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TOSSランドNo: 9843157 更新:2013年09月28日

おしゃべり部屋 命は前向きなエネルギーをもつもの


あるお母さんからの一言

どの子も、どんな大人も、みんな母親のおなかの中で
大切に、大切に育てられてきた大切な命なんだ。
たった一つの命だけれど、たくさんの人たちの喜びや優しい気持ちがこめられているんだね。

私の子どもは、産院で生まれてすぐから、紹介状を出され、大学病院の小児科にお世話になっています。
まめに健診がありました。
その健診が、とってもいやで、
「何で私ばっかり。何でうちの子ばっかり。」
そういうひがんだ気持ちで待合室にいたことを覚えています。
まだ1ヶ月にもならない我が子を抱いて、暗い顔をしていたんでしょうね。

その日は、心臓外来とともに、遺伝外来というのがあって、
筋ジストロフィーのお子さんやダウン症のお子さんもたくさんみえていました。
あるお母さんが、私に声を掛けてくれました。
わたしは、子どもの病気について話をしました。
わたしの暗い顔を察して、そのお母さんは、私にこう言いました。

「赤ちゃんはね、新しい命を授かって、一生懸命生きているのよ。
前しか向いて生きてないのよ。
お母さんのおなかに戻りたいなんて考えてないのよ。
だもの、授かった命とともに、お母さんも一緒に前向きに
頑張らなかったら、赤ちゃんかわいそうよ。
うちなんか、筋ジストロフィーという、悪い方へ進んでいく病気だけれど、
子どもは精一杯頑張っているもの。わたしだって一緒に頑張らなくちゃ。
だから、一緒にいつも気持ちは前向きよ。
命は、前向きなエネルギーを持つものなのよ。」

この言葉に、わたしは、ものすごく勇気づけられました。
まさに、抱っこしている子どもは、心臓に無数の穴が開いていても、
一生懸命おっぱいを飲み、泣いて、おむつをぬらし、
精一杯生きようとしています。
自分も頑張らなくちゃ!!!そういう気持ちがわいてきたのです。

もし、子どもが何も問題がなく生まれてきていたら
それが当たり前だという意識で過ごすことになってしまったかもしれません。
そして、周りに流され、
早期教育にのめりこんで、他の子どもと比較しながら育ててしまったと思います。

不幸中の幸いとでも言うのでしょうか、
「うちは、ゆっくりでいい。元気であればいい。」
そう言う気持ちがもてました。
子どものちょっとした成長を大きく喜べる。これが最高ではないでしょうか。

我が子の病気のおかげで、たくさんのことを学ぶことができました。
子どもに感謝しています。
おかげさまで、今は、心臓の穴も閉じ、元気です。
それでも。まだまだ、いろんなリスクがあって、なかなか大学病院を卒業させていただけないのですがね。


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