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TOSSランドNo: 8800103 更新:2013年06月25日

原爆投下の真実


「原爆投下は、必要だったのか?」という視点で「原爆投下」を考えさせる授業

主張点

向山洋一氏は「原子爆弾」の授業について次のように述べる。

原爆は、通常兵器とは異なる特殊な兵器である。あまりにも悲惨な結果を招く。
だから、核兵器は、それ自体の「国際条約」が締結されている。
細菌兵器などと共に「特殊な兵器」であるという認識が国際社会にある。
それ故、日本の教育の中で、次の二点を授業するのは当然である。
一 原爆の恐ろしさ。
二 再び原爆を許してはならないこと。
しかし、これだけでは不十分だ。
三 このような大量殺害の兵器をアメリカはなぜ使ったのか-という教育である。
「原爆投下」は必要なかったという視点があってはじめて、
「原爆の恐ろしさ」「戦争の悲惨さ」「原爆の被害」は、立体的になってくるのである。
それを、表面的な一方の側のみの考え方で「原爆」を語らせてきた日本の教師は、その不十分さを自覚すべきである。
『教育科学 社会科教育』1999年1月(明治図書) 

TOSS社会は対応している。
1999年10・11月号の機関誌『法則化社会ネットワーク』では、『原爆投下の責任をどう授業するか』の特集が組まれている。
 高橋恒久氏は、『原爆投下は対ソ連政策の切り札だった』
 石田剛史氏は、『原爆投下は、戦後の国際社会で主導権を握るため』
 吉武徹也氏は、『進化する核兵器の事実から、アメリカよる原爆投下の責任を追及する』
 大町勝一氏は、『「原爆投下の責任」の授業で「討論」は、可能か?また必要か?』
と述べている。
これらの向山氏の論文とTOSSの実践群から
①「原爆投下は必要なかった」
②「原爆投下は国際法違反である」を中心に「原爆投下」を考える授業を提案する。

Webワークに従って、授業を展開している。お問い合わせは、faku1096@gmail.comまで。

授業実践

説明1:

1945年8月。
ヒロシマ。
これまでに見たことのない爆弾。
原子爆弾。
原爆投下を命令した トルーマン。

指示1:

全員で読みます。

原爆の投下によって戦争が終結し、何百万もの命が救われた。

発問1:

原爆投下でどうなったと言っていますか。

戦争の終結
何百万もの命が救われる。(予想される児童の答え)

説明2:

アメリカ軍は、日本本土を攻める計画を立てていました。
九州からオリンピック計画。
東京に向かって、コロネット計画。
これらの計画で数十万のアメリカ兵の命、数百万の日本人の命を失うと考えられていたのです。

発問2:

トルーマンは、原爆投下が必要だったと言っています。
この意見に賛成ですか。反対ですか。賛成の人は、ノートに○、反対の人は、ノートに×を書きなさい。

指示2:

○の人?×の人?(手を挙げさせて、分布を簡単に確認する。)

説明3:

原爆投下の計画は、マンハッタン計画と名付けられます。
すべての会議に出席したのは、グローブス。
一番最初の会議。1943年5月5日。

指示3:

全員で読みます。

最初の爆弾の投下地点について意見が交わされたが、
最適の投下地点はトラック港に集結している日本艦隊であろう。

発問3:

どこに落とそうと考えていたのですか?

トラック港
日本艦隊

説明4:

戦争には、ルールがあったからです。

戦争の原則  軍隊 対 軍隊 の戦い

説明5:

戦争は、外交の一手段。話し合いで解決できないときに戦争を起こします。
戦うのは、決められた軍隊と軍隊だけなのです。

指示4:

次の会議。1945年4月27日
次の地点が研究対象として適当と考えられる。
地名を読みます。

東京湾・川崎・横浜・名古屋・大阪・神戸・京都・広島・呉・八幡・小倉・下関・山口・熊本・福岡・長崎・佐世保

発問4:

何か気がつくことはありませんか?
気がついたら手を挙げます。

太平洋ベルト
海の近く
大都市
人が多い など

指示5:

これらの地域を研究していたのです。
さらに、付け加えられます。
全員で読みます。

17地域のうちすでに破壊された地域を除外すべきである。

発問5:

どうして、はずされたのだと思いますか?お隣と相談しなさい。

説明6:

当時超大型のB29爆撃機。大量の爆弾。
東京大空襲。
東京を含めほとんどの都市が壊滅していたのです。
壊滅している都市を消します。
残った都市。

横浜・新潟・京都・広島・小倉

発問6:

これらに、A・B・Cの評価をつけます。
一番最適なAA(ダブルエー)になったのは、どこですか?(指名)

京都と広島

発問7:

並べます。
京都と広島の地形で似ているところは、何ですか?
見つけた人は手を挙げます。

山に囲まれている。
密集している。

発問8:

選ばれた都市のどこに落としたと思いますか?

山・海・町 など

指示6:

最後の会議。1945年5月28日。
全員で読みます。

選定された都市の中心部に最初の特殊装置を投下するように努力する。

発問9:

誰をねらっていると考えられますか?

一般市民

説明7:

1945年7月25日。命令が下されます。
目標・・広島、小倉、新潟および長崎
そして、
8月6日。ヒロシマ。
8月9日。ナガサキ。
ヒロシマでは約15万、ナガサキでは約7万の人命を瞬時に奪います。
そのほとんど(65%)は老人・子ども・婦人などの非戦闘員なのです。
生き残った人も後遺症に苦しみます。

説明8:

被害を受けた女性の証言。

とつぜん、ABCCから呼び出しがありました。
原爆の後遺症が心配でしたし、治療をしてもらえると思って、出かけました。
着ているものを全部脱がされ、全身を検査されましたが、治療は一切してもらえませんでした。
10歳で被爆した近所の娘さんは、体毛の発育状態まで写真に撮られたと泣いていました。
私たちは、アメリカのモルモットだったのです。

説明9:

アメリカの軍人マッカーサー。

原爆投下は軍事的に見れば、全く不必要である。
日本は降伏を準備している。

説明10:

戦争が終わり、裁判が開かれます。
極東軍事裁判。
アメリカ人、弁護士。ブレークニー。

原爆投下は、明らかにヘーグ陸戦条約(国際法)が禁止する兵器だ。

説明11:

当時の国際法。簡単な言葉にかえます。

特に禁止することは、不必要に苦痛を与える兵器を使用すること。
守られていない都市、村落、住宅、建物は、どんな手段でも攻撃または砲撃することを禁止する。

発問10:

さて、原爆投下は必要だったのでしょうか。
トルーマンの原爆投下が必要だったという意見に賛成ですか。反対ですか。
賛成の人は、ノートに○、反対の人は、ノートに×を書きなさい。

指示7:

○の人?×の人?ノートに理由も書きなさい。(挙手させて指名する)

説明12:

最後にトルーマンの言葉。

日本に対して原爆使用を命じたことに「良心の呵責はない」

発問11:

授業の感想を書きなさい。


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