TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/10/16 現在)

21653
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 7177030 更新:2012年12月02日

歌い出しの指導〜ふじ山


「ふじ山」のメロディー、歌詞を覚えた。もっと響きのある歌声にしたい!という時の指導である。

1.歌う姿勢を作る。

指示1 全員起立。ぐーんと背のびしましょう。

立つのが早かった子や、こちらをきちんと向いて立っている子をほめる。

指示2 足の裏で、床をしっかりとつかみましょう。 

この指示で、重心が前にかかってよい姿勢になる。特によい姿勢の子を「○○さん、いい立ち方だね。地球をつかんでいるみたいです。」などとほめる。 ここまで、テンポ良く明るく進めるようにする。

指示3  「ふじ山」、一段目だけ歌います。さんはい。

元気に歌っている子がほとんどであるが、1,2人、下を向いて歌っている子もいる。そこで、歌う時の視線を意識させる。

指示4  (子どもにてのひらを向けて)ここがふじ山のてっぺんです。しっかり見てごらんなさい

このときのてのひらは、教師の目の高さにする。

 「○○君、いい顔だね。目が生き生きしています。」とほめる。

2.出だしの発声に気をつけさせる。

指示5  ふじ山のてっぺんに向かって声を出します。♪あー… どうぞ

全員で「あ」だけ歌わせる。この時点では、まだ声の響きはばらばらである。

指示6  目からも声を出しましょう。

目を大きく見開いて、指差しながら指示する。少し響きが明るくなる。

指示7  口の中にできたてのお団子を入れて…♪あー。

この指示で、 ぱっと明るい表情になる子がいる。逃さずに褒める。

指示8 (てのひらを子どものほうに向けて、)ふじ山のてっぺんに、声を届けましょう。

全員に、「あたまを」の「あ」だけ出させる。

「まだまだふじ山まで届きません。30点。」

「とっても元気がいいですねえ!でも怒鳴り声が聞こえちゃったなあー…25点。」

「あ、ふじ山のてっぺんから外れちゃった。惜しいなあ、70点。」

 などと、コメントを入れながら評定をする。

 次に、てのひらを頭の上まで上げて指示する。

指示9 今度は、ここがふじ山のてっぺんになります。♪あー どうぞ。 

♪あーーー

 教師の立ち位置を変える。今までいたところより、3歩ぐらい後ろに下がる。

指示10 ふじ山が少し遠くなりました。 ♪あーーー  どうぞ。

指示11 ふじ山に届くように、たくさん息を吸うんですよ。

指示12  ふじ山のてっぺんまで、ぴーんと糸をはりなさい。

テンポ良く指示を出し、声を出させる。

 「まだまだ糸がたるんでいます。65点。」

 「こちら側から、ぴーんとした声が聞こえましたね。3号車さん88点。

 「あっ、後ろの方からもいい声が聞こえてきたなあ。89点。」

 評定、コメントも、あまり間をおかずにする。

指示1:

指示14  すばらしい!アンコール!!

♪あーーー

指示15 ♪あーたまーをくもーの うーえにだーしー…どうぞ。

子どもたちは、のびのびとしたいい声になっている。そこですかさずほめる。

  「いいねえ。CDより上手だよ。」

3.通し歌いをする。

指示16 最後まで歌います。

「はじめ3秒、あと5秒(「向山型で音楽授業―コマとパーツでこうつくる―」飯田清美・著 より)」を意識させる。

発問1 一人で歌ってみたい子、いますか。

手を挙げた子を褒めちぎる。
歌声が小さくても、自分から進んで歌った、ということ自体が素晴らしい。
「○○ちゃんと一緒なら歌える」ならば、それもいい。楽しく歌えることが何より大切だ。
このような場を作ることで子どもの意外なよさが発見できる、評価もできる、と一石二鳥である。

参考文献 「実践に即した歌唱指導の手引き」 鎌田典三郎 著        

「向山型で音楽授業―コマとパーツでこう作る」飯田清美 著


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド