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TOSSランドNo: 1677936 更新:2013年08月21日

保護者とのより良い関係を築く3つのポイント


1 子どもの良いところをほめる

保護者に子どもの良い点を知らせる。
当たり前のように思われるこのことが、実は一番難しい。
ある保護者から次のように言われた。
「うちの子は消極的でしょう?どうすれば積極的になりますか?」
実際に消極的な子である。自分から発言したり、何かの中心になることはほとんどない。運動が得意なわけでも、成績が特に良いわけでもない。
ただし、言われたことはきちんと取り組む。
皆さんならどう答えるだろう。
私は次のように言った。

お子さんは,先生が言ったことにきちんと取り組むことができます。掃除も真面目にしています。みんなが,われもわれもと積極的だとまとまりがつきません。お子さんのような子がいてくれるからみんながまとまるのです。

子どもを多面的に見るというのは、できそうでできない。
教師がいろいろな人間観を持って初めてできることである。

2 人生の先輩として接する

誰しも最初から親なのではない。子どもを育てながら、親も育っていくのだ。そして子どもの手本になっていくのである。

「この子はすばらしいなあ」と思える子どもの親には、手本になる何かがある。

読書好きの子の親に次のように言う。
「お子さんは本が好きなのですね。いろいろな本を読んでいてびっくりしています。どうやって育てられたのですか?教えて下さい」
「そんなに読ませたわけではないけれど、小さい頃は寝る前にいつも読み聞かせをしていました」
責任感のある子の親に次のように言う。
「お子さんは、任された仕事を一生懸命に取り組みますね。そういう子に育てるために、お宅で何かしてきたのですか?教えて下さい」
中には遠慮して「別になにもしてませんよ」と言われる親もいる。
そういう親には、一歩踏み込んで「自分の子育てにも参考にしたいので教えて下さい」とたずねる。
それでも即答できない親には、小さい紙を渡して、「もし思い出されたらこれに書いてお子さんに持たせてください」
と言っておくといい。時間があれば、何かエピソードを書いてくれるだろう。
実際に私は、たくさんに親の子育てを参考にさせてもらった。
自分が親より年下の時は、全ての親は人生の先輩であると思いたい。
親もまた、子育てについて知りたいのである。これらの情報を学級通信に書くと、他の親から感謝される。
その際は「匿名にする」など、情報を寄せてくれた親に相談して配慮をしてほしい。

3 保護者を巻き込む

クラスの行事を作ろう。
親にも協力してもらうことで,行事の内容がうんと豊かになる。
行き当たりばったりの計画では,親が協力したくてもできないことがある。
PTAの学級委員さんがいたら,できるだけ早めに連絡して行事の計画を伝え,協力をあおぐ。もちろん,一般の保護者にも早めにお願いする。

(1)学級通信に協力してもらう

「いつも」というと親も忙しい。学級通信を50号発行したとき,親の感想を集めた。50号発行し続けると、あまり文章を読まない保護者でも、「先生、何か出しているな」との印象に残る。
通信のおかげで,20年たった今でも、「うちの主人は先生のファンです」というありがたい言葉を頂く。

(2)文集に協力してもらう

小4の担任をしたとき、「親子文集」をつくった。保護者は「字が汚いので嫌だ」という人もいたが、「全部私がパソコンで打ちます」と言って承諾してもらった。今も手元にある親子文集の親の文章の中には,すでに鬼籍には入られた方もいる。作って良かったと思う。

(3)パーティーに協力してもらう

ご存じ向山学級のパーティーにある「差し入れ」の追試は,子どもはもちろん,子どもが親のありがたさを感じる行事にもなる。
中学校では「逆上がり全員達成記念パーティー」のようなテーマで取り組むことができない。ネタが少ない。
そこで学校行事を利用して「合唱コンクール金賞受賞記念パーティー」などのテーマを作ろう。仮に受賞できなくても「残念会」をやり,次回の行事の入賞をみんなで誓うのもよい。
パーティーを集団で努力して取り組むための目標にしよう。部活動でも可能だ。


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