理恵さんは、『みんな1人では生きていけない』と書いています。
中学2年生であれば、この言葉が持つ意味は十分に理解していることでしょう。
先週、『金八語録2』という本を読みました。TVドラマ「金八先生」のセリフを集めた本です。その中に、『テストでどんないい点数をとっても、ほめてくれる人がいないのなら、そんなのクソくらえ!』という言葉がありました。ほめてくれる人、認めてくれる人の存在を忘れてはならないのですね。
教室の前に立って話すのが、私の仕事でもあります。
そんな時、私の目をじっと見つめて話を聞いてくれる生徒がいます。実に、尊い生徒だと思います。そうした輝くような目を見ていると、「私自身、もっと価値ある教師にならなければ…」という気持ちになります。
私が最初にお世話になった校長先生は「生徒の真剣な眼差しが教師を育てる」と、よくおっしゃっていました。その意味が、最近、よく分かるようになりました。そうした輝くような目を持っているのが、美里さん、五月さん、咲さんです。1つのことに集中して取り組む力を持っている生徒は、その力を学校生活の全般に生かしていくことができます。
3人のうち、美里さんと咲さんの感想を紹介します。
内容もしっかりと書かれています。私が授業で伝えたかったことを、しっかりと受け止めてくれたことが感想から分かります。更に見てほしいのが、2人の字です。実に丁寧に書いてくれています。こうしたことが、担任としてとってもうれしく思います。
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