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TOSSランドNo: 3130061 更新:2013年01月07日

授業分析で向山型算数を目指す7 授業開きはノートスキルで


新学期が始まった。
向山氏は,述べている。

教師は,新学期の算数授業の第1時間目に何をするか。
そう,ノートの書き方を教えるのだ。
「この1時間だけで完了」というように扱うのだ。
(「向山型算数教え方教室 No4」P6より引用)

向山型算数のキーワードの一つに,ノート指導がある。
うっとりするノートが書けるようになることで,子どもの力は伸びていく。
そして,ノート指導が「この1時間だけで完了」にするために絶対欠かせないもの。
それは,これである。

向山型算数ノートスキル

ノートスキルをはじめて目にしたのは,2年前11月に行われた向山型算数セミナーin名古屋であった。
木村重夫氏が代表をつとめるサークル,「祭りばやし」が提案したものであった。
その年は,初めてノート指導を意識した年であった。
しかし,指示だけでノート指導をする難しさを感じていた。
「これがあれば,一発でノート指導ができる!」と感動したのを憶えている。
次の年の向山型算数教え方教室4月号(No19)では,ノートスキルが特集された。
待ってました,とばかり印刷し,最初の授業で行った。
学年は,3年生であった。
以下のように,指示した。

このプリントで勉強すると,ノートがとてもきれいに書けるようになります。
ノートがきれいに書けるようになると,勉強がぐんぐんできるようになります。
左のページをよく見て,まず日付とページ数を写しなさい。(日付とページ数を板書)
ページ数は,赤鉛筆で囲みなさい。
写せたらもってきなさい。
(授業記録より)

教室は,シーンとなった。
教室には,鉛筆の音だけが響いていた。
ノートスキルの力を,腹の底から実感したときであった。
しかし,今思えば何と荒っぽい指示をしていたのだろう。
趣意説明の後,いきなり突き放しているようなものである。
事実,もってきたものを見ると,説明のふきだし部分をなぞっている子がいた。
指示の悪さを感じるとともに,ノートスキルをさせる際の指示,効果的なユースウエアの必要性を実感したときであった。
そして,本年度。
ノートスキルをする際,どう指示しようかと考えていたとき,算数MLに木村重夫氏のメールが流れた。
件名は「出会いの向山型算数ノートスキル」,内容はノートスキルをする際の指示,そしてユースウエアであった。
飛び上がるほど喜んで,さっそく追試した。
以下が,テープ起ししたものである。

T じゃあ,これから,えー,勉強ができる子ってのはどの子もノートがきれいなんです。
C そうなん!
T これから,誰でもノートがきれいになるお勉強をします。
  鉛筆と下敷き,を出してください。
  他のものは,特に必要ありません。ね。
T プリントを配ります。
T ノートスキルといいます。きれいなノートのお手本が左のページにのっています。
  日付,4月というところがあります。指でおさえてごらん。
T お隣と確認してごらん。
T P2,教科書2ページというところです。5年生の復習問題が6問書いてあります。
T 左ページのお手本をよく見て,右ページにそっくりそのまま写します。
  点点点を丁寧になぞるんです。
T ふきだしマークは説明なので写しません。
C ふきだし?
T あ,ふきだしマークってのがありますね。こういうのです。(板書)
  こういうのをふきだしマークといいます。これは写しません。
T んんっ。2問目までできたら,岩田先生のところにもってきます。
  そのときは,岩田先生のほうに向けて,お願いしますといってもってきます。
  2問目までできたらもってきます。
C やっていいが?
T ページはよくわかるように,赤鉛筆でなぞります。もちろん,ミニ定規も使うんですよ。では,始め。

時間差がかなりできたので,はやくできた子から6名板書させた。
丸つけの際に,丸の書き方も指導した。
後は,根気よくノート指導を続けるのみである。


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