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TOSSランドNo: 6195730 更新:2013年06月15日

四つ仮名の歴史〜変化する仮名遣い〜


1.ねらい
(1)四つ仮名(じ・ぢ・ず・づ)の歴史を知ることにより仮名遣いは変化していることを知る。
(2)日本語の謎に興味を持つ。

 
※サイトがほしい方は、mnrn@plum.plala.or.jp(南)までご連絡下さい。
 
2.授業展開

発問1:

 「かたズく」の「ズ」どちらの「ズ」ですか?
すに点々だと思う人?(ず)
つに点々だと思う人?(づ)
 

こちら(づ)ですね。
同じような問題を出します。

指示1:

「つ」に点々だと思ったら手を挙げなさい。

             本則は
一.うな□く       うなずく
二.つま□く       つまずく
三.ひざま□く      ひざまずく
四.ちか□く       ちかづく
五.ね□く        ねづく

説明1:

「い」「ゐ」
「イ」です。こちら(い)に統一されました。
同じ発音だと混乱するからです。
「え」「ゑ」
「エ」です。こちら(え)に統一されました。
同じ発音だと混乱するからです。
 
「ず」と「づ」これも同じ発音。混乱しますよね。
大正十三年にこの「ず」に統一しようとする動きもありました。

このように混乱しやすい「ず」と「づ」。この二つをちゃんと使い分けている地方があります.

発問2:

「ず」と「づ」の□□が違うから。
□にあてはまる言葉は何ですか?

指示2:

漢字二文字。ノートに書きます。

発音が違うのです。
 
実際に聞いてみましょう。
「すず」と「みづ」と言います。「ズ」に気をつけて聞きなさい。
(音声)

説明2:

「づ」は「du」と発音しているのです。
発音が違えば、使い分けることができますよね。
 
室町時代までは、日本全国、duと発音していました。
話しているうちに、発音は「ず」に変わってしまいました。だから、今は発音通り「みず」と書きます。

では、私たちは、全てを発音通りに書いているのでしょうか?

指示3:

先生が言う文をひらがなで書いてご覧なさい。
 

きょうはえいがをみにいく。
 
発音通りに書くと
  きょおわええがおみにいく。
 
発音通りでない仮名がこんなにあります。

説明3:

千年以上前の「古事記」「万葉集」の頃、八種の母音を使い分け、発音通りに書かれていました。
 
平安時代「古今和歌集」「源氏物語」の頃、五種の母音になりましたが、発音通りに書かれていました。
 
発音の変化が進み、現代の仮名は、全て発音通りに書くと読みづらくなります。
 
仮名はいつの時代も変化し続けています。
私たちが使っている日本語が未来の日本語を作っていくのです。
美しい日本語を未来に残したいですね。


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