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TOSSランドNo: 2468217 更新:2013年10月01日

【リコーダー】指導効果チェック法(得居不二三氏の追試)


【リコーダー】指導効果チェック法(得居不二三氏の追試)

 指導したことが、どの程度出来ているかを、すぐに知ることは、授業の組み立てを考える上で、重要である。
 出来たかどうかをチェックするには、次の様な方法がある。

【指導効果チェック法】

 1.起立、着席法
 2.右向け右法
 3.二人組み鏡法
 4.部分リレー法

 シ・ラの指遣いの指導後、その指導効果をチェックする場合を例にして、以下、やり方を述べる。

1.起立、着席法

 シラシラと何度か吹く練習をした後、次のように言う。

指示1:

 全員、起立。
 「シーラーシー」と吹きなさい。
 出来た人は、座ります。

 自信を持って、さっと座った子は、当然、OKである。
 もじもじしながら座った子は、殆ど出来ていない。したがって、立ったままの子とともに、チェックしておく必要がある。
 この方法のいい所は、短時間に、大体の指導効果をつかめることである。

2.右向け右法

 練習の後、次の様に言う。

指示2:

 全員、起立。「シーラーシー」と吹きなさい。
 1回正しく吹けた人は、右向け右をしなさい。
 吹けた人は、1回吹くごとに右向け右をします。
 一回りしたら、目をつぶって吹きます。
 それが出来れば、合格です。
 まだ吹けない人は、前を向いたまま、練習をしなさい。

 一回りした子は、目をつぶって、ふた回り目に挑戦させてもいいし、座らせて、終わりにしてもよい。
 この方法の特徴は、指導効果のチェックをすると同時に、さらに、飽きずに練習をさせられることである。
 練習の進み具合も、一目で分かる。
 前を向いている子が多ければ、もう一度、全体練習が必要であるが、数人ならば、

 (1) その場で個別指導をする。
 (2) 後で、残して、個別指導をする

のように対応できる。

3.二人組み鏡法

指示3:

 全員、起立。
 隣の人と向かい合いなさい。
 次に、「シーラーシー」と吹きなさい。
 前の人と、全く同じに出来た人は、座りなさい。
 座れた人は、先生が「やめ!」と言うまで出来るだけ沢山練習しなさい。

 教師は、なかなか座れない組のところへ行って、個別に見る。
 大抵、どちらかが正しく出来ているので、その子を、小先生にして、もう一方の子に、教えさせる。
 時間的にゆとりがあれば、その場ですぐに教えさせてもいい。
 しかし、ゆとりが無い時は、次の様に言う。

指示4:

 田中さんは、小先生です。
 次の休み時間に、隣の鈴木君に教えてあげてください。
 鈴木君が、出来るようになったら、一緒に、先生のところへ来ましょう。

4.部分リレー法

 何回か練習した後、次の様に言う。

指示5:

 全員、起立。
 端から順に、「シーラーシー」と吹いていきます。
 先生に、「合格!」と言われた人だけ座ります。
 自分が吹く番ではない人は、音を出さないで、指だけで「シーラーシー」と練習しなさい。

 他の方法に比べて、やや時間はかかるが、一番確実に、一人一人をチェック出来るのは、この方法である。
 合格出来なかった子には、「もう一度やりたい人?」などと言って、再挑戦の機会をつくる。
 それでも合格出来ない子には、後で個別指導をする必要がある。
 以上のような方法は、場に応じて使い分ける。
 では、どんな時にどんな方法が有効か。次に、その使用例を示す。

 1.起立、着席法……学習の序盤、すぐに効果を知りたい時
 2.右向け右法……学習の中盤、大体の効果を知りたい時
 3.二人組み鏡法……学習の中盤、グループ練習につなげたい時
 4.部分リレー法……学習の終盤、確実に効果を知りたい時


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