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TOSSランドNo: 5163652 更新:2013年08月09日

脳科学に則った指導をすることで平泳ぎができるようになる


脳科学に則った指導をすることで平泳ぎができるようになる

6年生2クラスの指導を2人の担任で交代して行った時の実践。
メイン指導は、プールサイドでの指導、サブ指導は、水着を着て中に入っての指導である。
私がサブ指導の時、メイン指導の先生から、平泳ぎの指導をするように頼まれた。
「クロールはできるが、平泳ぎができない人」として集められた30名をその場で指導した。
次のような状態であった。

1.2回かいて息継ぎをしようとする
2.手と足の動きが同時になっている
3.手のかきがクロールの時と同様にももまで行ってしまうことで、息継ぎができない
4.足があおり足になっている
5.手と足のかきがバラバラになっている

1.プールサイドでの指導

ここまで多様なできない原因をもっている子供集団には、個別に指導した方がよい。
しかし、個別指導をするには、人数が多すぎる。
全体指導を1度は行い、全体の指針を立てる必要があった。

全体を集めて、プールサイドで、次の動きの繰り返しが、「平泳ぎ」だということを教えた。

「ロケット(のポーズ)⇔かえる(のポーズ)」

この指導法は、元オリンピック選手が、前任校にやってきて特別授業をなさった時に、子供たちに教えていた方法が元になっていた。

プールサイドで、これをやってみせて、やらせてみて、褒めた。(特に、女子は恥ずかしそうにやっていた)
「水の中で同じことをするのだ」
と指導した。

1.かえるのポーズ
Kaeru
2.ロケットのポーズ
Roketto

プールサイドの時に、リズミカルに2つのポーズのローテーションができるようになるまで、当然、段階を踏んで、1つ1つ足だけ、手だけ、手足両方、テンポを上げてという風に指導していった。
下の写真の動きがスムーズにできるようになれば、合格である。

Roketto
Yoko
Kaeru

2.水中での指導

もちろん、水の中で同じことをしろと言われて、すぐにできたら苦労はしない。
後は実際に泳がせて、子供たちのプールサイドで行ったイメージどおり身体が動いていないところを、足や手をもって指導してやる。

脳科学教育研究所の桑原清四郎先生によれば、子供ができるようになるには、次の3つの過程を踏むことが大切であるという。

1.イメージ化
2.アルゴリズム(順序性)
3.トレーニング

この過程を踏むために、次のように、具体的に指導した。

①「ロケット」「かえる」という身体イメージを与える

②「ロケット⇔かえる」をローテーションするのだという平泳ぎの順序性を指導する

③実際に水の中で泳がせて、指導しながら、トレーニングをさせる。

【指導の結果】

練習時間は、わずか10分であった。
しかし、30名ほどいた、私の平泳ぎマスターコースは、メイン指導の先生から練習終了の笛が鳴るまでに、残り10名弱になっていた。
20名強ほどの子供たちが次々とできるようになって、さらに上のコースに進ませた。

残り10名も、もう少しトレーニングを積ませて、習熟を図れば、マスターできるレベルになっていた。
脳科学に則った指導をする有効性を学ぶことができた。


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