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TOSSランドNo: 5327070 更新:2013年05月28日

【第七章 知の巨人 吉永順一の発信】企画の醍醐味


【向山洋一のコメント】

私、一年担任の時、千葉大4年生に教えました。
授業は同じだと実感しました。
一言で言うことも、システムも、組み立ても、定規コンパスも、指導案も、企画も、ほぼ同じであり、仕事や実践を通してそれを身につけた人が、高段者なのだと思います。
 吉永先生の文はいつも知的で楽しみです。

【発信者のダイアリー(2007/11/24)】
企画の醍醐味

人を得て事を成す。
自分よりすぐれた力量をもつ人を使って良い仕事をする。
企画の醍醐味というのは、そういうものではないか。
九州ライセンスセミナーに参加した。
用と美を弁えた人はそう多くない。
アンケートの末尾に事務局へのお礼を書いても、企画に対しての評価を書く人は皆無ではないか。
私はアンケートを読んでいない。
多分、講師への賛辞がびっしり書かれていたと思う。
私も講座のテーマについてはよく考える。
今回はセミナーの企画そのものが気になった。
脚本家・橋本忍が仕事に開眼するきっかけとなったのは、設計技師の言葉だった。
「物の大小とか、複雑とか単純とか関係ない。空を飛ぶ飛行機であれ、戦艦大和であれ、また顕微鏡の必要な百分の一ミリ単位の小物であれ、なんだって、線を引くのはみんな同じ・・・・定規とコンパスさえあればね。」
 橋本は思わずはっとする。
 「シナリオが映画の設計書なら・・・・定規とコンパスがいる!」
 橋本は映画「七人の侍」の脚本を書き上げたとき、「やっと自分なりの定規とコンパスを掴んだな」と手ごたえを感じる。
『複眼の映像』を読むと、脚本制作の過程での黒澤明と橋本忍の息が詰まるような格闘ぶりが、スピード感あふれる筆致で描かれている。
 C表、B表の授業づくりとなると「定規とコンパス」が必要になる。それなくしては授業の設計はできない。
 今日のセミナーの企画は、まさに「定規とコンパス」を取り上げたものだった。
「定規とコンパス」の使い方及び設計ミスの要因と修正のポイント。
この点について、3人の講師に指導してもらう。
事務局の意図はここにあったとみた。
だから講師の河田孝文氏、椿原正和氏、伴一孝氏にきつい注文もする。
自分ができないのに考えつくだけの高いハードルを設定する。
これはなかなか勇気のいることだ。
具体的な注文はこれだった。
①    サイトの組み立て方 
②    実践研究の枠組みの捉え方 
③    指導案審査をクリアするための要点
④修正示範授業

三人の講師は、自分の定規とコンパスを使い、企画者の注文に見事に応えた。
授業設計のプロセスを「見える化」することで、授業の魅力を参加者の脳幹に沁み込ませた。
参加者はコンパスと定規を手に入れた。
後はその使い方を習熟すればよい。
かくして、よい実践が創りだされていく。
事務局のねらいはここにあった(と思う)。


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