っ張る

  息を吐いたときに耳を引っ張る。

⑱手を合わせる

手を胸のところで合わせ、肘で押し合う。

⑲結跏趺坐(けっかふざ)

体の歪みを知ることができる。

荒谷先生のお話は、次の通りである。

・音楽を聴く。
 朝、授業の前、帰り前に1分でいい。
 目を閉じ、腹式呼吸をさせる。
 精神の統一につながる。

・椅子に座った状態で行う
 三分の一椅子に腰掛けた状態で体をねじる。
 内臓が動き、気持ちが良くなる。
 背骨の歪みが解消される。

・呼吸を使った動きを行う
 反動を使わず、動かしていて心地よいということを実感させる。
 体の歪みを呼吸法で解消させる。
 気持ちも安定していく。

・初めは一週間に一回でよい
 気持ち良くなると自然に自分で行うようになる。

・授業の始めに、二・三ポーズ行う
 二人一組になり、呼吸をゆっくりしながら行う。(せっかちな子は呼吸が速い。)
 一分間二回~三回から一回へ
 呼吸の中に動きを、動きの中に呼吸を
 友達の体を触ることにより、スキンシップにつながる。
 信頼関係が生まれ、体を緩めることができる。

・体の中心をイメージさせる
 丹田が下に降りてくる。重心が定まる。 五臓の位置が定まってくる。

・枠の中にはめない
 枠の中にはめようとすると子供は逆効果でる。

礼に始まり、礼に終わる、非常に充実した、また、贅沢な講座であった。


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