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TOSSランドNo: 2220076 更新:2013年08月19日

「今年の目標ベスト5」を.グループエンカウンターで楽しく発表!


要旨  今年の目標をグループで発表し合うことで,自己理解,他己理解を深める実践。 『エンカウンターで学級が変わる(小学校編)・國分康孝監修』(図書文化)の中にある,河村茂雄氏の実践を菊池亨氏が修正追試したものを,さらに修正追試した。(TOSS東雲推薦)

3学期の,始業式2日目に実践した。(4年生)
「道徳」で,1時間扱い。もちろん学活でも取れる。

説明1:

これから※「今年の目標」の発表会をします。

前に冬休みのしおりに,今年の目標を書く欄を設けた。また,前日に宿題として,目標を3つ考えさせておいた。 

説明2:

※今年1年間で,自分がちょっとがんばればできそうなものを考えます。 

○例えばと言うことで,担任の私が次のようなことを言った。(自己開示)
  1.本を80冊読みたい。(去年は50冊くらいしか読めなかったから。4~5日で1冊。)
  2.冬のうちに,もう1回スキーに行きたい。(冬休みに北海道でスキーをして楽しかったので。)
  3.ハーフマラソンを完走したい。(2月に,6年ぶりにハーフを走るから。ハーフマラソンとは,20.0975km,グラウンド約105周。1周200mなので。)
  4.料理を3つ新しく覚えたい。(カレー,焼きそば,野菜炒めくらいしか作れないので。)
  5.デートをたくさんしたい。(40回くらいしたい。去年は30回くらいだったので。(^o^))

ここまでで5分

指示1:

紙を配ります。心に浮かんだ順に※5個書いてください。

紙は,B5版の中質紙を配る。 時間は,約10分間取った。5個書けない子には,次のように言った。

指示2:

※1個でも,2個でも,まずは書けるだけ書きなさい。冬休みのしおりを参考にしてもいいですよ。

早く書けた子に発表させて,まねしてもいいことにした。「ソフト部でレギュラーになりたい。」「学校を休まないようにしたい。」「お手伝いをがんばりたい」などが出た。

冬休みのしおりに,今年の目標を書く欄があるので,参考にさせた。また,前日の自学ノートに目標を書いてきた子がいたので,やはり参考にさせた。
それでも書けない子どもには,
  ○書き初め大会で書星会賞賞を取りたいと書いてみたら。
  ○なわとびで何級になりたいと書いたら。
  ○漢字テストで○回100点を取りたいと書いてみたら。
  ○部活のことで一つ書いてみたら。

と言うことを個別に話し、書かせた。
ここまでで15分

だいたい書き終えたのを見計らって,B5版の新しい色紙(ピンク)を子どもたちに渡す。

指示3:

書いた※5個を,やりたい順に並べ替えて書きなさい。※書いた物は,教室に貼りますよ。

後半は,字を丁寧に書かせる指示である。
第1位,第2位、・・・,第5位と書くように板書する。第5位が下にくるように板書し,紙をいっぱいに使うように指示する。
早く終わった子は,内容に関係する絵を描かせる。
12分ほど取った。
ここまでで27分

指示4:

では,班ごとに分かれて発表してもらいます。

○班は5人×6班。
○発表時間は2分,質問時間は1分とする。一人が終わったら質問をし,次の人が発表するという形を取る。質問したいときは,質問時間にする。

説明3:

約束です。次のことは必ず守ってください。

①聞いている人は,発表の内容を冷やかしたり,ばかにしてはいけない。
②発表している人が,なぜそのような希望を持つのか自分で予想しながら聞くこと。
※③質問があるか考えながら聞くこと。

指示5:

※説明5  発表は,次のようにします。(以下,板書する。)
私の目標の第1位は,                     です。
第2位は,                     です。(以下,5位まで同じ。)
質問ありますか?
終わります。

指示6:

※班ごとにいすを丸く並べてなって座り,発表します。発表時間は一人※2分,質問時間は1分とします。机をどかして,丸くなりなさい。では,はじめ。

班ごとに,いすで丸く円を作らせて発表させる。これは,班で丸くなることで子どもどうしの距離が縮まり,リラックスできるためである。

指示7:

全員が発表し終わった班は,発表会を通して,感じたこと・思ったことを話し合ってください。

このエクササイズのシェアリングである。しかし,「自由に話し合ってください。」という指示では,エクササイズの目的からはずれる場合もあるため,次のように指示しておいた。

指示8:

例えば,○○さんのやってみたいことは,夢があってすごいなと思いました。とか,○○さんが,なわとびをがんばっている理由が分かりました。がんばってください。というように話しなさい。 

どの班も,和やかに発表していた。質問も活発で,「勉強をがんばる」のような曖昧な目標には,すかさず「何をがんばるんですか。」という質問が飛んでいた。
なお,この段階で終わっていない子が2名いたが,時間がないので,そのまま書かせて,始めは参加できなかった。反省点である。

各班ごとの話し合いが終わったら,机を元に戻させた。
ここまでで42分

指示9:

始めの白い紙に,今日の感想を書いてください。

時間がなかったので,ひとことにさせた。
子どもたちは,素早く書いていた。

指示10:

書き終わった人から,感想を発表してください。

挙手→指名で自由に発表させる。終わっていない人は,その間に書く。
「みんなの目標がわかってよかった。」「みんなの目標はすごいと思った。」「みんなの目標がかなうような気がした。」などと発表した。

説明4:

※友達の目標を聞くことで,自分の目標もが分かってくるね。今日はみんなの目標を聞くことができて,先生もいろいろやりたいことが出てきました。みんな,ありがとう。

なりたいことを達成するには,努力が必要だ等,性急に教師がまとめず,児童の気づきを大事にすることがポイントである。
ここまでで45分
書いた紙は,3月まで教室に貼っておき,達成した目標には○印をつけさせる。その後,、家に持ち帰らせ,どこかに貼らせておく予定である。

【修正した箇所】 ※印
タイトル・・・菊池氏の実践(以下,原実践)では「自分がしたいことベスト10」であったが,わかりやすく「今年の目標ベスト5」にした。10→5にしたのは,4年生という実態より。
説明1・・・原実践では「自分のしたいこと・ないたいこと」であったが,同様に「今年の目標」にした。
説明3・・・原実践では「今」であったが,期間を限定するために,「今年1年間」とした。
指示1・・・原実践(6年生)では,最初10個にした後,、子どもの実態で5個に減らしている。私の学級は4年生なので,最初から5個にした。
指示2・・・原実践では,「書けるだけ書きなさい。」であったが,数を限定させるために「1,2個」とし,冬休みのしおりのことも入れた。
指示3・・・5個は,説明したとおり。後半部分は,私の考えで入れた。
説明4・・・原実践では,「発表している人の,今の様子を考えて書く。」であったが,そこまで考えるのは4年生では難しいと思い,「質問があるか考えながら聞くこと。」にした。質問がすぐに考えつくかわからないからである。
説明5・・・オリジナルである。発表形式に慣れていないため,レイアウトを作った方がやりやすいと思った。板書して,いつでも見られるようにした。パワーポイントで提示してもよい。
指示5・・・原実践では,いすもどかして車座になっていたが,移動時間が少ないと思い,机だけどかした。また,発表時間は一人3分であったが,4年生なので2分とした。
説明6・・・原実践より,「友達の考えを聞くことにより,自分の考えがわかる。」ことを強調した。さらに,言葉も「したいこと・なりたいこと」ではなく,一般的な「目標」にした。


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