TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/04/23 現在)

21596
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 3280135 更新:2013年08月16日

知的障害児教育実践 初めての出会いで行う準備と演出3日間 3年生(4)めあて・係り決め


 学年の始まり,最初の3日間は黄金の3日間と呼ばれています。その3日間のうちに学級の組織つくりをすることが,その1年間を決めるとも言われているためです。養護学校でも同様に大切だと考えます。養護学校では,緩やかな発達の中に子ども達の成長を見ていきます。3日間をゆっくりと過ごしがちですが,そこで教師の気持ちを伝え,学級の形や流れを見せていくことは,見通しを持ちづらい子ども達にとってたいへん重要だからです。

 1日目,2日目とクラスのお仕事について聞いたり,どんなことがあるのか,どんなことがしたいかたずねていた。 3日目のこの日の朝には,2人が自分からミニじょうろで草花に水をあげていた。

1.朝の会でたずねる。

(1) 係についてのお話をする。「どんな係がしたいかな。」
(2) 先生の話で係について考える。(1日目,2日目と同様の形で簡単に話をしてきた。)
 1,緑ガメの水槽を持ってくる。
 2,「これはなんでしょう。」と全員によく見えるように持ち上げて聞く。
 3,水槽からカメを出して全員の近くで見せたり,机の上を歩かせたりする。
 4,「このカメを教室で飼います。カメのお世話をしてくれる人,カメにえさをあげたい人!」
   言葉のない児童が一人近づいてきて眺めた。
 5,特にやりたい様子が見られなかったので,また後で聞くことを伝える。
 6,「お花に水を上げるお仕事もあります。」と言ってプランターの花と100円ショップで購入したミニじょうろを見せる。
 7,実際に水をあげる様子を見せる。
 8,水やりたい。という児童が1人,2人,3人と出てきた。
 9,「3人にお願いしたいと思いますが,もう一度帰りに聞きます。考えておいてください。」と伝えておく。
(3) クラスのめあてを「なかよし」にしたいことを伝える。

2.帰りの会で確かめる。

(1) 1人1人の係りを決める。
6人の児童のうち3人は自分のしたい仕事を先生と話しながら決めることができた。
3人の児童はクラスの仕事というまでの意識はもてない。
しかし,クラスの中で自分の役割を持つことは,

○クラスに自分の存在を意識つける
○隙間時間を少しでもなくす
○他の児童に存在を意識つける

という点で大切なので,先生が残り3人の得意なことが生かせる役割をお願いする形を取って決める。
こうして6人の係が決まった。

(2) クラスのめあてを決める。
3年生から4年生と合同のグループ学習が始まること
クラスに自閉的な児童が多い(友達と一緒に遊ぶことが苦手)ので
かかわりを多く持ち,仲間作りをしていきたいので,
「なかよし」をクラスのめあてにしたいと考えた。
子供たちに何度かたずね,その上で先生からということで提案し決めた。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド