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TOSSランドNo: 1770696 更新:2013年01月06日

打撲・突き指の手当て


指導時間は5分、

2007年9月の発育測定で1~4学年(各学年3クラス)に実施した。

ねらい 

 打撲や突き指をして保健室に来る児童の多くが、すぐに保冷剤や湿布を希望することが気になっていた。ケガをしたらすぐ冷やすという短絡的な思考をあらため、ケガをよく観察し、どんな手当てが必要かを判断できる力を育てたい。 また、便利なものに囲まれて暮らす今の子どもたちには、身近なものを工夫して使う知恵が少し不足しているように思うので、身近なものを工夫して使う知恵を養いたい。

発問1:

クイズです。(模造紙にイラストと問題を書いたものを準備)

問題1。足のすねを階段でぶつけました。かなり痛みます。こんなときどうしますか?

指示:一番先にすることを次の3つから選んでください。  

①湿布を貼る。 

②まずケガをしたところをよく見る。 

③保冷剤で冷やす。

児童の反応:4年生では、すねが分からない児童が1割(3人)ほどいた。

 次のクラスでするときには、すねのところで、すねを手で触ってごらん、と指示した。すると膝を押さえている児童も数名あった。足の下半分。膝の下の固いところ、と実演した。3年生はほとんどの児童がわかっていた。

①はゼロ。②は2割ほど、③は8割。やはりケガをしたらすぐ冷やすという短絡的な思考があることが分かった。 

 説明1 ②が正解。というと少し意外な顔をしている。

 すねをぶつけたことがある人?挙手、確認。

 その時冷やしましたか?挙手、確認。何もしなかった人が多いよね。ケガをしたところの腫れや色の変化、痛みの程度、動かせるかをよく観察し、あまり変化なければ、何もしなくても治ります。まずケガをよく見ることが大切です。

発問2:

問題2。ドッジボールをしていて、ボールを受けそこない右手中指にボールが強く当たりました。少し痛みがあります。こんなときどうしますか?

指示:一番先にすることを次の3つから選んでください。  

①痛みをがまんし、ドッジボールを続ける。 

②突き指した指を強く引っ張って元に戻そうとする。 

③左右の中指を比べてみる。

児童の反応:①は各クラス1~4名ほどのやんちゃな男子たち。②は1割、③は8割。

 説明2 ③が正解。ケガを見るときには、左右を比べることがとても大事です。(というと両手を広げて見る児童が数名いる。)

 特に指は、けがしたところだけ見ると腫れているかわかりにくいです。左右を比べると、腫れや色の変化、動かせるかがとてもよく分かります。

 ケガをしたところにあまり変化がなかったら、①のドッジボールを続ける、というのもよくあることですね。と①を選んだ人をフォローする。

 ただ、②の引っ張るのは、ケガがひどくなるのでやめてください。 ケガが腫れていたり、色がおかしかったり、動かしにくいときは、冷やします。

発問3:

どんな方法で冷やしますか?

児童の反応:保冷剤。水。氷をビニール袋に入れて。冷たい水筒をあてる。机の脚の金属の部分にあてる。冷蔵庫につっこむ。ヒエピタ。湿布。

 「ハンカチやタオルを水にぬらしてあてる。」この回答がなかなかでない。 

 冷やすことで、腫れや痛みを抑えます。冷湿布については、冷やす働きは、全くないので、ケガの手当ての最初は、氷や水で冷やすのがよいです。 

 捻挫や打撲時の冷やし方:20~30分冷やし、その後1時間ほどは冷やさない。痛みや腫れが強ければこのサイクルを繰り返し、医療を受ける。

説明3:ケガをしたときには、左右を比べてケガをよく見てください。変化があれば、手当てをします。

 まず自分でできる手当てをしてから、保健室に来てください。

 ※冷湿布について:冷たい感じはあっても冷却作用はありません。湿布の作用は痛み止めです。《参照 山口県・医療法人頌栄会 松井医院 松井達也医師のホームページ》


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