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TOSSランドNo: 4928391 更新:2013年07月11日

千葉雄二式「波のプール」追試記録


千葉雄二式「波のプール」追試記録

1.実践の概要

 プールの壁際をぐるぐると回り流れをつくる「流れるプール」は死亡事故が多発し、特に東京都では禁止されている。プールの死亡事故のランキングは次のとおりである。

第1位 水位をおとしているとき(排水溝に吸い込まれてしまう)
第2位 流れるプール(長い距離の後、曲がる時に、壁に衝突し、頭を打つ事故が起きる)

代わって「波のプール」は、子供たちが楽しみで安全な「みずあそび」のパーツとして導入されている。
従来の「波のプール」は、子供たちが一列に並び、笛の合図で一歩一歩行進して波を起こしていた。
ところが、千葉雄二氏が開発した「波のプール」では、並ばずバラバラの状態で水中で走り、笛の合図で方向を変えるだけで、簡単に波を起こせるようになった。その追試記録である。

2.千葉雄二氏「波のプール」(原実践)

手をつながない。
列をつくらない。
笛を10回以上ふかない。
これで波のプールがおよそ3分以内でできる。
シンプルに動く方向を同じにすればいい。

【方法】

1. プールの浅瀬に集める(約5メートル内側に集合、並ばせない。)
2 笛をふき、歩く方向を手で示す
3 教師は水面を見て、波が壁に到達したら、笛を吹き、逆方向を手で示す(これを繰り返す)

二往復で波ができる。念のための一往復。
笛6回でビッグウエーブになる!

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<留意事項>
波のプールは、安全であるが、ビックウェーブになりすぎ、オーバーフローしすぎると、近隣に家が密集していると、迷惑になる危険性がある。周囲に何もなければよいが、近隣に住宅地がある場合、オーバーフローしすぎないように注意する。

3.追試報告(1回目)

①日時:2011年7月6日(水)3・4時間目(教科水泳の一部にて)
②学年:5年生
③人数:65名
④折り返しの回数
 1回目・18回(9往復)
 2回目・16回(8往復)

<実践の様子>
この年の勤務校の規則で、水泳指導中に「自由遊び」の時間を取ってはいけないというものがある。
そのため、波のプールの後に、「自由遊び」をさせないように、「宝探し遊び」を実施しようと、遊具を浮かべながら行った。
この点が我流となり、往復している途中で、子供が、おもちゃ拾いをする子が現れ、短時間に効果的に波をつくることができなかった。
しかし、最中的には、大きな波が出来、波のプールを体験させることができました。
また、時間があったので、1回目の後、もう1回波を実施することができた。
しかし、2回目も8往復であった。
但し、波は4往復でできあがった。ダメ押しで8往復した。

2.追試報告(2回目)

①日時:2011年07月26日(夏休み中の水泳指導の1パーツとして)
②学年:3・4年生
③人数:93名
④3回(1・5往復)

約束の終了時間の5分前で、波のプールを実践した。
前回とは異なり、「1.5往復(3回)」でビッグウェーブが完成した。
この実践が簡単に成功するか否かは、人数と水位が重要であることに気付いた。
高学年では、水位が高く、壁に波が当たり跳ね返るための面積が極端に少ない。
せっかく波が起きてもそのまま壁を越えて、波が行ってしまう。
中学年の水位が、丁度よい面積となっていた。

【追試実践の効果】

終わった後、参観されていた保護者(自分の担任しているクラスではない子)から、
「先生、うちの子が、今日の水泳楽しかったと言っていました。ありがとうございます!」
と感謝の言葉をいただいた。
もちろん、「波のプール」以外にも様々な実践をしたが、わずか5分間、このパーツを経験させたことが子供たちのその日の学習の「楽しさ」に大きな影響を与えたことは確実である。


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