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TOSSランドNo: 2310158 更新:2013年01月04日

授業で使えるエピソード集4「マンガと私」


エピソード1 (島根・男)

10代前半。『ドカベン』。野球少年だった僕はこのマンガが大好きだった。『アストロ球団』。野球少年だった僕はこのマンガも好きだった。『リングにかけろ』。イヤな奴にこんなパンチが繰り出されたらどんないいだろうと思った。小学校時代は『ジャンプ』『チャンピオン』を毎週買っていた。少し年をとった10代後半。『ゴルゴ13』これを読んでは賢くなった気になっていた。『おいしんぼ』を読んでも賢くなった気になっていた。『ハートカクテル』そんな本も何冊か買って部屋においた。おもしろいとは思わなかったが、へんな格好をつけていた。

エピソード2 (北海道・男)

『いいひと』を読んで、涙が止まらないことがある。人を好きになった時のドキドキする気持ち、切ない気持ち。自分が忘れてしまっていたことや、忘れようとしていたこと。人生のすばらしさや人を思いやること。自分の弱さ・強さを知ることの喜びや悲しみ。いっぱいつまったマンガだ。私は、全部に、感動し涙する。そして、感動し涙することができる自分に驚くときがある。私は、『いいひと』が大好きだ。

エピソード3 (千葉・男)

中学時代は「巨人の星」。アニメでも毎週見ていた。大リーグボールのメカニズムにうなった。少女漫画も好きで里中満智子、庄司陽子が好きだった。「秘密探偵JA」というアクションマンガも愛読していた。このころ、アニメで「ミュンヘンへの道」が放映された。オリンピックに挑む日本男子バレーの話である。

エピソード4 (山口・男)

10代前半で読んだマンガのうち、最も心を打ったものは、やはり『めぞん一刻』。幼稚園の保父さんを目指していた(と思う。確か)男が、下宿先の管理人である若い未亡人と恋に落ちるお話。基本的にはラブコメだが、実はとっても感動的。心温まります。特に10巻以降の展開、特筆もの。これを読んだのは、何と小6の冬。ちょっとませていたらしい。

エピソード5 (広島・女)

マンガを読まない子どもだった。禁止されていたわけではない。作品のどこかに子どもに媚びるような,或いは子どもだからこれ位でいいだろうというような雰囲気をチラッとでも嗅ぐと,とたんに白けてしまうところがあった(あくまで本人の独断と偏見を基準としての話ですが)。ただ「ゲゲゲの鬼太郎」と「妖怪人間ベム,ベラ,ベロ」は性に合ったようで,よくテレビをみていた。「鬼太郎」では,目玉の親父が妖怪に襲われた人間に授けた知恵が印象に残っている。「地面に12(?)角形を書き,更にその中に細かく線を引き,一つ一つのマスをお経の漢字で埋めよ。その枠から出ない限り,霊験あらたかな文字の力がバリアとなって妖怪たちは手出しができないから」という場面だった。妖怪たちのかなしみ,目には見えぬが魂を持つものたちへの畏れと親近感アニミズム.....そんなものに惹かれた。水木しげる氏の筋金入りの研究と考証をバックボーンにした作品が放つ,子どもだましでない本物の香りが好きだった。

エピソード6 (岡山・女)

マンガと私。切り離せない関係である。「クレオパトラ」で古代エジプトにひかれ、「あさきゆめみし」で源氏物語の世界に浸り、「ガラスの仮面」で役者に憧れた。「キャプテン翼」でサッカーを知った。「スケバン刑事」は、かっこよかった!数ある少女マンガに恋心を刺激され、好きな男の子には、ぜひこれを読んでほしいと思っていた。『これ読んで、少しは女の子の気持ちも分かってよね!』という思いで。。社会人になってから読んだ「めぞん一刻」では、”自分の人生の大切な場面で、この言葉を使いたい!” というセリフに出会った。
最終巻の’響子さん(管理人さん)’の言葉だ。内容は秘密。。大切な人に、大切な場面で言おうと密かに狙っているのだから(!)実現するかなあ。。。

エピソード7 (北海道・男)

高校生の時、「俺の空」を読みました。人生を学びました。男の行き方ってこうだよなと心からあこがれました。「エースをねらえ」を読みました。何度も泣きました。スポーツの心を学びました。そして、人生を学びました。桂大悟の言葉は心にしみます。「大した苦しみもないかわりに、大した喜びもなく、大した努力もしないかわりに、大した成果もあげられず、ぬるま湯につかったように、生きて死んでいく人間が多い中で慟哭を味わえる人間は幸せなのだ」(エースをねらえ 第12巻 109ページ)。

エピソード8 (福島・女)

 『星くず』(大谷博子)。大学生のときに読んで心が揺さぶられました。この漫画に出会って人の心の痛みや人生とはいかに生きるべきかを真剣に考えました。ず~っと探し求めていて、文庫版で復活した上・下巻を天にものぼる思いで買い求め一気読み。泣いた泣いたせりふを暗記するほど繰り返し読みました。今、教室の本棚においてあります。絶対お勧めです。
 『由似へ1・2・3』(大谷博子)。「星くず」の続きです。母親の亡き後、娘の成長を描いた作品です。学生時代に読み、「言葉の暴力は、力による暴力よりも傷が深いこともある」「自分は自分でいいのだ」「人は何らかの苦しみを背負って生きながら、なおやさしく生きられるものなのだ」「人に喜ばれる存在になりたい」そんな気持ちを強く持ちました。今、母親になり、死期を悟り、娘の成長に合わせ、誕生日ごとに手紙をしたためる母親の愛情と身を切られるような思いを感じて涙が流れてとまりません。何度読んでも、温かな涙が流れます。
人を愛することは美しいことだと思った漫画です。『野球狂の詩』とにかくドラマチックです。ここに登場する人物が一人一人魅力的です。
何度も何度も読んで憧れました。かっこよくない人たちなんだけど、とびっきりカッコいいんです。

エピソード9 (北海道・男)

「生徒が泣ける授業」。これが、私の理想である。授業で、何度か生徒の涙を見た。私にとって忘れられない授業がある。それは、山本おさむさんの『どんぐりの家』であった。山本さんは言う。私には障害者の問題を世に訴えるという意識はない。 逆に漫画を読んでいる間は、圭子ちゃんが障害をもっていることを忘れて欲しいと思っている。「オギャア」と、この世に生まれてきたひとりの人間としての圭子ちゃんを基本に置きたい。このことを前提にしないと、障害者問題も空回りしてしまうような気がする。第1巻の冒頭「誕生の日」を生徒とともに読んだ。感激屋の清花が泣いた。いつも冷静な里沙も泣いた。学級一のやんちゃ坊主・亮一も泣いた。そして、私も泣いた。教師が何もしなくても、感動のあまり泣ける授業。私にとって、初めての経験であった。

エピソード10 (北海道・男)

大学時代、そば屋でバイトをしていた。繁華街にあるそば屋であった。夕方5時から10時までの5時間。ほとんど客は来なかった。暇な時間は、マンガを読んで過ごした。当時ははまっていたのは、横山輝一の『三国志』であった。1日1巻のぺースで読んだ。60巻すべてを読んだ日、充実感で一杯だった。それから数日後、経営不振を理由にバイト学生は全員がクビとなった。古本屋で『三国志』を見るたびに、当時のことを思い出す。

エピソード11 (埼玉・女)

「火の鳥」「シュマリ」その年の夏、何度目かの「一生で一度の恋」の行方に一喜一憂し、悲嘆にくれていた。それを見かねた友人が、「これ読んでみてね」と、どーんと大量にもってきてくれたのが手塚治虫の「火の鳥」「シュマリ」だった。朝日ソノラマ版の雑誌形式だった。読み出してみると、古代からはじまり未来都市につながる壮大なオムニバスにすっかり引き込まれてしまった。スケールの大きいこと!
人間の存在、とか人間の一生なんて地球や宇宙の歴史のなかではほんのひとかけらにすぎないもの。だから、私の悩みなんてほんとに小さい、小さい。読み終わるころには、すっかりたくましく気丈になった、オンナがそこにいた。

エピソード12 (長野・男)

僕には、忘れられないマンガある。本宮ひろ志の「硬派 銀次郎」である。主人公の名前は山崎銀次郎。当時、僕と同じ中学生だった。身長も僕と同じ160センチ。両親とは死に別れ、新聞配だつをして一人で生活をしていた。小さな体なのに、ケンカは誰よりも強い。自分の3倍もあるような大きな相手を投げ飛ばす。曲がったことが嫌いで相手が大人だろうと、筋を通す。勉強はまるでできないのに、誰からも好かれている。そんな銀次郎に僕は憧れた。自分にはないモノをすべて銀次郎は持っていた。男としての強さ、まっすぐな生き方
人を引き付ける魅力、マンガの中で、僕がなりたい自分を銀次郎が演じていた。こんな風になれたらいいな。こんな風に生きてみたい。こんな風に強くなりたいと思いながらマンガを何度も何度も何度も読んだ。今思うと、マンガの中で、僕も生きていたのだと思うことがある。僕が生きられなかったもう一つの人生をマンガの世界で生きていたような気がする。今も「硬派 銀次郎」は、僕の部屋の本棚に並んでいる。ページをめくるともう一人の自分に出会うことができるような気がする。時のたつのを忘れて、また、読んでいる自分がそこにいる・・・。

エピソード13 (北海道・男)

小学生の頃は「週刊少年ジャンプ」に夢中だった。月曜日、200円を持って、セブンイレブンに行くのが楽しみでならなかった。「キャプテン翼」「キン肉マン」「北斗の拳」敗れても、仲間と力を合わせ、最後には勝利をつかむ。夢を実現させる。そんな単純なストーリーが好きだった。「夢」や「努力」という言葉に憧れた。大人になって、それは週刊誌の一つの戦略なのだ、と知った。子どもたちの好きな言葉をアンケートで選び、それをもとに漫画を描いたのだと。でも、それでかまわないと思った。自分は「夢」や「努力」に憧れてよかったと思った。
何歳になっても、「夢」や「努力」に憧れる人間でいたい。


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