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TOSSランドNo: 1216029 更新:2013年08月17日

なわとび指導「きほんのき」スーパーとびなわ活用法と指導のコツ6


なわとび指導「きほんのき」スーパーとびなわ活用法と指導のコツ6

6 筒を使うとあら不思議!前両足跳びができちゃった!

(1)新牧賢三郎氏の論文

日本教育技術方法大系のシリーズに、新牧賢三郎氏の論文が載っています。
「なわとびがスムーズに回せない子のために」というタイトルです。
以下に、新牧論文より引用させていただきます。

 1年生になわとびを1人で1跳ばせてみた。すると,スムーズた回せない子どもがいる。この子どもたちに以下の方法を試みたところ,1人は1時間目で,もう1人は3時間目でなわとびが跳べるようになった。
 
 スムーズに回せない子どもが2人いた。
 原因はひじの回転にある。回せる子どもの手を見てみると下図のように(注 根津省略)楕円を描いている。ところが,スムーズに回せない子どもの手は上下運動をしている。楕円といっても長径が長く短径が非常に短いものになっている。
 そのため,とびなわは次のようになってしまう。

1 体の前はスムーズに回るが,体の後ろ側になると動きがぎこちなくなり,首の所でつっかえる。
2 なわが体の前であまり広がらない。右図のようになる。(注 根津省略)

非常に的確な指摘です。出来ない子の動きを鋭く分析し、その原因をとらえています。
そこで、新牧論文では、次の手だてを取っています。

そこで,B5の画用紙をとびなわに巻いた。ガムテープでとめる。

 たったこれだけの工夫だが,効果はバツグンである。前記したように,2人のうち1人は,1時間目で前同り跳びが連続10回できた。もう1人は,なわの回し方も指導しながら3時間目で前回し跳びが連続10回できるようになった。
 できるようになった原因は,1つは画用紙がおもりになって重くなり,勢いよく回ったこと。もう1つは,画用紙の幅だけ,いつもなわが広がっていること。
 以上の2つが考えられる。

(2)根津の修正追試

これを追試しました。但し、若干の修正を加えてあります。修正点は、以下の通りです。

① 画用紙ではなくて、新聞紙に挟まってくる「広告の紙」を使った。

これは、手近に画用紙がなかったためです。ですが、それでも効果がありました。
試しに5才の娘に試してみました。下の写真がそれです。

Nawatobitutu21

この写真を見てもわかるように、広告の紙では、ちょっと頼りないです。やはり新牧論文のように「画用紙」という重厚な質感のある、しっかりしているものが適していると感じしました。
 なぜこの用具を使うと良いのか、新牧論文では、二つの要因を分析しています。
 私はそれに加えて、「なわを回すスピードのコントロールがしやすくなったから」という要因も考えています。
 縄だけですと、あまりにも速く回しすぎてしまい、脚のジャンプとのタイミングがつかみづらいのです。
 筒に縄を通すことで、子どもがオーバーアクションで縄を回しても、ある程度ゆっくりと、しかもぐにゃぐにゃせずに理想的な軌跡を描きつつ、縄が回っていくのです。だから跳びやすくなるのだと考えます。

簡単だけど効果のある指導法です。特に前両足跳びが,「1回から2回へなかなかいかない」という子にお勧めです。
ぜひお試しください。


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