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TOSSランドNo: 1119078 更新:2013年02月14日

赤ねこ漢字スキルのユースウェア


【大原則】

赤ねこ漢字スキルは、5日間で一回分(練習見開き2ページとテスト)を行います。
1日5分、国語の授業の最初に練習をします。

【1日目】 右ページ右半分の練習をする

1.一人ひとり、画数を口でいいながら指書きを行う。

曲がるところ、はねるところなどは「サン」でなく、「サーン」「サァーン」など、
長さに変化をつえて言うようにする。
最初はしっかりと机の上に書かせ、次にいわゆる「空書き」(空中にかく)
というステップを踏む。

■空書きのバリエーションとしては
・クラスを半分に分けて、向かい合って。
・先生のおなかに
・友達の手のひらに
など、「変化のある繰り返し」でたくさん練習させる。

2.見ないで書けるようになったら、鉛筆をもってなぞり書き

なぞり書きのときにも、声を出して書かせることは効果的である。
 また、この作業では特に、「しっかりと灰色の線の通りになぞる」
 ことを意識させたい。
 「1mmもはみ出さないように」という指示を与え、1文字書けたら
 持ってこさせ、○をつけて個別評定を行う、などの指導が大切になる。

【2日目】右ページの左半分を練習する

1.1日目と同じ要領で、5分間で行う。

【3日目】左ページを練習する。(10~15分間)

10分なら10分をルール化するのがユースウェア。
 時間が来たら、途中でも止めさせることが重要です。

1.「これと同じテストをやります。」と伝える。

2.漢字の読み仮名を10か所、順番に書き込む。

下の「漢字の読み方」を見ながらやってよい

3.1番の漢字から、「ゆび書き」を1回行う。

できたら、「なぞり書き」に進む。

4.なぞり書きが終わったら、3段目、4段目の   「うつし書き」に進む。

左ページの大事なユースウェアは、「横に進む」ということ。
 縦にやっていくと、速い子が終わったときに、遅い子はまだ練習して
 いない漢字がある、という状態になる。
 横に進めば、2段目と3段目という風に、進度に差が付いたときにも、
 遅い子でも一回は全ての漢字を練習をしていることになる。
 速い子と遅い子の差を作らないようにするのが、このページの
 ポイントになる。
 一段書くごとに、差を調整していっても構わない。

5.時間が来たところで、「明日、これと同じところをテストやりますから、自信がなかったら家で練習していらっしゃい。」 と告げる。

【4日目】テスト

1.テストを切り取る

「待って」という子が出てくる。
向山型の特徴は「待たない」ということに象徴されているが、この場合、必死になって準備しているのだから、例外的に待ってやってかまわない。

2.名前を書く

ていねいに書くように指示する。

テストの時間は2~3分。
時間が来たら告げてやるが、隣同士終わってしまったところは「やめ」の合図を待たずに答え合わせに入って構わない。

3.隣と交換する。

○つけは先生が行うのがよい、と思っている人がいる。
しかし、「正しい見方」を学ばせるのがここでの目的であるから、絶対的に、子ども同士でつけさせたほうがよいのである。

4.練習したページを見て、お互いに○をつけていく。

○つけのユースウェア。次の指示を必ず添える。
「これは練習ですが、『まあ、いいか』と甘く○をつけてあげると間違ったまま覚えてしまう。それで中学校、高校へ行って困ることもあります。そうならないように、お友達のためを思って、厳しくつけてあげなさい。

5.ここで、採点基準によって隣同士、意見が食い違い騒がしくなる。そこで一回止めさせる。

「採点をしていて、お隣同士、意見が違うことがありますね。
そういうときは、どうしても変だな、と思ったら、ふたり揃って、先生のところにいらっしゃい。」と言えば安心できる。
ルールを示すことがユースウェアである。

6.質問にきた子に採点基準を示す。

「手へんは、はねます。」
「画数が変わってしまうから×です。」
簡単なことは、みんなの前で言って構わない。
こうすることによって、子どもは自分で判断することができるようになる。

7.点数を付けて、返してあげる。

「シールがはがしづらい」という声がある。当然である。
何のためのシールかと言えば、この「貼る」という時間を利用して、間違えた子が練習する時間を確保しているのである。
簡単にはがせてしまっては、その時間を作り出すことができない。
「時間調整」は、向山型の重要なユースウェアなのである。

 採点の終わる時間は、当然、1人1人違ってくる。
 ここにも「空白禁止の原則」が適用されることになる。
 「間違っていたところ、書けなかったところは、裏に練習していなさい。」という指示だ。
 同じように、「満点を取った子でも、『合っていたけど、ちょっと自信ないな』という字があるでしょ。
 それを練習していなさい。」と添えれば、全員に作業指示を出すことになる。

8.点数をみんなの前で順番に言わせる。

これも、向山型のユースウェアである。
子どもが伸びていくことを信頼するからこそできることである。
ただし、言いたくない子には、持ってこさせてもよい。そのときには、
「100点取った人でも、言いたくない人もいますよね。そういう人は、先生のところに持ってきて、点数を見せてください。」 
と言う。
「100点の人でも」というところがミソである。
これを添えないと、『ああ、あいつは点数が悪いから言えないんだ』と、周りが思う。
子どもへの愛おしさが表出した指導法である。

皆の前で点数を言わせることによって、次回から全体の得点が急上昇する。
「100点」「100点」「100点」……と発表の声が続けば、教室全体に緊張感が生じ、
『次は自分も100点取らないと!』という励みになるのである。

9.評価をする。

向山型の評価は、高い点数を取るのも立派、点数が低くても、前回から伸びていれば立派、という観点で行う。
従って、声掛けは、
1.昨日と比べて、変化のない人?
2.10点伸びた人?
3.20点? 30点? スゴイ!上昇率トップ!! 
のようになる。

10.点数を言わせている間に、間違えた漢字をテスト用紙の裏側に練習させておく。

時間にして1分~2分になる。

これも勿論、「空白禁止」「全員参加」の原則に則っている。
 「100点の子も、ちょっと自信のないものをやっておきなさい。」と言えれば完璧である。

【5日目】2回目のテスト

1.前日、間違えたところだけを再テストする。

「念のため」と言って、2回目も10問全部書かせる教師がいる。
間違えたところだけ再テストするから、子どもは頑張るのである。
合っていたにもかかわらず、再度やらせるような事をすれば、いっぺんに子どもは漢字が嫌いになってしまう。
「間違えたところだけ」、これが向山型のユースウェアである。
  

2.1分経ったら全員に止めさせる。 勿論、それ以前に2人揃って終わってしまったら、採点に入って構わない。

3.お互いに点数を入れて返す。

返されたら、シールを貼って、最終的な点数を報告する。


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