以下のように板書。
底辺×( )÷( )=三角形の面積
指示1:
「これをノートに写し、かっこの中に言葉を書いたら座りなさい。全員起立。」
総合のアンケート集計に夢中で、多くの子が席を離れている。
授業に引き込むために、全員起立で問題を解かせた。半数近くが座ったら指名して答え合わせ。指示が悪く、写して座っている子が何名かいた。
ただ、一気に授業モードに引き込むことはできた。
答え合わせ後は全員で読み、時間調整。
高さがはみ出す問題。
しかし、P.6の下に答えが載っている。
解説なしで高さがどこになるかを考えさせる。
指示2:
「『□5、右のような・・・』読みます。さんはい。」(「□5、右のような・・・」)
「右の三角形(スマートボードで示す)。底辺を鉛筆でなぞりなさい。」
発問1:
「どこですか。」(BCです。)
指示3:
「『底辺』と書きなさい。」
BDに引いている子がいた。
発問2:
「高さはどこになりますか。赤でなぞってごらんなさい。」
指名してスマートボードに書かかせて答え合わせ。そして教科書に書いてあることを確認。
そして、「高さは垂直にならなくてはいけませんね。」と言って、Dの所に垂直記号、「高さ」の言葉も書かせた。
発問3:
「底辺、何cmですか?」(4cmです。)
「高さ、何cmですか?」(5cmです。)
指示4:
「さっき書いた言葉の式に合わせて、この三角形の面積を求めてごらんなさい。」
指名して答え合わせ。式・答えの2つに丸をつけさせる。
○アは教師が問題を読み、「こういう考えもありますね。」で済ませる。
○イは教師が問題を読み、「今やりましたね。」で済ませる。
○イの下の文を読み、右の三角形の底辺と高さをなぞる。
指示5:
「『上の三角形ABC・・・。』大事な所ですから読みます。さんはい。」(「上の三角形・・・」)
「右の三角形の底辺を鉛筆でなぞりなさい。『底辺』という言葉もなぞりなさい。」
高さは赤でなぞらせる。
底辺と高さをなぞった後、公式に当てはめて解く。
指示6:
「『○6、みぎのような・・・』読みます。さんはい。」
「底辺を鉛筆でなぞりなさい。『底辺』と書きなさい。」
1人を指名し、スマートボードに書かせる。
高さも同じようにする。
指示7:
「この三角形の面積をさっきの言葉の式にそろえて求めなさい。」
指名して、答え合わせ。まず式だけを言わせ、別の子に答えを言わせた。
「言葉の式にそろえる」が不要だった。新たに書かせればよかった。
また、確認が甘い。持って来させていないのだから、「隣同士確認。」くらいはすべきだっただろう。
指示通りに書いていない子がいると思われる。
高さを自分で見つける問題。難しいが、自力で乗り越えさせる。
指示8:
「『□7、下の三角形・・・』」
「『○ア、ACを・・・』」
「教科書をぐるっとまわして、ACが下になるようにしなさい。」
「ACが底辺ですから、鉛筆でなぞります。」
「『底辺と書きます。』」
発問4:
「長さは何cmですか。」(8cmです。)
指示9:
「では、高さはどうなりますか。教科書に高さを赤で書きこんで。できたら持って来ましょう。」
予想通り、なかなか正解しないが、説明せずに×をつけ続ける。
また、「高さ」という言葉、垂直記号も必ず書くようにさせた。
○の子は長さを測り、面積を求めさせる。(※この指示を丸付けの最中に出してしまった。前もって言っておくべき。)
頃合を見て、高さをスマートボードに書かせ、また、面積を求められた子に板書させる。
できない子はそれを写す。
○イも同じように進めた。
なお、○イは高さが小数になる。高さが正しく書けた子に電卓を渡して計算させた。
指示10:
「『□8、平行な・・・』。」
「三角形ABCを指でなぞりなさい。」
「これの底辺を鉛筆でなぞります。」
1人を指名し、スマートボードに描かせる。
指示11:
「『底辺』という言葉も書きなさい。」
高さも同じように進める。
指示12:
「次に三角形DBCの底辺を鉛筆でなぞりなさい。」(もうなぞってある!)
高さもなぞらせる。
発問5:
「前を見なさい。三角形ABCと三角形DBCの底辺は同じです。」
「では、三角形ABCと三角形DBCの高さは同じですか。同じだと思う人?」(挙手)「違うと思う人?」(挙手)
説明1:
「同じですね。ですから、面積は同じになります。」
だらだらした進め方になってしまった。長さを測らせて計算させたり、理由を説明させても良かっただろう。
問題の通り、自分で三角形を描かせて、面積を求めさせた。
指示13:
「右に、自分で好きな大きさの三角形を描きます。」
「描けた人は、底辺を黒、高さを赤で書きます。」
「書けたら面積を求めます。式、答えは教科書に書きます。できたら持って来なさい。」
ノートに式を書かせ、教科書とノートの両方をチェックするのは手間なので、式と答えも教科書に書かせた。
ただ、数値が各自違う。しっかり見ていると時間がかかる。
だから、図に底辺と高さが正しく書けているかと式が合っているかを素早くチェックした。
電卓を使っているから、計算は間違わないだろう。
早く終わった子には「電卓で静かに遊んでいるように。」等というとんでもない指示を出してしまった。
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