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TOSSランドNo: 9311375 更新:2013年01月08日

鑑賞「おどるこねこ」


2007年度TOSS全国一斉セミナーin石川 音楽会場で吉田谷が行った模擬授業を元に構成した。セミナーでは10分の講座として行ったが,実際に1年生の授業として行う場合は3回程度に分けて行うとよいだろう。

発問1:

この曲には、ある動物の鳴き声が出てきます。何でしょう。

曲をかける。(20秒まで)

発問2:

何の動物でしたか?

「ねこです。」とほとんどの子が答える。

説明1:

「この曲の名前は,『おどるこねこ』といいます。アンダソンという人が作曲しました。」(板書)

指示1:

ねこの鳴き声が聞こえたらねこのポーズをしましょう。

ねこの鳴き声の部分の曲をかけ,鳴き声を確認する。ポーズはまねき猫のポーズとした。
曲をかける。(45秒あたりまで)

「上手!とってもかわいい。」

とほめ,すかさず次の発問をする。

発問3:

鳴き声が何回ありましたか。

「え~?分からないよー。」の声が上がる。

「もう1回聞きたい?」と尋ねると多くの子がうなずく。

「しかたないなあ,もう一回だけよ。」ともったいつけてもう一度曲をかける。(45秒あたりまで)

「○回の人?」と鳴き声の回数を挙手させ,ねこの鳴き声が8回だったことを確認する。

発問4:

ねこの声の楽器は何ですか?

バイオリンであることを確認する。

指示2:

バイオリンを弾くのを見たことがありますか。ねこの声のときにバイオリンを弾くまねをしてみましょう。

筆箱をバイオリン,鉛筆を弓に見立ててバイオリンの弾きまねをさせる。「弓」の名称と,左手にバイオリンを持ち右手に持った弓で弦をこすって音を出すという奏法に簡単にふれる。

曲をかける。(45秒まで)

指示3:

みんなバイオリンが上手ですね。今度は、立ってバイオリンを弾きましょう。そして、新しいふしが出てきたな、と思ったら座りましょう。

曲をかける。1分17秒あたりでふしが変わると多くの子が座り始める。

「みんないい耳をしているねえ。」

とほめる。

発問5:

ピュッという音がしたの,聞こえましたか。

聞いていない子も多い。「もう一回聞かせて」の声が上がる。

「もう,1回だけなんだからね。」ともったいぶって曲をかける。1分17秒あたりから,ピュッの音を1,2回聞かせる。

発問6:

ねこが何をしている音だと思いますか?

ジャンプ,走った,ひっかいたなどいくつかの意見が出るだろう。正解も不正解もないのでどの意見も尊重するが,みんなでやってみるのに楽しそうな「ジャンプ」を取り上げてみんなでやってみた。子どもの実態に応じて適切な動作を選択するとよい。

指示4:

ピュッの音でジャンプしましょう。

ピュッの音は不規則に入るので,合わせてジャンプするのは結構難しい。常に身構えて音に敏感に反応しなければならないので,子ども達は真剣に聞く。

発問7:

今,何回ジャンプした?

大人ならもう一回ジャンプして数えようかと言われたら悲鳴が出そうだが(意外と体力的にもきつい),子どもなら大喜び。もう一回聞こう,となる。1分17秒あたりからもう一度曲をかけ,ピュッの音の回数をジャンプしながら数える。回数を確認した後,次の指示を出してもう1回ジャンプしながら聞く。

指示5:

初めのふしに戻ったら席に戻りましょう。

初めのふしに戻ったらいったん曲をとめ,次の指示を出す。

指示6:

みんなはまたねこになりましょう。実はね,この後とーってもこわい犬が出てきます。犬が出てきたら先生が犬になってみんなを追いかけちゃうから逃げてね。

初めのふしにもどったところから,鳴き声のところでねこのポーズをしながら聞く。最後の犬の鳴き声で教師が犬のまねをして子ども達を追いかけると,大盛り上がりになる。時には泣き出してしまう子もいるのであまりおおげさにならないよう注意したい。

あまり長引かせず,さっと

「楽しかったね,おしまい!」

と活動をしめくくりたい。もうちょっと聞きたい,遊びたいと思うところで切り上げるのがコツである。

また,音楽鑑賞曲はCDで聞かせることが多いと思うが,MDに録音して編集しておくことをおすすめする。編集機能のついているMDプレイヤーだと,任意のところで曲を分割したりカットしたものを並べ替えたりすることができる。授業で使いやすいようにあらかじめ編集しておくと,スムーズに授業を行える。

《参   考》 飯田清美 著:『続向山型で音楽授業―リズムとテンポのシステムづくり―』(明治図書)


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