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TOSSランドNo: 5585383 更新:2013年03月21日

「モチモチの木(光村3年下)」を分析批評で教える(第1~3時)


第1時 漢字、音読

長文の物語である。まずは、スラスラ読めるようにしたい。
この時間は、音読のみに時間を当てた。
「追い読み(教師の後について読ませる)」を1ページしたあと、起立してそのページをもう一度読ませた。
最後まで読めば、子ども達は2回読んだことになる。

音読は、大切である。しかし、何時間も音読だけに割くわけにはいかない。
子ども達には、「この単元が終わるまでに、10回は読もうね」と話しておいた。

第2時 漢字、音読、登場人物の検討

(1)音読

この時間の音読は、「1文交代読み」(教師と子ども)を行った。
時間は、かなり短縮することができた。

(2)登場人物の検討

発問1:

この物語の登場人物は、誰ですか。
ノートに書きなさい。

3分後に、子ども達にかいたものを発表させる。
【堀田学級で出てきた意見】
①豆太
②じさま
③医者様
④モチモチの木

発問2:

「モチモチの木」は、登場人物ですか。
ノートに意見を書きなさい。

子ども達の意見は、「登場人物である・・・3名」「登場人物ではない・・・21名」に分かれた。
それぞれ理由を書かせて、検討した。

<登場人物である派>
①「お化けえ」って話をしたり、かみをバサバサとふるったりして、動きもあるから。
②豆太には、動いているように見えているから。
<登場人物ではない派>
①モチモチの木は、動いたり、話したりしないから。
②豆太には動いているように見えるけど、本当に動いているわけではないから。
③木が話したり動いたりするのは、豆太の心の中を表現しただけで、本当はジッとしているだけだから。

このような検討をするためには、1年をかけて「登場人物とは、①会話をしたり、②動きがあったりする人や物のこと」であることを繰り返し教えておく必要がある。
最終的に、登場人物は、「①豆太」「②じさま」「③医者様」の3人となった。

第3時 漢字、音読、1の場面の検討

(1)音読

この時間は、「1文交代読み(男女交代読み)」をさせた。
全文通読後、本日学習する「1の場面」を追い読みさせた。

発問3:

じさまは、豆太のことをどう思っているのですか。

5分間ノートに書かせた後、発表させた。
【堀田学級で出た意見】
①臆病である。
②一人でせっちんぐらいに行けたっていい。
③どうしてこんなに臆病なのか。
④かわいそうで、かわいかった。

発問4:

じさまは、本当に「かわいそうで、かわいかった」と思っているのですか。

子ども達は、この発問をすると、すぐに気がついたようだった。
一斉に、「思っていない」と言い出したのである。

指示1:

「かわいそうで、かわいかった」と思っているかどうか分からないという証拠を、文章の中から探しなさい。

子ども達は、すぐに見つけた。
「かわいそうで、かわいかったからだろう。」の「だろう。」である。「だろう」なので、予想でしかないのである。

発問5:

では、「かわいそうで、かわいかった」と思っているのは、誰ですか。
ノートに書いて、持っていらっしゃい。

「豆太」「医者様」「分からない」などの意見が出たが、「残念!」と笑顔で突き返した。
しばらくすると、「作者」という意見が出てきた。この意見には、「おしい。95点」と言って返した。
ここで、勘の鋭い子は、「分かったー!」と言っていた。
そして、次々と正解の子が生まれた。

説明1:

これは、「話者」です。
物語をすすめている「話者」が、そのように思っているのですね。


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