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TOSSランドNo: 1106445 更新:2012年11月04日

アボガドロ数の指導


説明1:

水という物質は、水素原子二つと酸素原子一つからできることがわかっています。
      これをH2O(分子式とイラスト図(→図1))と表します。

と言って、図を貼って見せる。(以下、順に図を貼って見せる。)

説明2:

本物の水分子は小さくて目に見ることができません。(→小さな点を書いた図2を示す)

分子が集まると、様子が変わります。

H2O(小さな点)が100個集まりました。(→図3)拡大します。確かにH2O分子が100個集まっています。(→図4

H2O(小さな点)が更に集まります。10,000個です。(→図5)同じ倍率で拡大すると、黒板からはみ出してしまいます。

分子の数が多くなると、便利なことがあります。分子の粒粒を書かなくても、升を書いて、分子の数が表現できるのです。

分子の数がさらに多くなって、ある数になったときもっと便利なことに気づきました。分子量と質量が同じ数字になったのです。(→図6

この数のまとまりのことを1モルといいます。(→図7)何個かというと、 600,000,000,000,000,000,000,000 (六千垓、ろくせんがい)個 = 6×1023個です。

指示1:

ノートに書きます。

板書する。

6×1023 → アボガドロ数

<利点>粒子が6×1023個ある時、その粒子の質量は、原子量[g]、分子量[g]になる

留意点

生徒は拍子抜けするほど素直に話を聞いている。もし手応えが感じられないならば、次のような対応で念を押す。

【対応1】①お握りをむすぶ動作を見せる。②「数がたくさん集まりました」③「このまとまりを1モルといいます」

→頷く生徒は多い。

【対応2】①1円玉がたくさん集まりました。②ひとかたまり、1万枚。③このひとかたまりを1万円札1枚にまとめます。

→1円玉=分子。1万円札=1モルのアナロジー。実際に生徒に説明したことはない。

説明3:

この文は意味がわかりにくい。練習問題をやってみます。

指示2:

写しなさい。

元素記号 原子量 粒子の個数 質量
 H   1    6×1023個  1g

書き終わった頃、「水素原子が6×1023個ある時、その質量は、1[g]になる」と、数値を指さしながら説明する。

次のようにC(炭素)の行を書き加える。

元素記号 原子量 粒子の個数 質量
 H   1    6×1023個  1g
 C   12    6×1023個  

発問1:

質量は何gですか。黙って書きなさい。

答えは12gである。

T:「出来た人?」挙手をさせる。

T:「みんなで、さん、はい」S:「12g」

T:「よし、合っていたら赤丸」

指示3:

(H2O、NaCl を書き加える)質量を求めなさい。出来たら手をあげなさい。

「分子量・式量の求め方は昨日やりました」

挙手した生徒の名前を呼んで、答えを確認する。

H2O=18、NaCl=58.5、である。

指示4:

写しなさい。

元素記号 原子量 粒子の個数 質量
 H   1    6×1023個  1g
 C   12    6×1023個  12g
 H2O  18   6×1023個  18g
 NaCl  58.5  6×1023個   58.5g

                ↓

           1mol

発問2:

1molは何個ですか。
6×1023個のことをなんと言いますか。

1molは6×1023個である。

6×1023個は1molである。アボガドロ数と答えてもよい。

以前は、1ダースなどを使って説明していた。生徒は常に混乱していた。この説明では、混乱はまったく起こらない。拍子抜けするほどスッと受け取っている。


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